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ミドリフグの寿命は?体長などの生態や餌や繁殖など飼育について紹介

更新日:2024年08月12日

愛らしい見た目で人気のミドリフグは、どのように飼育すればいいのでしょうか?この記事では、ミドリフグの生態や、飼育の際の注意点など詳しく紹介します。ミドリフグについて知りたい方、ミドリフグの飼育に興味のある方はぜひ参考にしてみて下さい。

ミドリフグの寿命は?体長などの生態や餌や繁殖など飼育について紹介

飼育に適している水温と水質

ミドリフグの適応水温はおよそ22~28℃ですが、水温の変化はミドリフグの体に負担になってしまうため、最適な水温である26℃前後で維持するようにしましょう。

また、水質は弱アルカリ性を好みます。底砂のサンゴ砂などで、水質が弱アルカリ性で保たれるようにしましょう。

繁殖について

ミドリフグの繁殖はプロでも難しいため、一般の飼育環境での繁殖は困難です。

ミドリフグはオスとメスの区別もつきにくく、気性が荒いので、同じ水槽に入れると喧嘩をはじめてしまいます。

かかりやすい病気は?

ミドリフグが好む汽水は比較的病気が発生しにくい環境ですが、飼育環境が悪化するとかかりやすい病気もあります。それが白点病です。

白点病とは、ミドリフグの体やヒレに白点が出てくるのが特徴で、放置すると全身が白点に覆われて死んでしまいます。水質が悪化して、クリプトカリオン繊毛虫という病原虫の大量発生が原因で起こる病気です。

白点病になってしまったら、飼育環境を改善しましょう。症状が酷い場合は浴薬を行います。水質管理を徹底していれば、病気の発生を防ぐことができるので、定期的に水換えをしたり、ろ過装置を使用したりして水質を維持しましょう。

出典:かかりやすい病気は?|ペットディクショナリー
参照:https://pet-dictionary.net/archives/1373

混泳について

沢山の種類の熱帯魚が混泳しているのを見ると、様々な動きを見せてくれてとても癒されます。ミドリフグも熱帯魚なので、同じように混泳させて楽しみたいですよね。

しかし、ミドリフグはその愛くるしい見た目に反して、気性が荒いのが特徴です。そのため他の魚と混泳させると、相手を追い掛けて攻撃し、追いかけられた熱帯魚は体やヒレがボロボロになり弱ってしまいます。

ミドリフグ同士であっても喧嘩をすることがあるので、基本的にミドリフグは混泳に向いていません。

ミドリフグの販売場所と値段は?



ミドリフグの値段は1匹300円程度で、ペットショップかインターネット通販で購入可能です。

ミドリフグには個体差があるため、体が小さすぎず、ヒレなどに傷のない、元気な個体を選ぶようにしましょう。

ミドリフグの寿命や飼い方を知ってから飼育しよう

ミドリフグの飼育には汽水が必要だったり、餌は赤虫を用意したりと、少し注意が必要です。飼育に手間のかかる魚ですが、ぷっくりした姿や、ヒレをパタパタと動かす姿はとても可愛く、癒されます。

寿命も5~10年と長いので、軽い気持ちで飼育をはじめるのではなく、しっかりと準備してから迎え入れましょう。

ミドリフグを飼っていると、お腹をぷくっと膨らませるフグ特有の貴重な姿も日常で見ることができます。寿命の長さや飼い方をしっかり理解して、ミドリフグとの生活を楽しみましょう。

初回公開日:2022年08月05日

記載されている内容は2022年11月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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