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ピンポンパールの飼い方!水槽レイアウトや注意点をくわしく解説

更新日:2024年02月12日

ピンポンパールは、どのように飼育すれば良いのでしょうか。本記事では、ピンポンパールの生態や特徴、種類、飼い方、飼育に必要なアイテムなどを紹介しています。ピンポンパールの飼い方が知りたいという人は、ぜひチェックしてください。

ピンポンパールの飼い方!水槽レイアウトや注意点をくわしく解説

ピンポンパールは少ない匹数で飼育する

ピンポンパールは、ピンポンパール同士を同じ水槽で泳がせる飼い方ができます。ただし、数が多すぎるとぶつかってうろこが傷ついてしまう可能性があるでしょう。そのため、あまり多すぎる匹数では飼育しないようにしてください。

また、大きさに差がありすぎる個体同士を同じ水槽で飼育することもおすすめできません。小さなピンポンパールにとってストレスになる可能性があるため、できるだけ避けましょう。

ピンポンパールの病気

ピンポンパールは体が弱く、病気にもかかりやすいです。病気にかかってしまうと治すことが難しい場合もあるため、予防をすることが大切になります。事前にかかりやすい病気について知っておき、対策をした飼い方を実践しましょう。

転覆病

この病気にかかったピンポンパールは、ひっくり返った格好になってしまいます。これは浮袋の調子を崩し、自分の力で泳ぐことができなくなってしまったことが原因です。

転覆病の予防には、温かな水温を保つ飼い方が有効です。病気にかかった直後であれば、水温を上げることで治ることもあります。

出典:転覆病|日本動物薬品株式会社
参照:http://www.jpd-nd.com/n_jpd/shinryo/gyobyou_other.html

松かさ病(立鱗病)

松かさ病は、うろこが松かさのように逆立ってしまう病気です。ピンポンパールは元々うろこがはっきりしている種類であるため、病気が進行するまで気づけない場合が多くあります。

松かさ病の発症は、エロモナス菌という病原菌に感染することで起こります。菌の増殖を防ぐために、水質の管理はしっかりと行いましょう。開いてしまったうろこを治すことは困難であるため、発症しないように予防をすることが大切です。

出典:松かさ病の原因| PECO(ペコ)
参照:https://peco-japan.com/54050

水泡症(ガマガエル症候群)

水泡症にかかったピンポンパールの体には、水泡が現れます。初期のころは1、2つの水泡ですが、病状が進行するにつれて全身に水泡が広がっていくでしょう。

この病気も、エロモナスという病原菌に感染することで発症します。つまり、水質を悪化させないことが予防に有効です。水質悪化は免疫力の低下にもつながり、病原菌に弱い体になってしまいますから、水質の管理には普段から気を配っておきましょう。

出典:水泡症(ガマガエル症候群)の症状|きんぎょりうむ
参照:https://happy-life.happy-act.net/pingpong-blisters

うろこの充血

ピンポンパールなどのはっきりとしたうろこをもつ種類は、うろこやうろこの間が充血しやすいです。一度充血してしまうと、なかなか赤みが引きません。

うろこの充血の原因ははっきりとは分かっていませんが、水温の低下が原因で引き起こされると考えられています。そのため、水温が下がりすぎないように気をつけて飼育することが大切です。

ピンポンパールは混泳できる?



ピンポンパールは穏やかな気質の金魚であるため、混泳のさせやすい金魚です。しかし、混泳をさせる相手によっては、トラブルが起きてしまうこともあります。

混泳するなら生活のスペースが異なる生き物と

ピンポンパールは他の魚に比べると泳ぎが苦手で体が弱いため、泳ぎの得意な魚との混泳には向いていません。和金やコメットなどの体が細長い金魚は泳ぎが早く、ピンポンパールにぶつかって怪我をさせてしまう可能性があります。

混泳をさせるのであれば、生活スペースの異なる生き物とさせるのが良いでしょう。ヤマトヌマエビ石巻貝などの攻撃をする心配がない生き物がおすすめです。

ピンポンパール同士でも要注意

ピンポンパール同士であれば、複数の個体を同じ水槽で飼育することができます。ただし、完全に安心して飼育できるというわけではありません。繁殖期のオスや気性の荒い個体などは、他の個体を追い回したり怪我をさせてしまったりすることがあるのです。

一緒に飼育できるかどうかは、実際に同じ水槽に入れてみないと分かりません。特に最初のころは、攻撃をしていないかどうかをよく観察し、無理そうであれば別の環境で飼育しましょう。

魅力的なピンポンパールを飼育してみよう

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初回公開日:2022年10月13日

記載されている内容は2022年10月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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