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淡水エイはペットとして飼える?飼う前に知っておきたいことを紹介

更新日:2024年07月30日

淡水エイをペットとして飼育することは可能なのでしょうか。本記事では、ペットにおすすめの淡水エイの種類や、飼育を始める前に知っておきたいこと、必要な飼育用品などを紹介しています。淡水エイの飼育に興味がある人は、ぜひチェックしてください。

淡水エイはペットとして飼える?飼う前に知っておきたいことを紹介
淡水エイをペットとしてお迎えしたら、水合わせを行ってから水槽に移しましょう。そのまま水槽に入れると水質の変化に適応できない可能性が高いため、慎重に水合わせを行うことが大切です。

まず、エイを水ごと大きなケースに入れます。そのケースの中に、少しずつ飼育水を加えていきましょう。30分ほどかけて水の量を倍にしたら、水を半分ほど捨てます。

再び水を加えて倍の量になったら、ケース内と飼育水槽内の水質を確認しましょう。2つの水質に差がなければ、エイを水槽に移して水合わせは完了です。

水質の悪化はエイにとって良くないため、水換えは定期的に行いましょう。頻度は週に1回ほどで、水槽内の水を4分の1ほど換えるようにします。

エサの種類や与え方

エイは生餌を好む傾向にあります。赤虫、金魚、メダカ、ザリガニなどを与えると良いでしょう。ただし、生餌は水質を悪化させる原因になるため、慣れてきたら人工飼料に変えることがおすすめです。栄養をバランス良く摂取することにもつながります。

個体によっては、エサを上手に見つけられず食べられないことがあります。その場合は、菜箸などを使って口の近くまでエサを近づけてあげましょう。毒針が刺さる危険があるため、素手では与えないようにしてください。

混泳できる魚

淡水エイはおとなしく、他の魚に攻撃することはめったにありません。そのため、同じ水槽内で他の魚を飼育することもできます。ただし、エイの口に入ってしまう大きさの魚や、エイのことを攻撃してしまう魚は、混泳させないようにしましょう。

おすすめは、アロワナやパロットファイヤーなどです。これらの魚は大型で、エイと生活圏が異なるため、混泳が上手くいきやすいでしょう。

病気のかかりやすさと対処法

水質が悪くなっていることが原因で、エイの元気がなくなっている場合があります。まずは水質を確認して、悪くなっているようであれば水換えをしましょう。寄生虫に寄生されている可能性もあるため、複数のエイを飼育している場合は隔離し、虫がいないかを確認してください。

また、体の傷を経由して菌が体に入り、病気にかかってしまうことがあります。病気になったら毎日水換えを行い、自然治癒をするまで見守ってあげましょう。自然治癒で治らない場合は、規定量の5分の1ほどの量で薬浴をさせてください。

元気な淡水エイの見分け方



販売されている淡水エイは、輸入状態などが原因で弱ってしまっている場合があります。せっかくペットとして家族の一員になるのですから、元気な個体を選んでお迎えをしましょう。

見分けるポイントは、痩せていないか、エサを毎日食べているか、体盤のふちが反り返っていないか、正常な呼吸ができているかなどです。また、販売が始まってから2週間以上経過していると、元気な個体でしょう。

淡水エイの飼育で必要なもの



ペットの淡水エイを飼育する際には、エイが快適に元気に暮らせるための飼育環境を用意することが求められます。その環境をつくるための飼育用品は、お迎えをする前に揃えておきましょう。

ここからは、ペットの淡水エイの飼育で必要なアイテムを紹介していきます。ぜひ参考にして、準備を進めていってください。
  • 水槽
  • ろ過フィルター
  • ヒーター
  • カルキ抜き
  • 照明
  • 掃除用具

水槽

水槽の大きさは、ペットのエイのサイズによって変えましょう。小さい間は60cmや90cmのもので構いませんが、成長して30cm以上の大きさになれば120cm以上の水槽にしてください。理想では、150cmや180cmほどの水槽で飼育してあげるのが良いでしょう。

ろ過フィルター

淡水エイは水を汚しやすいですから、水質の悪化を防ぐためにろ過フィルターを設置しましょう。水槽の大きさに合っている、ろ過能力が高いものを選択してください。オバーフロータイプや上部フィルターがおすすめです。

エイの種類や数によっては、1つのろ過フィルターではろ過が間に合わなくなる場合があります。その際には、サブフィルターを設置して綺麗な水質を保てるようにしましょう。
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初回公開日:2022年10月13日

記載されている内容は2022年10月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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