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ベタとネオンテトラの混泳条件と注意点|共存できるその他の熱帯魚も紹介

更新日:2024年02月26日

人気の熱帯魚であるベタとネオンテトラの混泳について、条件や注意点をご存じでしょうか。本記事ではベタの混泳に挑戦したい方のために、生態や特徴、必要な条件を紹介しています。これからベタを飼育したい方や混泳に挑戦したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

ベタとネオンテトラの混泳条件と注意点|共存できるその他の熱帯魚も紹介
「熱帯魚のベタとネオンテトラって一緒に飼えるの?」
「ベタを混泳させるときの注意点は?」
「ネオンテトラ以外にベタと混泳できる魚を知りたい!」
優雅な尾ひれが特徴のベタと、ブルーの体に赤いラインが特徴のネオンテトラは、どちらも人気の熱帯魚です。単独飼育だけではなく、一緒の水槽で飼育する「混泳」にチャレンジしてみたい、と考える方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ベタとネオンテトラの生態や混泳のポイント、そしてベタと共存できるその他の魚についても紹介しています。読み終わるころには、混泳について必要な知識が身に付いていることでしょう。

ベタとネオンテトラを飼ってみたい方、混泳にチャレンジしてみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

ベタとはどんな熱帯魚?

水の中を舞うように泳ぐベタは、鮮やかで美しい見た目から人気の高い熱帯魚です。カラーバリエーションが多く、様々な改良品種も生み出されています。

しかし、オスのベタは気性が荒いため、ネオンテトラをはじめとした他の魚と混泳させるにはまず、ベタの生態を知ることが重要です。

ベタの特徴や性格、生態について、くわしく解説していきます。

ベタの特徴

ベタは縄張り意識が強い魚として知られています。特にオスのベタは闘争本能が強く、縄張り争いをする習性があることから、生息地であるタイでは「闘魚」として賭けの対象になっていました。

ベタの特徴でもある大きなヒレはオスだけが持ち、メスは体が小さくヒレも短いという特徴があります。オス同士の戦いでは、ヒレを大きく広げて相手を威嚇する「フレアリング」という行動を見せてくれます。

ベタは品種改良が盛んな魚で、より強い個体を作り出そうとする過程で、現在のような美しい個体が生まれてきました。国内で流通しているベタは観賞目的に品種改良された種類が多く、見た目やカラーバリエーションが豊富で人気の高い熱帯魚です。

ベタの生態

「ベタ・スプレンデンス」という正式名称でも呼ばれるベタは、タイのメコン川流域に生息する淡水魚です。

平均寿命は2~3年ほどで、体長は5~7cm前後が中心です。肉食魚ですが、飼育の際は市販されているベタ用のフードなど、人工飼料で問題ありません。

野生では水田や池のような流れの緩やかな場所に生息し、ラビリンスと呼ばれる器官で空気中の酸素を取り込むことができます。水質悪化や酸欠にも耐えられるほど丈夫なことから、水槽以外に小型の容器で飼育されることもあります。

ネオンテトラはどんな熱帯魚?

ネオンテトラは、熱帯魚の飼育経験がない人でも名前を聞いたことがあるほど、ポピュラーで人気の高い魚です。専門店以外にホームセンターでも販売されているため、見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。

おだやかな性格で混泳向きとされているネオンテトラですが、混泳させるためには、生態や特徴を事前に知っておく必要があります。

まずは、ネオンテトラがどのような魚なのか、チェックしておきましょう。

ネオンテトラの特徴

ネオンテトラは、熱帯魚の入門種と呼ばれるほど、丈夫で飼育しやすい淡水魚です。ブルーの体に赤いラインが輝く姿はとても美しく、熱帯魚らしい華やかさがあります。

1匹あたりは小さいですが、群れで泳がせると大変見応えがあり、アクアリウムの楽しさを実感させてくれるでしょう。特に水草を背景に群れで泳ぐ姿は、熱帯魚を代表する美しさと華やかさです。

性格も温和で飼育しやすいネオンテトラは、他の熱帯魚との混泳にもよく使われています。大きめの魚と混泳させると、より一層まとまって泳ぐ姿が見られます。

ネオンテトラの生態

ネオンテトラは、南米のアマゾン川に生息しているカラシンという種類の仲間です。

寿命は1年半~2年ほどで、体長は4~5cmほどに成長します。水温は20~28℃前後まで対応できるため、ある程度の環境変化には適応してくれます。5年以上長生きしたという事例もあるため、できるだけ長生きさせたい場合には、適した環境や丁寧な飼育が重要です。

エサはなんでもよく食べるため、市販の人工フードで問題ありません。口が小さいため、小粒のものを与えると食いつきやすくなります。

ベタを混泳させるための条件

オスのベタは闘魚として使われていただけあり、縄張り意識が強い魚です。また、気性が荒いため単独飼育されることが多いですが、条件を整えれば、他の魚との混泳は可能です。

ただし、思いつきや勢いだけで混泳させると、ケンカやケガのもとになってしまいます。ケガは病気の原因にもなるため、しっかり手順を踏んで進めることが重要です。

混泳を成功させるために、必要な条件とポイントを紹介します。
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初回公開日:2022年08月03日

記載されている内容は2022年11月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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