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ベタに適した水槽の大きさと飼育方法とは?飼育に必要なものも紹介

更新日:2024年08月01日

ベタという熱帯魚をご存じでしょうか。ペットショップで見たことはあるけど、どのように飼育するかまでは知らない人も多いのではないでしょうか。本記事ではベタの生態から飼育方法までを詳しく紹介しています。綺麗な熱帯魚が好きな人はぜひチェックしてみて下さい。

ベタに適した水槽の大きさと飼育方法とは?飼育に必要なものも紹介
タイベタから品種改良された種類が「ショーベタ」です。

ショー(コンテスト)に出すベタ、という意味を持っており、飼育している個体を展示する「ベタコンテスト」というイベントも、ベタや熱帯魚好きの間で催されています。

体色やヒレの形状・大きさはもちろん、種類によってキラキラとした鱗の光沢が美しいこと、マット系で体色が整っていることも、審査のポイントになるようです。

タイベタとの違いはヒレの大きさにあり、比較するとショーベタの方が1.5倍ほど大きく、きわだって広がっていることが特徴です。

ショーベタの種類の中には「ダブルテール」という、尾ビレの付け根に切れ込みがあり、2枚に分かれているように見える品種も存在します。ベタはオスに比べてメスはやや地味な品種が多い中、ダブルテールはメスの尾ビレも上下に綺麗に分かれていることが多く、ハートのように見えるため可愛らしく人気があります。

また「クラウンテール」「プラガット」と呼ばれる品種も存在し、先ほどご紹介した「ハーフムーン」もショーベタの一種です。

ベタ・インベリス

原種、または原種に近いベタを「ワイルド種」と呼びます。「ベタ・インベリス」はそのワイルド種に所属する品種です。気性が荒いベタの中では比較的温厚な性格なため、海外では「ピースフル・ベタ」とも呼ばれているようです。

ヒレは他の品種と比べると、大きさや広がりはやや控えめですが、本体が長めで全体的にスマートに見えます。

オスの体は黒色をベースにネオンブルーの体色と鱗を持ち、ヒレには差し色のような鮮やかな赤色が入っており、独特の色彩を持つ品種です。「ラウンドテール」と呼ばれる扇のような丸い形の尾ビレも特徴的です。

ベタの飼育におすすめの水槽の大きさ

ベタに適した水槽の大きさと飼育方法とは?飼育に必要なものも紹介
先にも述べましたが、ベタは金魚鉢や小さめのビンでも飼育は可能です。

しかし、容器が小さすぎると必要な水量を保ったり、水質管理が難しくなってしまいます。たくさん泳がせて元気に長生きさせるためには、水槽での飼育がおすすめです。

ベタを飼育する際に適しているとされる大きさの水槽を紹介します。

小型水槽(15~20cm)

ベタを初めて飼う人は、小型水槽で飼育を始めるとよいでしょう。

小型水槽は15~20㎝ほどの大きさで、キューブ状のものならそれほど場所を取らず、コンパクトで自由な配置が可能です。最近では、飼育する際に必要な最低限の設備がセットになっている水槽が数多く販売されています。

ベタを多頭飼いしている人向けに、1つの水槽に複数の飼育スペースを設け、小型水槽を並べたような仕切り付きの「ベタマンション水槽」を制作・販売しているお店もあります。

30cm水槽

横幅が30cmの水槽のことで、幅30cm×奥行18cm×高さ24cmのものが規格水槽として販売されています。

規格水槽の中では小さいサイズでありながら水量を保ちやすく、専用設備の種類も豊富になるので、水質を安定させやすいメリットがあります。

ベタ1匹を飼うには広すぎるかと思われますが、ヒレが大きな種類にはゆったりとしたスペースを確保してあげられます。

また、様々なアイテムを用いた本格的な水槽レイアウトが可能なため、自分好みのアクアリウムが楽しめるでしょう。

ベタの飼育に必要なもの

続いて、ベタの飼育を考えている人向けに、前もって準備しておくことでより快適な環境づくりが可能となるアイテムをいくつか紹介していきます。

水質の管理や、適切な水温を維持するために必要なアイテムですので、快適な環境で迎えてあげられます。

現在ベタを飼っている人は、使用している用品の買い換えをする際に参考にして下さい。
  • 水槽
  • ろ過フィルター
  • ヒーター

水槽

先に述べた通り、飼育に必要な設備がセットになっている水槽が多く販売されています。ベタ飼育初心者の人には特におすすめです。

自分好みのアクアリウムを楽しみたい人は、余裕をもって30cm水槽を選ぶとよいでしょう。

ろ過フィルター

ベタは綺麗な水を好みます。水槽で飼育する場合、ろ過フィルターの設置が可能となります。ベタは強い水流を苦手としますので、水量が弱いものや、調節が可能なタイプを選びましょう。

小型の水槽で飼育されることが多いため、手軽な外掛け式や、スポンジフィルターが用いられることが多いです。ベタ用の、水流があまり発生しないタイプのろ過フィルターも販売されています。
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初回公開日:2022年11月02日

記載されている内容は2022年11月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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