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初心者でも簡単!ハムスターの飼い方|餌/夏/冬/2匹/風呂

更新日:2024年07月23日

ハムスターは小さいけれど、私たち人間に大きな癒しを与えてくれます。初めてペットを飼う人にとっても、お世話が比較的簡単で、飼育に必要なグッズも安価に揃えられるのが魅力です。ハムスターを飼う前に、ハムスターのいろはをしっかり学んでいきましょう。

初心者でも簡単!ハムスターの飼い方|餌/夏/冬/2匹/風呂

よく見かけるハムスターの大きさは?

現在ペットショップで見かけるハムスターには、大きく分けて3種類います。ゴールデンハムスターとドワーフハムスター、そしてチャイニーズハムスターです。

ゴールデンハムスターは、この3種類の中で体格が一番大きく、体長約15~20cm、体重150g前後です。ドワーフハムスターはゴールデンハムスターより小ぶりで、体長約7~13cm、体重約30~40g、チャイニーズハムスターはドワーフハムスターより少しだけスリムで、体長約8~13cm、体重約28~41gになります。

ホワイトパールなどの個性的なハムスターたち

3種類のハムスター(ゴールデン・ドワーフ・チャイニーズ)は、さらに色や模様などによって種類が分かれます。市場に比較的多く出回り、手に入りやすいのがゴールデンハムスターとドワーフハムスターになります。ゴールデンハムスターなら日本独自の模様を持つドミノが珍しい種類で、他にもキンクマやトリコロールといった種類ががあります。

ドワーフハムスターには、ジャンガリアン、キャンベル、ロボロフスキーという3種類が存在し、それぞれ色や模様で区別されています。その中でもジャンガリアンの全身が真っ白なホワイトパールや、キャンベルの目の赤いアルビノなどは珍しい種類となります。

チャイニーズハムスターは、ドワーフハムスターの一種で、唯一尾の長いハムスターであり、実験用に繁殖されたハムスターになります。色も4種類存在しますが、日本ではネズミに似た見た目からか、あまりがなく市場にはほとんど出回っていません。そのため身近なペットショップで購入するのは難しく、少し値段がはります。

初心者が気をつけたいハムスターの飼い方

ペットというと、つい触りたくなりますが、ハムスターは臆病な性格であり、基本的には触られたがらない性格です。ハムスターを飼うことになった場合、いきなり触ろうとは考えず、まずは環境に慣らすことに専念しましょう。

徐々に手から餌を与えるようにすることで、この場所が安全であることと飼い主の臭いをわからせ、手のひらに自分から餌をとりに来るようになったら、そっとすくい上げるように持ってみましょう。いきなり触ろうとすると、ハムスターは恐怖から懐かなくなるだけでなく、噛みつくようになってしまいます。

ハムスターの季節別の飼い方

ハムスターの寿命は大きさや種類によっても違いますが、大抵2~3年と言われます。寿命を少しでも延ばしたいなら、飼い主のお世話が重要になってきます。ハムスターを飼い始めるのに適している季節は春と秋で、反対にお世話にすこし気を配らなければならないのが夏と冬になります。それぞれの季節ごとでのお世話のポイントをみていきましょう。

ハムスターを飼うのに適した温度となる春は、ハムスターを飼い始めるのにも良い季節です。ただし、春先などはまだ肌寒い日があったり、急に暑くなったりするため気温差がハムスターの小さな体には負担となることがあります。

ケージのそばに、温度・湿度計を置いておき、飼育に適した気温や湿度かどうかを確認しましょう。寒い日は床材や綿などを多めに入れて、ハムスターが自分で心地よい寝床を作れるようにしましょう。

野生のハムスターは砂漠などで生活しているため、冬よりは夏の方が得意であり、およそ20~28℃が適温とされています。しかし、最近は地球温暖化などの影響もあり、40℃近い気温になる日もあります。そのような日は、水滴防止のためタオルにくるんだ保冷剤や冷感触感のグッズを用いて、少しでも気温や体感温度を下げてやるように工夫しましょう。

また6月頃の梅雨シーズンは、湿度にも気をつけなくてはなりません。ケージで飼う場合は、比較的風もとおりやすいので安心ですが、水槽や衣装ケースで飼う場合は、湿気がこもってしまう場合もあり、食べ物の残りかすにカビが生えてしまうこともあるため、清潔に保つよう心がけてください。

秋も春に次いでハムスターにとって過ごしやすい季節であるため、新たにハムスターを飼うことを考えているなら、秋もとなります。過ごしやすい季節なら、新しい環境にも適応しやすくなるでしょう。まだ小さなハムスターがケガなどをしないように、床材は大目に入れてフカフカにしてあげましょう。

冬の寒い気温は、ハムスターにとって最も厳しい季節です。野生のハムスターの中には冬眠をするものもいますが、人間と共に暮らすハムスターは、冬眠してしまうことが命取りになってしまいます。

ハムスターのヒーター、もしくは室内全体をエアコンでの温度調整によって、ハムスターの生活環境温度を10~5℃以下にならないように管理してください。床材も他の季節より多めに入れてやり、綿も準備してあげると、ハムスターが自分で巣箱に暖かな寝床を作ります。

寒い冬でも、温度管理をきちんとおこない乗り切ることができれば、ハムスターはまた温かい春を元気に迎えられるようになります。

一人暮らしの人がハムスターを飼うには?

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初回公開日:2017年10月30日

記載されている内容は2017年10月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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