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ハムスターの寿命は短い?長生きさせる対処方法と飼うときの注意点

更新日:2024年07月26日

小さな命のハムスター。その寿命は短いです。なぜ短いのか。そしてどうしたら短い寿命を少しでも伸ばし、長生きしてもらうことができるのか。今回はハムスターの寿命が短い理由や、その短い命を少しでも伸ばし長生きしてもらうための対処法や飼育方法などをご紹介します。

ハムスターの寿命は短い?長生きさせる対処方法と飼うときの注意点
ロボロフスキーハムスターとは、ハムスターの中でも知らない方もいるのではないでしょうか。

ロボロフスキーハムスターはハムスターの中では最も小さい種類のハムスターです。

このハムスターにはどんな特徴があるのでしょうか。小さいゆえの性格が何かあるのか、寿命は短いのか、気になります。ではご紹介していきましょう。
ロボロフスキーハムスター
体長オス:7㎝/メス:6〜6.5㎝
体重オス:15〜40g/メス:15〜40g
毛の色ノーマル/ホワイトフェイス/イザベラ
特徴性格は臆病な子が多い。動きが素早いため手のりには向かない。小さくて可愛い見た目と性格を考えると観賞用のペットとして知られている。小さいが運動量が多いので飼育環境は他のハムスターと同じように広さを確保するべき。
平均寿命約2年

ブルーサファイアハムスター

ブルーサファイアハムスターもあまり知名度がないかもしれません。このブルーサファイアハムスターはジャンガリアンハムスターに似ていますが、改良品種です。

改良品種なので、個体によって色が少しずつ違っています。ジャンガリアンハムスターの濃淡色を薄めたようなぼやかしたような色をしています。

では、具体的に見ていきましょう。
ブルーサファイアハムスター
体長オス:7〜12㎝/メス:6〜11㎝
体重オス:35〜45g/メス:30〜40g
毛の色濃淡色を曇らせたような色
特徴ジャンガリアンハムスターと同じで足と尾が毛で覆われている。ジャンガリアンハムスターと違って夏毛から冬毛に生え変わる時、白っぽくならない場合もある。人懐こく温和でおっとりした性格の子が多い。繁殖は通年。1〜9匹を産む。
平均寿命2〜2年半

ドワーフハムスター

ドワーフハムスターとは小さい、小型のハムスターの総称の呼び方です。ちなみに、「ドワーフ」とは英語で「小人」、ドワーフハムスターは「小さなハムスター」という意味です。

「小さなハムスター」ということは寿命は短いのでしょうか。どんな特徴があるのでしょうか。

ドワーフハムスターの種類は、ジャンガリアンハムスター、キャンベルハムスター、ロボロフスキーハムスター、チャイニーズハムスターの4種類です。
ドワーフハムスター
体長オス:7〜12㎝/メス:6〜11㎝(ロボロフスキー:約4.5〜5㎝)
体重オス:35〜45g/メス:30〜40g/(ロボロフスキー:約20〜25g)
毛の色ジャンガリアン:ノーマル、パールホワイト、ブルーサファイア、プディング/キャンベル:ノーマル、ブラック、ホワイト、イエロー、グレー、ブルーフォーン、セルフブルー、アルビノ/ロボロフスキー:ノーマル/チャイニーズ:ノーマル、シルバー、ホワイト、ブラウン
特徴ジャンガリアン:喜怒哀楽が激しい。個体差があり、人懐こい子、警戒心の強い子がいる。/キャンベル:ジャンガリアンより少し大きい。性格は気難しい部分がある。慣れていないと噛むこともある。活発。/ロボロフスキー:最小のハムスター。性格は臆病。運動量が多く活発。/チャイニーズ:見た目がネズミに似ている。体が細身で長い尾が特徴的。性格は大人しく人懐こい。運動神経が良く、素早い動きをし活発。
平均寿命2〜3年

クロハラハムスター

日本のペットショップで見かけないのが、このクロハラハムスターです。名前の通りお腹が黒色をしていて、凶暴な性格のためペットとしては向かないハムスターです。

大きさはモルモットと同じくらいです。見た目はとっても可愛い、このクロハラハムスター。では、どんな特徴があるのでしょうか。大きくても寿命は短いのでしょうか。

ご紹介していきます。
クロハラハムスター
体長20〜34㎝
体重250〜600g
毛の色背中は明るい茶色、腹部は黒色、脇が白。
特徴後ろ足だけで立つことができる。前足で物を掴める。腹部が黒い。気性が荒く野性味溢れるハムスター。力も強く、噛まれたら流血する。尾が少し長い(約4〜6㎝)。
平均寿命8年前後(洋書などでは1年半〜2年)

ハムスターが短命な理由

これまで見てきて、ハムスターには種類がありましたが、その平均寿命が短いということは、おわかり頂けたと思います。

寿命が短い理由は、高い繁殖能力があり子孫を残すことができるから、また人間の30倍の早さで歳をとっているからです。

小さくても、愛らしい姿から癒しを与えてもらっているのではないでしょうか。

みなさんにとってハムスターは、小さくても大事な家族ではないでしょうか。出来るだけ短い寿命を伸ばし、元気に長く生きて欲しいと思います。

ハムスターが短命な理由

  • 高い繁殖能力ゆえにたくさんの子孫を残せるから
  • 人間の30倍の早さで歳をとっているから
  • ストレスや病気を隠そうとする習性から、弱っていることの発見が遅れる

ハムスターの生態

ハムスターは夜行性で昼は巣の中で休み、雑食性の生き物です。夕方から夜にかけて活動するので、ペットとして飼う場合、触れ合いの時間を楽しめます。野生では乾燥地帯や半乾燥地帯で生息しています。穴を掘るのが得意です。

特徴的なのは、肩の方まで広がる大きな頬袋です。上の写真のように頬袋をパンパンにさせている姿がとても可愛いです。このようにパンパンに詰め込むのには理由があります。食料を自分の巣に持って帰るためです。

尾はチャイニーズハムスター以外は短いです。ハムスターは基本的には鳴きませんが、まれに鳴くことがあります。「ギッギッ」と鳴きます。

これは、ストレスサインです。ストレスの無い環境での飼育を心がけましょう。

怪我をしやすい

ハムスターはとても小さい生き物です。小さいがゆえに怪我をしやすいと言われています。

怪我をする原因として、ケージの隙間や回し車に足を引っかけてしまう、また部屋を散歩させる時に、気づかずに踏んでしまう、ドアに挟んでしまう、ハムスターがコードをかじってしまう、高いところから落ちてしまう、などがあげられます。

基本的にハムスターは縄張り意識が強く、ひとつのケージで多頭飼いをすると、喧嘩をしてしまうことがあります。そしてそれは命に関わるレベルの喧嘩になる場合もあります。

病気がわかりにくい

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初回公開日:2019年08月28日

記載されている内容は2019年08月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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