ハムスターの妊娠の見分け方とは？見た目の変化や飼い主が注意するポイントを解説

流産などの危険性からもハムスターの妊娠中はかなり飼い主が注意すべき点が多いです。

そんな注意すべき点について、いくつか紹介していきます。

過保護になりすぎて逆にストレスを与えてしまうと大変な事態に陥ってしまいます。

そんなことを防ぐために、しっかりこの後の記事を読んで理解しましょう。

本来静かな場所で過ごさせるべきのハムスターですが、妊娠中は普段より神経質になっておりさらに静かな場所で過ごさせてあげる必要があります。

餌と水だけは必需品であるため交換の必要がありますが、掃除などは最低限にしましょう。

また、回し車や散歩などの運動を行うおもちゃも我慢させましょう。

いつにもまして静かに暮らすことでハムスターが安心して出産することができるのです。

ハムスターは多頭飼いを行ったとき、けんかがおこってしまう場合がしばしばあります。

また、自然界とは違い逃げ場のないケージの中では自分の縄張りを確保するためのけんかが起きたとき、ずっと弱者が攻撃される状態が続いてしまうのです。

妊娠中のメスは神経質になり普段よりもさらに攻撃的になってしまうため、同じケージのオスに攻撃を仕掛けてしまいます。

また、攻撃が起きなかったとしてもオスと同じケージに入っていた場合、妊娠後の連続妊娠の可能性もあります。

これらの理由から交配直後からオスとメスは別々にし、赤ちゃんの離乳後、つまり次の妊娠が可能になるまでは違うケージに入れましょう。

これまでも述べている通り、ハムスターは非常にストレスに弱いです。

そのうえ妊娠中のハムスターはさらにデリケートになっています。

そのため、お世話しすぎないことが非常に肝心となるでしょう。

妊娠中のハムスターのことが非常に心配になってしまう気持ちはわかります。

しかし、直接的にお世話していなくても、お世話する必要があるかのチェックのためにケージをのぞき込むといった動作だけでもハムスターにとってはストレスの要因となってしまいます。

また、掃除などもしすぎると普段とケージ内のにおいが変わりすぎてしまうためよくありません。

だからと言って、食事を与えることやトイレの掃除は不可欠ですので、お世話しないことも良くないと念頭に入れておく必要があります。

ハムスターは出産前になると巣を作るとこれまで述べてきましたが、出産場所確保のためだけでなく、赤ちゃんにとって快適な巣にするためという理由もあります。

通常、自然界で生きていた場合はそこら中に床材や巣材が落ちていますがケージで飼育している場合そうはいきません。

ですので、ハムスターにとってできるだけ快適に出産・育児が行えるよう飼い主のあなたが床材や巣材を多めに入れてあげるようにしましょう。

妊娠中のハムスターには普段より多い餌が必要です。

当然ハムスターも赤ちゃんをおなかの中で育てているので、普段通りの餌の量だとエネルギーが足りません。

そのため、餌の量を増やす程度のことでも足りないエネルギーを補うことが可能です。

ただ極端に多いエネルギーが必要なわけではありませんので、そのあたりは注意して餌の量を増やしましょう。

餌を普段より多めに与える理由と同様に、エネルギー確保のため食事の内容にも気を使うようにしましょう。

高たんぱくで低カロリーな食事を心がけるほか、カルシウムなども豊富にとる必要があります。

具体的な食材は鶏卵やペットミルク・ミルワームやささみ・煮干し・チーズなどです。

また、野菜は緑黄色野菜が望ましいです。

空腹が続いてしまった場合、母ハムスターが子ハムスターを食べてしまう場合もありますので食事の量だけでなく食事バランスも気を付けるようにしましょう。

妊娠中、ハムスターにとって食事はとても重要であるということはこれまで記事を読んでいただいた方ならもうお分かりだろうと思います。

そんな非常に重要な食事の中でも、特に妊娠中に食べさせると良い食品を3つほど紹介しましょう。

その食品を与えることでどのような効果が期待できるのかなど詳しく記しています。

ハムスター用のご飯の種類が多すぎて悩んでいる方や、ハムスター用ではなくても与えると良い効果を得られる食品を知りたい方は是非参考にしてみてください。