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ハムスターの子供を飼いたい!気をつけたいことや育て方のポイントを紹介

更新日:2024年08月17日

ハムスターの子供を飼うには何を準備すればいいのでしょうか?本記事では、ハムスターを飼うときの基礎知識や、ハムスターの子供を飼育する際の注意点やポイントを紹介しています。ハムスターの子供を飼いたいと考えている方は、ぜひチェックしてください。

ハムスターの子供を飼いたい!気をつけたいことや育て方のポイントを紹介
品種にもよりますが、成長期は性成熟が進む時期でもあります。オスは性成熟すると陰嚢が大きくなるため判別しやすいです。性成熟したらオスとメスのケージを分けるようにしましょう。

また、家族と暮らすことでトイレや社会性を学ぶため、約2ヶ月は同居させるのがおすすめです。この頃は体を大きくする大切な時期のため、与える食事は栄養価が高いものにしましょう。

4ヶ月~1年半頃(維持期)

生後約4ヶ月以降から約半年くらいの時期になると、ハムスターの成長速度は穏やかになります。半年を過ぎる頃には体の成長は止まり、体重の変動も少なくなりますが、飼育下では運動不足で肥満になりやすいため注意しましょう。

ゴールデンハムスターだと生後半年で約100g、ジャンガリアンだと約40gが平均的な体重です。なお、繁殖は1歳までに行いましょう。

1年半頃~(高齢期)

生後1年半頃からのハムスターは、人間でいう高齢者の時期です。運動時間が減り睡眠時間が長くなってきます。

今まで食べていたエサでも硬かったり大きかったりして食べられず、体重が落ちてくる場合もあります。定期的に体重を計り、体調を管理しましょう。痩せてきた場合は、エサをふやかしたり砕いたりして食べやすくしてあげます。

また、体温調節もしにくくなるためケージ内の温度管理も注意して行いましょう。

ハムスターの子供を飼育したいと思ったときに気をつけたいこと

ハムスターの子供を飼いたい!気をつけたいことや育て方のポイントを紹介
ハムスターを飼育しているうちに、飼っているハムスターの子供が見てみたいと考える方も多いでしょう。しかし、ハムスターの出産は他の動物と同様に大変なことです。

繁殖を成功させ母子ともに元気な姿を見るためにも、繁殖を行う前に注意すべき点を確認しておきましょう。ここでは、繁殖の際に気をつけるポイントを2つ紹介します。

育てることができるかしっかり考えてから繁殖を行う

ハムスターは繁殖周期が早く、品種によっては1度に10匹以上産む場合もあります。子供が増え続けないよう性成熟したオスとメスを分けるだけでなく、生まれた子供が喧嘩しないよう1匹ずつ別のケージに分けなければいけません。

生まれた子供を全て飼うのであれば、ケージを置くスペースを確保しなければならず、飼わないのであれば里親を探す必要があります。繁殖を行う前に、生まれた後も責任を持てるか考えた上で行いましょう。

妊娠中や出産後は母親が落ち着ける環境を用意する

妊娠中や出産後の母親は神経質になり、栄養不足やストレスから子食いする場合もあるため注意が必要です。ケージ内には段差を作らないよう、床材もウッドチップを使いましょう。

巣箱は小さくても通常時の約1.5倍の大きさが必要で、母親が落ち着けるよう中が見えないものにしましょう。生後3週間までは、トイレ砂の交換のみ行います。

エサは繁殖用の高栄養素のペレットを、残すぐらい与えましょう。

ハムスターの子供が産まれたときの育て方のポイント

繁殖でハムスターの子供が生まれた際は、時期によって接し方や世話の方法を変える必要があります。成体に対するお世話と同じ方法を行うと、命の危険もあるため注意しましょう。

ハムスターの子供を育てる際に注意したいポイントは、次の5つです。
  • 離乳までは子供に触らないようにする
  • エサや水の量に注意する
  • 子供に触れられるようになったら徐々に人間に慣れてもらう
  • 必要であればケージを別々にする
  • ペットショップでお迎えした子は特にゆっくり慣れてもらうようにする

離乳までは子供に触らないようにする

前述したように育児中の母親は神経質です。赤ちゃんに人の匂いがつくとストレスを感じ、子食いしてしまう可能性があります。

赤ちゃんが巣箱に戻れず母親も探しに来ない時は、普段清掃用に使うトイレスコップなどを使い巣箱に戻してあげましょう。離乳までは手で直接触れてはいけません。

掃除はトイレ掃除と餌やり程度で済ませ、母親に刺激を与えないよう静かな環境を作りましょう。

エサや水の量に注意する

産後の母親は育児のために通常時の2、3倍近い量を食べます。繁殖用の栄養価が高いエサを使い、十分な水も用意しましょう。子食いは栄養不足が原因でも起きるため、残すくらいの量を与えてください。

なお、妊娠後のメスは神経質になるため、オスとの同居はストレスになります。また、立て続けに妊娠してしまう可能性もあるため、交尾後はすぐにオスと分けましょう。
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初回公開日:2022年12月09日

記載されている内容は2022年12月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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