ハムスターの子供を飼いたい!気をつけたいことや育て方のポイントを紹介
更新日:2024年08月17日
子供に触れられるようになったら徐々に人間に慣れてもらう
生後3週間を過ぎると母親の警戒心も薄くなり、子供に触れるようになります。無理に掴むと人に対して警戒心が生まれて噛むようになるため、怖がらせないように接しましょう。
手にひらに乗せる時は、両手ですくい上げると怖がりにくいです。おやつをあげる時などは、声をかけながら手からあげるようにすると、徐々に飼い主の声や匂いを覚えてくれるようになるでしょう。
手にひらに乗せる時は、両手ですくい上げると怖がりにくいです。おやつをあげる時などは、声をかけながら手からあげるようにすると、徐々に飼い主の声や匂いを覚えてくれるようになるでしょう。
必要であればケージを別々にする
生後1ヶ月頃に母親が子供を攻撃し始める場合があります。これは子供を独り立ちさせる際に見られる行動のため、このタイミングでケージを別々にしましょう。
しかし、エサの取り合いをしているだけの場合もあるため見極めが肝心です。あまり早く引き離すと親から社会性を十分に学べず、トイレを覚えられなくなってしまいます。
また、兄弟同士でも喧嘩の原因となっている個体がいる場合は、ケージを分けてあげましょう。
しかし、エサの取り合いをしているだけの場合もあるため見極めが肝心です。あまり早く引き離すと親から社会性を十分に学べず、トイレを覚えられなくなってしまいます。
また、兄弟同士でも喧嘩の原因となっている個体がいる場合は、ケージを分けてあげましょう。
ペットショップでお迎えした子は特にゆっくり慣れてもらうようにする
ペットショップからお迎えした個体は母親から早く引き離されている可能性が高く、沢山の愛情をかけられているとは限りません。
初日から闇雲に掴んだり、声をかけたり、ケージを覗き込んだりすると人を怖いものだと思い噛み癖がつく場合もあります。環境に慣れてから手からおやつをやったり、優しく声をかけたりして徐々に慣れてもらいましょう。
初日から闇雲に掴んだり、声をかけたり、ケージを覗き込んだりすると人を怖いものだと思い噛み癖がつく場合もあります。環境に慣れてから手からおやつをやったり、優しく声をかけたりして徐々に慣れてもらいましょう。
覚えておきたいハムスターがかかりやすい病気
ハムスターはダニや細菌による皮膚病や悪性腫瘍、下痢などになりやすいです。特に下痢はペットショップに入荷されてすぐの個体に発症しやすく、寄生虫や細菌以外にストレスで発症する場合もあります。
下痢になると体に必要な栄養の吸収ができず、長引くと脱水症状になってしまいます。水っぽい便をしていたり、お尻が濡れていたりする場合はすぐに病院に連れて行きましょう。
下痢になると体に必要な栄養の吸収ができず、長引くと脱水症状になってしまいます。水っぽい便をしていたり、お尻が濡れていたりする場合はすぐに病院に連れて行きましょう。
子供がいる家でハムスターを飼育するときの注意点
子供がいる家庭でハムスターを飼う場合は、スキンシップの取り方に気をつけましょう。多くの子供は初日からハムスターに触りたがりますが、約1週間は日々の世話だけで我慢をさせ、初めて触る時は大人が付き添いましょう。
また、与えてはいけない食べ物による中毒を防ぐために、専用のエサ以外はあげないよう、事前に子供と約束しておきましょう。
また、与えてはいけない食べ物による中毒を防ぐために、専用のエサ以外はあげないよう、事前に子供と約束しておきましょう。
責任を持ってハムスターの子供を育てよう
ハムスターは飼育方法もあまり難しくなく値段も手頃であるため、一人暮らしの部屋でもスペースを気にせず飼うことができます。しかし、繁殖してハムスターの成長を見る場合は、母親の子育てに気を遣い、適した環境や餌などのお世話に注意が必要です。
ハムスターの寿命は3年ほどと人に比べれば短いですが、1つの命を預かるという責任を持ちながら飼育や繁殖を行いましょう。
ハムスターの寿命は3年ほどと人に比べれば短いですが、1つの命を預かるという責任を持ちながら飼育や繁殖を行いましょう。
初回公開日:2022年12月09日
記載されている内容は2022年12月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。