Search

検索したいワードを入力してください

毛並みでわかる?ハムスターの健康状態|あわせてハムスターの寿命も解説

更新日:2024年02月09日

ハムスターの健康状態が毛並みでわかることはご存知ですか?ハムスターに健康で長生きしてほしい方に、毛並みが悪いときは何が原因なのか、どう対処すればいいのかご紹介します。あわせてハムスターの寿命や長生きの秘訣、健康チェックポイントや老化の症状を解説します。

毛並みでわかる?ハムスターの健康状態|あわせてハムスターの寿命も解説
キンクマハムスターの平均寿命は2年〜3年です。

体の大きさは、オスが18cm、メスが19cmくらいです。ゴールデンハムスターを改良した種類なので、同じくらいの大きさをしています。

はじめは警戒心が強いこともありますが、温和で人なつこい性格です。

なれていないときに触ってしまうとストレスになり、寿命を縮めてしまうかもしれません。ゆっくりならしてあげましょう。

長生きする子だと3年半くらいまで生きることもあります。2歳くらいから寿命で亡くなってしまう可能性があります。

クロハラハムスター

クロハラハムスターの寿命は8年前後です。

体長30cmくらいなので、ゴールデンハムスターよりも大きく、モルモットとほとんど同じ大きさです。

体が大きい分、他のハムスターより力も強く、運動もたくさん必要になります。

野性味溢れる性格をしているので、根気強く向き合ってあげましょう。

体の大きなハムスターなので、他の種類よりも長生きします。最長で10年生きることもあります。

他の種類と比べてなつきにくいですが、寿命が長い分絆が強くなるかもしれません。

ハムスターの寿命が短すぎる理由

ハムスターは人間の30倍のスピードで歳をとるため、寿命が短すぎるのです。

心拍数は人間の6倍も多く、ハムスターにとっての1日は、人間にとっての6日です。そのため、生後2ヶ月で大人になります。

1歳半ごろから老化し始め、3歳では人間に換算すると90歳くらいのおじいさん、おばあさんになります。

寿命が短いですが、繁殖力はとても強いので、子孫をたくさん残すことで環境に適応してきた動物といえます。

短い寿命ですが、よく毛並みを観察して健康チェックをしてあげて、少しでも長生きしてもらうようにしましょう。

ハムスターの長生きの秘訣

ハムスターの平均寿命や寿命が短い理由をご紹介しましたが、どうやったら長生きできるのかわからないという方も多いのではないでしょうか?

ここでは、ハムスターが長生きできる秘訣をご紹介していきます。

短い一生ですが、ハムスターにとって過ごしやすい環境を用意してあげましょう。

ハムスターにとっても飼い主にとっても幸せな時間を過ごしながら、健康で長生きしてもらいたいですね。

ハムスターの長生きの秘訣

  • ハムスターの長生きの秘訣1:餌をあげすぎない・肥満を防ぐ
  • ハムスターの長生きの秘訣2:新鮮な餌と水をあげる
  • ハムスターの長生きの秘訣3:飼育環境の掃除
  • ハムスターの長生きの秘訣4:適温で管理する
  • ハムスターの長生きの秘訣5:ストレスを減らす

ハムスターの長生きの秘訣1:餌をあげすぎない・肥満を防ぐ

餌をあげすぎると肥満になってしまいますし、肥満になると病気のリスクが高くなります。

特に、ヒマワリの種やピーナッツなどは、あげすぎに注意しましょう。1日に一粒でも多いくらいなので、3日に一粒くらいで十分です。

太りすぎると、毛づくろいをするときに背中やお尻に手が届かなくなって、背中やお尻の辺りだけ毛並みがボサボサになっていることがあります。

全身の毛づくろいをして毛並みをツヤツヤに整えられる体型を維持するといいでしょう。

ハムスターの長生きの秘訣2:新鮮な餌と水をあげる

ハムスターは巣に餌をため込んで数日食べないこともあるので、新鮮な餌と水をあげましょう。

特に夏場は餌が腐ってしまいやすいので、巣をこまめに確認して腐っているものは片付けてください。

夏場は水もすぐに腐ってしまうので、毎日交換してハムスターがいつでも新鮮な水を飲めるようにしてあげましょう。

当然寿命にも影響するので、毎日新鮮な餌と水をあげましょう。

ハムスターの長生きの秘訣3:飼育環境の掃除

ケージを定期的に掃除することも長生きの秘訣です。

おしっこやうんちが溜まるとウイルスが繁殖してしまい、ハムスターが病気になりやすくなってしまうからです。

食べかけの餌をハムスターが忘れてしまって、腐ったり干からびたりして出てくることもあります。

週に1回はケージごと洗ってあげて、清潔な環境を整えてあげましょう。

ケージごと洗うときは、匂いを完全に消してしまうとハムスターはとても不安になります。

掃除をする前に古い床の素材を残しておいて、新しい素材と混ぜると匂いが残るので、ハムスターも安心します。

ハムスターの長生きの秘訣4:適温で管理する

ハムスターは暑さにも寒さにも弱い動物なので、適温で管理することが大切です。

ハムスターが過ごしやすい温度は20度〜26度くらいです。これより低すぎると擬似冬眠してしまうこともあります。暑すぎると水分不足で弱ってしまいます。

また、湿度が高いのも苦手です。ハムスターに適した湿度は40〜60%なので、湿度も調整してあげましょう。

ハムスターにとっての適温をしっかり管理してあげて、快適に過ごせるようにしてあげてください。

ハムスターの長生きの秘訣5:ストレスを減らす

ハムスターはストレスに弱い動物なので、できるだけストレスを減らすようにしてあげましょう。

なるべく静かな部屋にケージを置いてあげると安心して過ごすことができます。

また、運動不足になってしまうとストレスが溜まってしまうので、ケージの中に回し車を設置していつでも運動できるようにしてあげましょう。

部屋の散歩は長時間になると疲れすぎてかえってよくないので、時間を決めて散歩するようにしてください。

ハムスターの健康チェックポイント

次のページ:ハムスターの老化の症状

初回公開日:2019年08月21日

記載されている内容は2019年08月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related