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【成虫/幼虫】カブトムシの育て方|土/ペットボトル/腐葉土

更新日:2024年11月07日

真夏の思い出としてカブトムシを取ったり、幼虫をもらったりすることが多いでしょう。もらったからには長生きして欲しいと思うのは当然の感情であるといえます。こちらでは成虫と幼虫の育て方に着目して、長生きする育て方について紹介します。

【成虫/幼虫】カブトムシの育て方|土/ペットボトル/腐葉土

カブトムシの幼虫に向いた容器について

カブトムシの幼虫を育てるにあたって、十分な量の土が入る容器が必要になります。基本的には、カブトムシの幼虫のエサとなるのは、先に説明した「腐葉土」になります。こちらでは容器の候補としてペットボトルとビンについてその特徴を説明しましょう。

ペットボトル編

ペットボトルは、カブトムシの幼虫の育て方として理想的な容器であるといえます。なぜなら、ペットボトルの容器の大きさには多くの種類があり、かつカッターやハサミで加工をしやすいからです。カブトムシの幼虫を育てる場合に、土を湿らせるために霧吹きなどをかける場合がありますが、その際にも便利です。

ビン編

空きビンもペットボトルと同じく育成用の容器としては有用です。特に頑健性という面では、ペットボトルに勝っているといえるでしょう。しかしながらビンの密閉性が高く、通気性という面ではペットボトルの方が融通が利くでしょう。

腐葉土について

先ほどの成虫の育て方でも述べたように、「腐葉土」はカブトムシの育て方を述べるに当たって避けては通れない重要なポイントになります。特に幼虫の育て方の場合は、成虫よりも重要になります。成虫の育て方における腐葉土の役割は床としての役割が主でしたが、幼虫の場合は腐葉土が寝床だけではなくエサにもなるからです。

腐葉土をどこで手に入れるかについては、まず自力でとってくるのは多大な手間がかかるので現実的ではないでしょう。なおその辺の土は腐葉土ではないので食べてはくれません。変な虫もたくさん入っているので幼虫にも多大な悪影響を及ぼすので育て方としては絶対にNGです。

購入場所

基本的には先に述べたように、ホームセンターで購入するのが望ましいでしょう。ただし、ホームセンターの多くは園芸製品も扱っているため、腐葉土の種類もたくさんミカエルことがあるでしょう。ではどの腐葉土を選ぶことが育て方としてベストなのでしょうか。

まず腐葉土の種類には「園芸用」と「昆虫用」があるでしょう。園芸用は本来、農作物の生育に使うことから、用途が異なります。そのため昆虫を育成する上で不必要な成分が含まれている場合があります。特に農薬関係は幼虫にとって致命的であるといえるので使用する場合には注意が必要です。

また昆虫用は、昆虫を育てるために販売されているため、使用には問題ないでしょう。コストを考えるのであれば園芸用、安全を考えるのであれば昆虫用を使用するのが育て方としてはベストでしょう。

もしもさなぎになったら

幼虫の時期を乗り越えたら、次はサナギになります。サナギの状態は成虫になるための準備段階であるため、一切エサは食べません。したがってエサやりなどは基本的には必要ありません。育て方として必要なのは、温度と水分の管理です。

注意点

まずは温度についてです。基本的な温度は幼虫の育て方と同じく、20度から25度の温度をキープできていれば問題ないと考えられています。その他の余計な手入れは必要ありません。

次に最も重要なのは水分管理です。これは特に幼虫がサナギになる時期で重要になります。なぜなら、水分量が多いとサナギのいる空間が水浸しになってしまうからです。しかし乾燥しすぎてもいけないので、適度な水分管理が重要になります。

また土の深さも重要になります。浅すぎると幼虫がさなぎになるために必要な部屋が作れません。

何事もちょうどよくといわれていますが、カブトムシの育て方についても同様です。しっかりと安心してサナギになれるような環境づくりをしてあげましょう。

春の過ごし方

カブトムシの幼虫は冬季は冬眠しています。活動を開始するのは3-4月の春になります。春になると食事を開始するので、土や昆虫マットなどを入れ替えてあげて、快適に過ごすことができる環境を整えてあげましょう。またこの時期の育て方として、水分管理も重要なので、過度に乾燥しないように霧吹きなどをかけてあげましょう。

冬の過ごし方

先述のように、冬季の幼虫は冬眠をしているので土の入れ替えなどは必要ありません。この時期の育て方として重要になるのが、水分の管理です。特に水の与えすぎには注意しましょう。水の与えすぎは、カビなどを繁殖させる要因になるので気を付けましょう。冬眠を邪魔しないように温かい目で成長を見守るのが、この時期の育て方としては良いです。
次のページ:カブトムシとクワガタの育て方の違い

初回公開日:2017年11月28日

記載されている内容は2017年11月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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