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チンチラはどんな匂い?チンチラの匂いの特徴と原因・対処方法

更新日:2024年10月18日

チンチラネズミはどんな匂いがするか知っていますか?「これからチンチラを飼いたいけれど匂いで家族に反対される」「チンチラを飼っているが匂いが気になる」などの悩みを解決します!チンチラの通常時の匂いや、匂いが気になるときの原因と対処法を紹介します。

チンチラはどんな匂い?チンチラの匂いの特徴と原因・対処方法

チンチラの飼育環境・温度について

チンチラは高温多湿を嫌います。最適温度は18℃~21℃程度、湿度は30~40%に保てるようにエアコンや除湿機をつけて、直射日光は熱射病の恐れがあるのでケージを置く場所にも気をつけましょう。

昼中は静かな場所にマットや防振材を敷いた上にケージを置いて、チンチラが熟睡できる場所に設置してあげてください。

飛んだり跳ねたりする運動量の多い動物なので飼育ケージは大きめのものを用意します。ケージの中には寝床と床材、吸水ボトル、かじり木、回転車を設置してあげましょう。

配置を変えることで不安とストレスを招き食欲不振になったりすることがあります。

一気に模様替えしたり、ケージの中を全てきれいに洗ってチンチラの臭いがゼロにならないように、少しずつ行いましょう。

チンチラはどんな匂いがするのか?

チンチラの生態について理解できたら、本題に入りましょう。チンチラの体はどんな匂いがするのでしょうか?ずばり結論から言うと、チンチラはほとんど匂いがしません。

しかし飼育環境やチンチラの体調によって匂いを発する場合があるのでここから匂いの原因について徹底解析していきましょう。

体臭もなくほとんど何も匂わない

チンチラの体臭はほぼありませんが、匂いを出す場合があります。発情期のフェロモンの微かな匂いの変化に気づく人もいます。

また、砂浴びが上手にできていない場合、体の熱を保つために分泌するラノリンという脂肪質が匂いを出したり、威嚇する時にも米ぬかのような匂いを発したりします。

飼っている人からすれば、「しっかり嗅がないと普通は気づかないような匂い」だそうです。

動物ならではのトイレの匂いも無臭に近い

チンチラの体臭はほとんど気にならないことがわかりましたが、もう一つ匂いの元になるのが排泄物の匂いです。基本的にはチンチラの排泄物も実はほぼ無臭です。

こちらも例外はあり、お腹の調子が悪くて下痢や軟便になっている時は消化不良の排泄物が匂う場合があります。

チンチラの排泄物に匂いがある時は体のSOSと考えて早めにお医者さんに診てもらいましょう。

また、チンチラは食糞をする生き物です。通常の食事で接種できないビタミン群を盲腸内で作り出し、排泄されたらそれを食べて再接種します。

匂いが気になる場合は何か原因がある可能性も!

このように、普段なら匂いを発さないチンチラの匂いを感じたら何か異変が起きていると察知する必要があります。

元気はあるかな?ご飯を食べる量は減っていないかな?とケージの中の変化や部屋んぽしたときの誤飲などを疑いましょう。

チンチラが臭い場合に考えられる原因5つ

具体的に匂いの原因になっている例を5つ紹介します。これだけには限りませんが、原因になっている可能性の高いものをピックアップしてみましたので参考になれば幸いです。

チンチラが臭い場合に考えられる原因

  1. 原因1:ケージの掃除が不十分
  2. 原因2:餌が合わない
  3. 原因3:病気
  4. 原因4:発情期
  5. 原因5:ブラッシング不足
  6. 原因6:威嚇している

原因1:ケージの掃除が不十分

毎日のケージの掃除で手が行き届いていなかったり、エサの食べ残しが腐るとケージが臭う場合があります。

床材の敷き草やペットシーツ、牧草やペレットなどが古くなっていないように気をつけましょう。

不潔な環境でチンチラが病気にかかってしまわないように、毎日汚れた部分は掃除してあげます。

しかし、掃除のし過ぎは逆にチンチラにとってストレスになるので汚れる部分を把握し、干し草や床材の汚れた部分のみ毎日掃除しましょう。

1カ月に一度チンチラケージを丸洗いして日光消毒するように心がけましょう。

原因2:餌が合わない

チンチラがどんなにかわいくてもおやつのあげ過ぎや水っぽい物をあげ過ぎると軟便や下痢症状が出て臭いがきつくなります。

基本的にはチンチラ用のペレットと牧草を与え、毎日飲み水は清潔なものに取り換えましょう。
次のページ:チンチラの匂いの対処法3選!

初回公開日:2019年08月02日

記載されている内容は2019年08月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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