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デグーの正しい爪切りの方法4つ|爪切りをする際の注意点4つ

更新日:2024年10月15日

デグーは近年ペットとして普及した小型の齧歯類です。チリのアンデスなどに分布しています。デグーは感情豊かで知能の高い動物です。飼う上でコミュニケーションは必ず必要な、人に慣れやすい「歌うネズミ」の爪切りについてご紹介します。

デグーの正しい爪切りの方法4つ|爪切りをする際の注意点4つ

デグーの爪切りで注意したいこと2:暴れる

デグーは押さえつけられることを嫌がります。爪切りは深爪や指先を傷つけてしまう可能性があるので、押さえないと難しい作業です。また、デグーは知能が高いので、嫌なことをするとそれを覚えて、懐かなくなることもあります。

暴れる時には、餌で釣って大人しくさせる方法やけがをしないようにネットに入れるなどの方法をとりましょう。あまり嫌がるのなら、無理をしないことも大切です。

暴れた時の対処法

  • 餌で注意をひく
  • 洗濯ネットに入れて切る
  • 二人掛かりで行う
  • 目を隠してあげると大人しくなる
  • 無理をしない

デグーの爪切りで注意したいこと3:根本の位置

デグーの爪の根元の近くには血管が通っています。誤って深く切ってしまうと出血してしまうので、切るのは先端の尖っている部分のみにします。

爪は根元が太く、途中からカーブを描きながら細くなっています。爪切りをするのはこのカーブの先の細い尖っている部分です。この部分が伸びて、布や隙間に引っかかり、怪我の原因になります。

歳を重ねたデグーはこの先端部分も太くなります。根元の見極めが難しいので注意しましょう。

爪切りの場所に注意

  • 深爪すると出血する
  • 切るのは先端の細くなっている箇所

デグーの爪切りで注意したいこと4:掴み方

デグーの爪を切る際には、片手でデグーのお腹を支え縦抱きにします。この時には力を入れすぎないように気を付けましょう。

感覚的には、両前脚の下を軽く掴む感覚で、もがいて逃げないような、かつ優しい力加減でつかみます。

片手だけで捕まえているとどうしても力が入ってしまうので、自分のお腹にデグーの背を当てて、軽く押し付ける感じにすると安定します。

デグーのつかみ方

  • 両前脚の下を軽く掴む感覚で優しく
  • 力を入れすぎない
  • 自分のお腹にデグーの背を当てて、押さえつける感じにすると安定

デグーの爪切りの方法4つ

デグーの爪切りは、デグーが嫌がって暴れる場合には無理をしないほうが良いでしょう。1日に一本ずつ爪切りしたりなど、方法は多くあります。

何れにせよ、爪切りでデグーに負担をかけないような方法をとりましょう。

デグーの爪切りの方法1:体を固定する

デグーの爪切りは体を固定する必要があります。動くと誤った場所を切ってしまうからです。誤って深爪してしまうと出血しますし、爪切りは痛いことと認識し、逃げるようになります。

固定といっても、力づくで抑えてはいけません。片手で、デグーの両前脚の下を抑えるように軽くつかみます。優しく力を入れすぎないように注意が必要です。そして、自分のお腹にデグーの背中をそっと押し付け、支えるようにして持ちます。

デグーの爪切りの方法2:お菓子を与えて気をそらす

デグーはお菓子を与えると、止まって食べ始めます。その隙を狙って爪切りをしましょう。デグーのおやつは乾燥させた野菜や生の野菜が適しています。生の野菜は、しっかりと洗って水気を切ったキャベツや大根の葉などが良いでしょう。

食べることに夢中になる様子はとても可愛らしいですが、心を鬼にして、この隙に爪切りをしましょう。

デグーの爪切りの方法3:ストッキングに入れる

ストッキングに入れて爪切りする方法も有効です。ストッキングや洗濯ネットにデグーを入れて、隙間から出た爪をパチンと切ります。片手で爪切りは難しいので、誰かに協力してストッキングを持ってもらうか、どこかに固定して吊り下げてから爪切りしてください。

高い場所に固定すると、何かの拍子にデグーが落ちた時、重大なけがをしてしまう可能性があります。低い場所に固定するようにしましょう。

デグーの爪切りの方法4:病院で切ってもらう

安全性を考えるなら獣医師にお任せするのが一番確実でしょう。しかし、デグーは「エキゾチックアニマル」と呼ばれ、ペットとして普及してから年数があまり経っていないため、デグーを診てくれる動物病院が限られています。

万が一のためにも、普段からデグーを診てくれる動物病院を探しておきましょう。また、移動手段についても考えておきましょう。
次のページ:爪切り中にデグーが暴れたときの対処法4つ

初回公開日:2019年07月30日

記載されている内容は2019年07月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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