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フェレットの噛み癖は直せるのか?噛み癖を辞めさせるしつけと対策

更新日:2024年10月12日

フェレットを飼う上で避けては通れないのが「噛み癖」です。なかなか治らない噛み癖に「噛み癖は直せるのか」「このまま直らなかったら?」と不安を感じている人もいるでしょう。この記事ではそんな噛み癖の原因と辞めさせるしつけを対策について説明しています。

フェレットの噛み癖は直せるのか?噛み癖を辞めさせるしつけと対策

フェレットにしつけはできる?

フェレットは愛嬌のある性格に加え、狭いスペースで飼うこともできることから、とてもがあるペットです。しかし、小動物なのにしつけをすることができるのか、と不安を感じる人もいるでしょう。

結論から言うと、フェレットはしつけられます。むしろ、きちんとしつけをしないことは、フェレットをとても暴れん坊にする原因になります。

フェレットにしつけをする必要があるのは「トイレ」と「噛み癖」です。匂いがしないことで有名なフェレットですが、肉食のためトイレのしつけをしないとその匂いに悩まされることになります。

また、するどい歯で噛まれると流血するようなけがをすることもあります。フェレットと仲良く生活するためにも噛み癖もしっかりしつけをしていきましょう。

賢い性格

フェレットはとても賢い性格をしています。自分の名前を覚えたり、トイレを決まった場所でしたり、犬ほどではありませんが、簡単な芸も教えればできるようになります。

しかし、フェレットには人懐っこい愛嬌のある性格をしている子もいれば、とても臆病で警戒心が強い子がいたりと、個体により性格が大きく違います。そのため同じようにしつけをしていても、数週間程度で噛み癖がなくなる子もいれば、噛み癖がなくなるまで1年以上かかる子もいるということです。

しつけをしてもなかなか覚えてくれないからといって決してあきらめず、根気強くフェレットを向き合ってください。

ベビーのときが肝心

フェレットはベビーのときからしつけをしっかりとすることがとても大切です。

まず第一にベビーのときに比べると、成長すると教えたことをなかなか覚えてくれません。また、今までと同じことをしているのに、ある日突然叱られるようになるというのは、フェレットをとても混乱させてしまいます。

ベビーのころから「ダメなことはダメ」という一貫した態度をとることがフェレットのしつけをする上では、とても重要なことになります。

ベビーのときはそのかわいさに甘噛みをゆるしていたために、成長してから問題行動がどんどん多くなり、最終的には飼い主にまったくなつかない、という最悪のパターンもありえます。

怒られたら逃げてしまう

フェレットは基本的に臆病な一面をもっています。そのため、怒られると反射的に逃げてしまうことがあります。

イタチ科の動物のため、もともとせまい場所がすきなこともあり、隙間に入り込むとなかなか出てきてくれません。

隙間にはほこりがたまっていることも多く、またコンセントや電化製品のコードなどを噛んでしまう場合もありとても危険です。なので、フェレットを家に迎える前に、まずフェレットが入り込めそうな隙間をなくすようにしましょう。

フェレットが噛む理由と原因4つ

では、フェレットはいったいどんなときに噛んでくるのか、その理由と原因を説明しましょう。

一口に「噛む」と言っても、その背景にはさまざまな理由があります。しつけをすることはもちろん大切ですが、フェレットが噛んでくる理由や原因をしっかりと見極めて対応してあげることは、一緒に生活をしていく上では決して欠かすことはできません。

フェレットのするどく尖った歯で噛まれるのはとても痛いです。しかし、それに負けずに「どうして今噛んできたのか」を、良く観察してあげるのが噛み癖をなくすためには大切です。

フェレットが噛む理由と原因1:恐怖心

フェレットはとても警戒心が強い性格です。そのため、家に迎えてしばらくは慣れない場所に不安を感じている状態です。そんなときに「早くなついてほしい」と手を出してしまうと怖がって噛みついてしまうことがあります。

フェレットを家に迎えたときは、エサや水をたっぷり用意したら最低1週間は新しい家に慣れてくれるまでそっと様子を見守ってあげましょう。

また、フェレットは聴力が発達している代わりに、実は視力がとても悪い動物です。そのため、例えば抱っこしようとして前から手を伸ばすと、突然視界に入ってきたものに驚いて噛みついてしまうことがあります。

噛み癖をつけないためにも抱っこをするときには、名前を呼んでから横からそっと抱いてあげるのがいいでしょう。

フェレットが噛む理由と原因2:本能

フェレットは肉食動物です。野生のフェレットはウサギやネズミを捕って食べています。そのため、手が近くでチラチラ動いているとエサと勘違いして噛みついてくることがあります。

またベビー期の歯の生え変わる時期は、かゆくてあちこち手当たり次第に噛んでしまうということもあります。

つまり、ある程度フェレットが噛んでくるのは仕方のないことだと言えます。しかし、先ほども説明したとおり「ダメなことはダメ」という一貫した態度をとることが噛み癖をしつけるためには大切です。フェレットが噛んできたときにはすぐに叱るようにしましょう。

フェレットが噛む理由と原因3:ストレス

フェレットはストレスがたまっていると噛んでくることがあります。主に、夏場部屋の中が暑いなどの外的要因と、外で遊ぶ時間が足りずに運動不足であることの2つがストレスになることが多いです。

フェレットは、おもいっきり遊んでその後ぐっすり眠るという生活をしています。そのため、遊ぶ時間が足りないとストレスを感じて噛みつくことが増えます。

フェレットと一緒に遊ぶことは、ストレス解消や運動不足解消になるだけでなく、飼い主との大切なコミュニケーションになります。噛み癖のしつけをするには、しっかりとコミュニケーションをとり飼い主のことを大好きになってもらうのが一番です。

「もしかしてストレスがたまっているのかも」と感じたら、たくさん遊んであげましょう。

フェレットが噛む理由と原因4:おなかがすいている

フェレットが噛んでくる理由のひとつに、単純におなかがすいているという場合もあります。

しかし、フェレットは賢い動物です。もし、噛まれたときにすぐにエサをあげてることを続けていると「噛んだらエサをもらえる」と間違ったことを覚えてしまい、噛み癖につながります。

特に、ベビーのときにはしっかりとフードを食べさせてあげて、お腹いっぱいにしてあげることでその欲求をちゃんと満たしてあげるのがいいでしょう。ひとつひとつフェレットの噛み癖の原因となることを減らしてあげるのは、しつけをする上でも重要になってきます。
次のページ:フェレットの噛みぐせを直すしつけ方法7つ

初回公開日:2019年08月26日

記載されている内容は2019年08月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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