フェレットがなつかない？飼い主になつくようになる簡単な8つの対処法

フェレットは愛嬌があり、狭いスペースでも飼えることから根強くのある動物です。

しかし、そのの一方で「なかなかなつかない」と感じる飼い主が意外と多いペットでもあります。

なぜそう感じる飼い主が多いのか、その理由を詳しく見ていきましょう。

フェレットはイタチ科の動物です。

自然界ではタカなどに捕食される立場にあり常に周りを警戒しながら日々生活をしています。つまり、もともととても臆病で警戒心が強い動物だと言えます。

そのため怖いと感じることがあれば思い切り噛みついてくることもあります。

その行動を「なつかない」「なつきにくい」と感じてしまう人もいますが、フェレットにすればごく「普通」のことです。

つまり「なつかない」のではなく「まだ警戒心がとけていない」状態ということです。

フェレットを家に迎えたとき「早くなついてほしい」と思うばかりに、ついついかまいすぎてしまうことがあります。

しかし、臆病なフェレットは慣れない環境にただでさえ恐怖を感じている上に、嫌がるところを無理やり抱っこされたりすると飼い主に対して警戒心を持ってしまい、その結果なかなかなつかないということになってしまいます。

また、子供のいる家庭だとフェレットと遊びたくて寝ているところをつい起こしてしまうなんていうことも起こります。

そのような嫌な経験が積み重なることで、飼い主に対しての恐怖から抵抗するようになってしまいます。

フェレットはその個体ごとに性格がかなり違うと言われています。そのため、数週間でなついてくれる人懐っこい子もいれば、1年たってもなつかない警戒心の強い子もいます。

しかしそんな警戒心の強い子でも、とにかく餌やり･掃除･一緒に遊ぶということを毎日をコツコツ積み重ねていれば、いつか必ずなついてくれます。

毎日毎日お世話をしてくれる飼い主に対して、フェレットは少しずつ少しずつ信頼を寄せていきます。

飼い主が安心できる存在だと認識してくれれば、昨日までは警戒していたのに今日は突然なついた、なんてこともあります。

フェレットは抱っこがすきだったり、遊んでもらうのがすきだったり、なついてくれるとそのかわいさは倍増します。

フェレットと楽しい生活が過ごせるように、なつかないときの8つの対処方法をご紹介していきます。

フェレットを家に迎えたら、ケージの中に十分な量のエサと水を用意したらできるだけ放っておくようにします。

なぜならフェレットは警戒心が強いため、まずは新しい環境になれさせる必要があるからです。

きちんとフェレットが「ここは安心できる場所だ」と認識する前にかまいすぎると敵だと思われてしまい、なかなかなつかない原因になります。

警戒している状態というのはフェレットにとってストレスです。「早くなついてほしい」という気持ちはぐっとこらえて、新しい環境に慣れてくれるのをじっと待ちましょう。