フェレットがなつかない？飼い主になつくようになる簡単な8つの対処法

新し環境になれてきたら、次のステップとして名前を覚えさせましょう。フェレットはとても賢い動物なので、きちんと自分の名前を覚えることができます。

実はフェレットは目が良くありません。そのかわり耳がよく、飼い主の声をしっかりと聞き分けることができます。

目が良くないということは、例えば無言でフェレットを触ることはとても驚かせてしまうことになります。飼い主に対して怯えているうちはなつかないでしょう。

なのでフェレットに触る前には名前を呼んであげることを徹底します。じきに自分の名前を覚えてくれます。

野生のフェレットは自分より体の小さな動物を捕まえて生活しています。

そのため、相手が今どんな状態なのか、怯えているのか自分に立ち向かおうとしているのか、などを敏感に感じ取ることができます。

つまり飼い主が自分を触るときにビクビクしていると、自分に怯えているんだと感じ噛みついてくることがあります。

一度噛まれてしまうとつい「また噛まれてしまうんじゃないか」と緊張してしまいますが、その気持ちはフェレットにしっかりと伝わりなつかない一因になります。

怖い気持ちはぐっと抑えて、堂々とした態度で接するようにしましょう。

フェレットは心を開いた相手に抱っこをしてもらうのが大好きです。抱っこをさせてくれるのは、気持ちを許している証拠です。

しかし野生のフェレットは、普段の生活の中で体が地面から離れるということはまずありません。なので抱っこ自体が怖くて暴れてしまうこともあります。

しかし「なつかないな」と落ち込むことはありません。あくまでも本能です。

少しずつ抱っこをする頻度を増やしていき、抱っこは気持ちが良くていいものなんだというのを覚えてもらいましょう。

耳掃除や爪切りが簡単にできるようになるので、ぜひ抱っこ大好きになってもらいましょう。

フェレットが慣れ始めたら、遊ぶ頻度を増やしていきましょう。

最低でも1日1時間程度、おもちゃなどを使ってあそびましょう。慣れてきたらハーネスをつけて近所を散歩できます。

なかなかなつかないと感じたら、遊ぶときにだけ食べさせてくれる「特別なおかし」などを用意してあげると、次第にフェレットは飼い主と遊ぶことが大好きになります。

ただ気を付けなければいけないのは、フェレットは遊ぶときに跳ね回るためマンションやアパートに住んでいる場合には下の部屋に足音が響いてしまいます。

その場合はカーペットや防音マットを敷くことをおススメします。

フェレットは目が悪い代わりに耳が発達しているため、耳を触られることに対してとても敏感です。

本来抱っこをされるのは大好きなのに、苦手な耳を触られたりしていることで、なつかないだけでなく触れられること自体を嫌がるようになってきてしまいます。なので、できるだけ耳には触らないようにしましょう。

また、耳が敏感なため耳掃除を嫌がるフェレットもいます。

そんな場合は耳掃除の後に大好きなおかしをあげると、だんだん「これが終わったらおかしがもらえる」と思い苦手な耳掃除も我慢してくれるようになります。

フェレットに噛まれると、その痛さから思わず手を離したくなります。

しかし、噛むという行動はフェレットが恐怖を感じているということです。なつかないうちは噛んでその場から逃げ出そうとしています。

つまり、噛まれてすぐに手を離してしまうことでフェレットは「手を噛んだら逃げられる」と覚えてしまい、ますます噛む回数が増えてしまいます。

手を噛まれた場合は、痛いのをぐっとこらえてそのまま抱っこしていることで「噛んでも逃げられない」「噛んでも意味がない」ということを学習します。

フェレットに噛み癖をつけないためにも、痛いのは我慢しましょう。

フェレットはとても臆病な性格な上、耳が発達しているので大きな音は苦手です。

あまり大きな音をたてるとフェレットは襲われないようにと周りを警戒します。警戒している状態というのはフェレットに対してとても大きなストレスを与えることになります。

そんな状態ではフェレットは怖がってしまい決してなつかないということです。フェレットに家や飼い主の存在が安心だと感じてもらうのが、なついてもらう最短の道です。

そのためにも、大きい音をたてて驚かせないように気を付けましょう。

フェレットをなつかせようと頑張っているのに、ついついやっているその行動がなつかない原因になっている可能性があります。

そこでフェレットをなつかせるときの注意点を3つご紹介します。ぜひご覧ください。