フェレットがなつくまでは大変？飼育方法とメリット・デメリット

フェレットは噛み癖があります。電気コードなどを思いきり噛んでしまったら感電してしまうこともあります。ビー玉やボタン、薬類などを口にいれ飲み込んでしまう可能性もあります。

危険を避けるために、遊ぶ部屋にはケガをしそうものや危ないものを置かないようにしましょう。または、よくなつくようにして、しつけをしたうえで近づかせないようにしてください。

フェレットの安全のためです。

フェレットは好奇心旺盛で動きが素早いです。さまざまな隙間を見つけて潜り込みます。窓の隙間から外に飛び出してしまう可能性もあります。

フェレットを遊ばせる時は、できれば窓のない1つの部屋だけで遊ばせる方が良いでしょう。フェレットが近くにいる時はドアを開けないでください。目を離さないであげましょう。

フェレットがなつくことをしてくれないと、しつけもなかなかできません。そういう時はどうすれば良いのでしょうか。

飼い主さんとの関係を信頼関係にするために、いくつか紹介していきます。

基本的にはとにかく反復です。めげずに根気強く呼びましょう。叱るときはダメですよ？毎日のお世話やコミュニケーションをとり、関係を築いたうえでなつくことをしていきます。

コツとしてはおやつを上げるときに呼んだり、良いことがあるときに呼ぶのが良いでしょう。「この名前を呼ばれると良いことがあるんだ」と認識していきます。

大事なのは根気強く長い目で見ることです。

実はフェレットの習性を利用すれば簡単です。フェレットは部屋の隅やケージの隅などに用を足します。糞を集めていくつかトイレの中に置きましょう。

しつけ期間はケージ内でトイレをさせ、トイレを済ませたらケージから出しましょう。フェレットは1日に何度もトイレに行くので、常に清潔にしておいてください。

ポイントは、無事にトイレができたら褒めてあげることです。失敗してもしからずに臭いが残らないようにすぐに掃除をしましょう。

噛む理由として、遊んでいて興奮して噛む、威嚇や恐怖から攻撃で噛む、などがあります。この時は叱らずにひとまずクールダウンさせましょう。

他にもイタズラで噛む場合もあります。そういう時はフェレットの届かないところに隠したりして、危ないものは置かないようにしましょう。

噛みそうな物にフェレットの嫌いな味のスプレーをかけておくのも良いでしょう。時に勝手に噛み癖が直る場合もあります。

飼い主さんとフェレットの間に信頼関係ができていなければ、なつくことも難しいです。コミュニケーションを取って、ゆっくり根気強く絆を深めていきましょう。

フェレットは応えてくれます。ただそれには時間も必要です。焦って叱ったりすると関係を修復するのが大変です。

フェレットの寿命の限り、飼い主さんとフェレットがより楽しく暮らせるように、諦めずに広い心を持って頑張りましょう。