フェレットがなつくまでは大変？飼育方法とメリット・デメリット

フェレットがなつくためには最初から構いすぎてはいけません。フェレットは繊細なので新しい環境に不安やストレスなどを抱えています。

まずは人になつくよりも環境に慣れさせることが大事です。初めはケージの中に水とエサを入れて様子を見ましょう。

飼い主になつくようになるのには少し時間がかかります。心をひらくまでゆっくりといきましょう。いきなり前触れもなくなつくようになるのでびっくりする半面、嬉しいでしょう♪

まずはフェレットに名前をつけましょう。とても大切なことです。フェレットはさまざまな物音を聞き分けることができる動物です。

フェレットが飼い主さんが呼んでいる名前を自分の名前と認識した時、呼びかけに反応していき、なつくようになります。

名前を呼ぶときは同じトーンで、叱るときには名前を使わないようにしてください。普段から何度も繰り返したり、大好きなおやつをあげるときなどに呼ぶのが良いです。

名前に反応し、なつくようになるまで根気が必要です。

動物の観察力は鋭く、飼い主さんがこわがっていると、フェレットも恐怖と不安でなつくことをしなかったり怯えてしまいます。

最初のうちは無理に抱っこせず、なじんできたと思ったら優しく抱っこしてあげましょう。胸に密着させて安定させます。最初は座った状態が良いでしょう。

抱っこは健康チェックをするためにも重要です。また、なつくようになるまでは時間と信頼関係が必要です。

遊ぶことが大好きなフェレットはさまざまな遊びを一緒に楽しめます。ロープなどのおもちゃでひっぱりっこしたり猫じゃらしも良いでしょう。追いかけっこが好きなフェレットもいます。

楽しいことをしてくれる人にフェレットはなつくようになります。人間もそうではありませんか？

触れ合う時間が多いほど、フェレットから飼い主さんの方に寄ってきて、なつくようになるでしょう。

なつくようにするには注意点があります。ここをおさえておかないと、なつくものもなつきません。

何がフェレットにとって嫌なのかダメなのかをしっかり学んで、お互いの信頼関係を高めましょう。

しっぽや足は絶対に掴まないでください。外から強い力をかけると簡単に痛めてしまうのでやめましょう。

抱っこするためなどに持ち上げる時は、両手脇に手を入れて持ち上げましょう。爪切りや耳掃除をする時などは、猫つかみのようにほっぺた付近から肉をつかみ鼻が上向きになるようにします。

親猫が子猫の首をくわえて運ぶことと同じで、親フェレットも子どもを運ぶので、首裏を掴んでも大丈夫です。フェレットのイヤなことをしなければ次第になつくようになります。

散歩をさせた後、首輪やハーネスを付けっぱなしにするのは、フェレットにとって辛くストレスです。また、付けっぱなしによる菌の増殖もおきてしまいます。

そんなストレスや体のことを考えて、散歩から帰ったら外してあげてください。大切なフェレットの心身を守ってあげましょう。そこから信頼関係、なつくなども出てきます。