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フサオマキザルの値段とは?飼育方法や必要な物もあわせて紹介

更新日:2024年10月17日

海外では介護で活躍しているほど知能の高いフサオマキザルですが、ペットにできることをご存じでしょうか。この記事ではフサオマキザルの値段、生体に関する基礎知識、飼育方法や必要な物について詳しく解説しています。興味のある方はぜひ読んでみてください。

フサオマキザルの値段とは?飼育方法や必要な物もあわせて紹介
みなさんはフサオマキザルをペットにできることをご存じですか?フサオマキザルは愛嬌があるだけでなく、とても知能が高い猿です。海外では介護に使われるほど頭が良く、世話焼きなフサオマキザルを購入するとしたら、お値段はいくらなのでしょうか。

この記事ではフサオマキザルの生態に関する基礎知識と、ペットとして飼う場合のお値段、飼育方法と必要なものを合わせて解説しています。フサオマキザルがかかる病気に関しても触れていますので、ぜひ最後までお付き合いください。

この記事を読むことで、フサオマキザルに関する知識が深まり、自分が実際に飼育できるのかどうか、また飼育する場合はどのように飼育環境を整えればいいのか理解できるようになります。

ぜひこの記事を読んで、フサオマキザルの魅力に触れてくださいね。

フサオマキザルの値段は?

フサオマキザルは哺乳類専門店や特殊な動物の販売を行っているペットショップで購入することができます。非常に高い値段で販売されることと、珍しいため普通のペットショップでは売られることが滅多にありません。

気になるお値段ですが、平均して100万円~200万円の価格がついています。

かなり高価ですので、簡単に飼うことができる値段ではありません。値段が高い理由として、フサオマキザルは2年に1度しか子供を産まないことが挙げられます。犬や猫のように多産ではなく1匹しか生まれないため、なかなかペットとして増やせない理由があります。

さらに、フサオマキザルを飼育するには初期費用だけでなく、エサや光熱費など継続的にかかる費用も年間で数十万かかります。

お迎えするには経済的にゆとりがないと厳しいと言えるでしょう。

フサオマキザルの特徴は?

フサオマキザルは別名カッショクオマキザルと呼ばれる、オマキザル科のサルです。

生息区域はコロンビアやベネズエラ、アマゾン川流域などで、南アメリカが出身地となります。木の上で暮らしており、長い尾を使って器用に木を登ります。昼行性のサルで、小さな群れで行動し、エサを見つけた場合は群れの中で地位が高いものから順に食べます。

フサオマキザルの特徴といえば、名前の由来となった頭の両側にある、盛り上がった黒い房毛です。

胴体は褐色の毛で覆われており、別名であるカッショクオマキザルというのはこの体毛からきています。

彼らの寿命は野生下では10年ほどといわれますが、外敵などに襲われたり、飢えたりすることのない生活ができる飼育下では30年以上生きるそうです。

フサオマキザルを飼育する時に必要な物は?

基本的にフサオマキザルは放し飼いにしている方が多いですが、ケージで買う場合はかなり広いものを準備する必要があります。運動不足にならないように注意してあげましょう。

以下に飼育で必要なものをリストでラインナップしておきますので、参考にしてください。

これらの他にも、遊ぶのが好きな生き物なので玩具なども用意し、フサオマキザルが楽しく生活できるように配慮しましょう。季節の変わり目などで温度が急激に変わる場合は、エアコンを使って、一定温度に保ってあげる必要があります。

トイレも教えればきちんと覚えますし、知能が高いので人間の子供と同じように接すると良いでしょう。群れで暮らす生き物のため、自分より飼い主の序列が下だと思い込んだら、噛みついてきたり、言うことを聞かなくなったりします。
  • 止まり木
  • 給水機
  • 首輪
  • 保温器具
  • ケージ

止まり木

フサオマキザルの体長が30cm~60cm、体重が2kg~5kg程度なので、体格に見合うしっかりした止まり木を準備する必要があります。フサオマキザルが勢いよく駆けのぼったり、ぶら下がっても折れたり、倒れたりしないようしっかり固定しましょう。

一般的に止まり木として売られているのは鳥用のものであるため、フサオマキザルが登ることは不可能です。

ホームセンターや材木店で太さと長さのある木材を選んで購入しましょう。

木材を欲しいサイズまで切り出してくれるサービスもありますので、家にカットする機材が無い方でも安心です。移動の手段がないためネットで済ませたいという方も、インターネット上で注文できるホームセンターや材木店もありますのでチェックしてみてください。

給水機

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初回公開日:2022年07月23日

記載されている内容は2022年07月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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