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フサオマキザルの値段とは?飼育方法や必要な物もあわせて紹介

更新日:2023年11月14日

海外では介護で活躍しているほど知能の高いフサオマキザルですが、ペットにできることをご存じでしょうか。この記事ではフサオマキザルの値段、生体に関する基礎知識、飼育方法や必要な物について詳しく解説しています。興味のある方はぜひ読んでみてください。

フサオマキザルの値段とは?飼育方法や必要な物もあわせて紹介

ケージ

基本的に個人でフサオマキザルを飼われている方は放し飼いにしているようです。衛生面や安全面の関係で一緒の部屋で過ごすことが難しい方は、屋外に専用の小屋を建てたり、1部屋をフサオマキザル専用に改築したりなどしています。

室内でケージ飼育したい場合は、大型のキャットケージなどを組み立てて使用するといいでしょう。

ケージは脱走防止のために鍵をかけられるものを選ぶか、もしくは別で鍵を準備します。かなり知能が高いため、簡単な鍵だと飼い主を見て学習し、自分で開けて逃げる可能性が非常に高いです。こじ開けられないよう注意してください。

フサオマキザルの健康管理の注意点は?

フサオマキザルの生態や、生体のお値段、飼育方法などを紹介してきましたが、次はフサオマキザルがかかる病気の一例や、健康を維持するための方法を解説していきます。

ここに記載している以外にも、運動不足やエサの与えすぎによって肥満になったり、野生からの輸入個体は寄生虫に感染していたりする可能性もあります。

野生で広い大地を動き回っていたサルからすると、狭い小屋の中でじっとしている生活は非常に退屈です。ストレスから大声で叫んだり、過敏な反応を見せたりなどさまざまな異常行動をとることがあります。活動的に過ごせる場所や機会を用意してあげましょう。

フサオマキザルは飼育者が少ないため、飼育マニュアルが整備されている動物ではありません。何かあったときに動物病院に連れて行こうとしても、診療してくれる病院は非常に少ないです。飼う前に事前に診療してもらえる病院を探しておきましょう。

クル病

クル病とは骨軟化症のことで、骨が柔らかくなって伸びにくくなる病気のことです。

人間もかかる病気で、カルシウムやリン、ビタミンDの不足が原因で発症します。この病気にかかると骨が柔らかいために曲がりやすくなり、姿勢を維持するために筋肉や関節に負担がかかって苦痛を感じます。

カルシウムは乳製品やしらすなどに多く含まれているため、積極的に与える必要があります。ペット用のカルシウム剤なども販売されています。リンはさまざまな食品に含有されているので普通にエサを食べていたら不足することはありません。

カルシウムやリンを摂取しても、体内にビタミンDが無いと腸から吸収されないため、そちらも多く含まれている食品を積極的に与えましょう。ビタミンDはイワシ、サケ、サバなどの魚介や卵黄に多く含まれています。

参照:くる病|日本内分泌学会
出典:http://www.j-endo.jp/modules/patient/index.php?content_id=87

紫外線ライトを使用する

人と同じく、フサオマキザルも日光浴をすることでカルシウムの吸収が促進されるため、健やかな生活に太陽光は必要です。

室内で暮らしていて、なかなか日光を直接浴びることができないという場合は、紫外線ライトを使用して日光浴させるといいでしょう。

先述したクル病に関しても同様です。疾病対策でカルシウムやビタミンが豊富な食材を食べさせたとしても、紫外線を浴びないと体内で活用できないため、注意しましょう。

タンパク質を積極的に与える

次のページ:フサオマキザルの飼育方法や注意点をしっかり把握しておこう

初回公開日:2022年07月23日

記載されている内容は2022年07月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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