馬の種類と特徴｜色/仕事/馬毛/飼料/血液型/競馬

馬毛の種類にはどんなものがあるのかご紹介します。

・旋毛：馬のつむじのことです、馬の被毛は直立して生えないで傾斜してはえるために体表に毛流れができ、起始部や終止部が渦巻き状になります。
・被毛：体の表面に生えている短い毛です。
・長毛：体の一部生えている長い毛で、まえがみ、たてがみ、尾などです。
・原毛：基礎になっている毛です。

競走馬の飼料は、健康の維持や体力向上とコンディションの調整に必要です。競走馬の能力を十分発揮させ、事故を未然に防ぐうえで重要です。疾走する馬体を支える丈夫で頑強な筋骨は、運動による刺激と適切な栄養と飼育管理によって作られます。

運動や発育に必要なエネルギーを供給飼料です。

・エンバク
・フスマ
・トウモロコシ
・大麦
・油粕

繊維質と良質のたんぱく質、ミネラル、ビタミンを供給します。

・青草（生草）
・乾草
・加工牧草

濃厚飼料と粗飼料で不足する栄養素を補給します。たんぱく質、ビタミン、トウモロコシ、ミネラルなどの補強飼料です。

馬には、さまざまな種類があり大きさや体重など特徴があります。

・軽種：スマートな体形で素早い動きとスピードがあります。400～500kgぐらいの体形で競走馬や乗馬用として利用されます。

・中間種：軽種と重種の中間で軽快さが特徴です。温厚な性格で軽快さがあります。スピードは軽種より劣りますが競技用や馬車などに利用されます。

・重種：体重は800kg～1tあり、農耕や重量物の運搬のために改良された品種です。おとなしい性格で力持ちでなのでスピードよりパワーが重視される思い荷馬車用に利用されます。

・ポニー種：温厚な性格で生長しても体高が147cm以下の馬をポニーと呼びます。

・日本在来種：外来種と交配することがなく残ってきた日本固有の馬です。

馬の品種は250種類以上ありますが、競馬に使われる馬の種類は限られます。サラブレッド、アングロアラブ、ばんえい馬の3種類についてご紹介します。

サラブレッドは、18世紀初頭にアラブ系やハンター馬などを交配することにより品種改良しました。サラブレッドは、日本の競馬で最も使われている馬で、早く走ることを目的に品種改良された馬です。サラブレッドには血統登録が行われていて、1頭ずつ血統書がついています。

人間が創ったサラブレッドは気性が荒く、怪我をしやすくて精神的に繊細だという一面を持っています。競馬以外ではポロや乗馬などに使用されています。