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犬・猫・インコの噛み癖を治す方法紹介・噛む人の心理とは

更新日:2024年09月23日

誰もが「癖」があると思いますが「噛み癖」について考えてみたことはありますか?動物や子供だけではなく、成人した大人や恋人同士までの「噛み癖」をする原因や理由にはさまざまな心理が隠されています。この「噛み癖」の行為や心理状態をご紹介します。

犬・猫・インコの噛み癖を治す方法紹介・噛む人の心理とは

犬猫の噛み癖を治す方法と噛む理由

動物は、見ているだけで可愛くて癒されます。しかし、話せないから行動で示すことしかできません。吠えたり、目で訴えたり、時には噛むことによって何かを伝えようとしています。では、なぜ噛むのでしょうか。

理由もなく噛むことは決してありません。そこには、必ず「理由」や「原因」が存在します。ここでは、動物たちの噛み癖について噛む理由や噛む事を防ぐことができる対策を犬種別に理由や改善方法を考えてみました。

子犬の噛み癖

遠い昔から、犬は赤ちゃんの頃は兄弟姉妹と遊びながら学んできました。それは、どのくらいの力で噛めば痛いかなども含まれています。しかしながら、現代の犬は、まだ学ばなくてはいけない時期に親から離し、ペットショップなどに引き取られることも多く、早い段階での成長期に私たち人間と一緒に暮らすことになります。

その本来の犬の本能とでもいうのでしょうか。単純に噛み癖があると捉えるのは間違いであり、犬にとっては、生命を維持するという必要な本能が残っているという動物の世界では自然な行動です。

子犬の噛み癖の場合、歯が生え替わる時期に、ムズムズと痒みを感じます。その時に、何かを噛むことで痒みを抑えたり、紛らわせるという行動になります。最初の理由はそこから始まっていても飼い主さんが大きな声でキャーなどという大きな声を発することがあれば、遊んでくれていると勘違いをする場合もあります。

ですから、歯の生え替わる時期には仕方ないことにしろ、キチンとこれは噛んではいけないということなどを教えなくてはいけません。そのまま成長し、噛み癖が改善せずに、人にケガをさせてしまったら大変なことになります。

可愛いからと、そのままにせず、良い悪いを教えてあげることが必要です。大型犬の場合、特に噛み癖を治さなくてはいけないでしょう。

グッズとスプレーで噛み癖対策

噛むことを無理やりやめさせるということもストレスになりますので、噛んでも大丈夫なオモチャを与えると良いでしょう。ストレス発散にもなります。

また、甘噛み防止のスプレーやジェルもあります。犬の苦手なトウガラシやリンゴなどの辛さや苦味成分のあるスプレーやジェルを噛みそうな場所に先にスプレーしたり塗ったりします。

他には、噛み癖がエスカレートした場合には、口輪もあります。口にはめて開かないようにするためのグッズです。通気性が良く水も飲めるものもあります。もし、家族以外の人にも噛みそうなときには口輪を考える必要もあるでしょう。ただし、長時間ではなく、状況に応じての使用をします。

チワワの噛み癖

チワワは、小さくて可愛いく、見ているだけで癒されます。たくさんの犬種がありますが、チワワは最小の犬種となります。小さな体で元気いっぱいに活発に動き回り、つぶらな瞳で見つめられたらなんでも許してしまいそうです。

しかし、お散歩で出会うチワワは、攻撃的な態度で吠えるコが多い印象を受けませんか。チワワの場合は、噛み癖と言うよりはチワワの持っている性格からくることが多いでしょう。チワワは、元々は臆病な性質です。怖いからこそ、キャンキャンと吠え、時には牙をむけることもあります。臆病なためにガブっと噛み付く場合があります。

また、チワワは基本的には猫に近い印象を持ちます。自己中心的で、都合の良い時だけベタベタしてくるマイペースさがあります。そうかと思えば、愛情をひとりじめしたいような独占欲のある性格です。

ですから、自分以外の犬や人などの新しい家族に愛情がいってしまうと、がぜんライバル心が強くなる可能性もあります。愛くるしい可愛らしさとは相反する強さを持ちますので、くれぐれも気をつけてください。

お散歩中の可愛いらしいチワワに、可愛いからといきなり頭を撫でるようなことはしないようにしましょう。チワワの噛み癖については、本来の性格を考えて接するようにした方が良いでしょう。

マルチーズの噛み癖

マルチーズは、愛嬌のある可愛らしさと遊びが大好きな活発な性質を持ちます。基本的には、優しく穏やかな性格ですので噛み癖はあまりないでしょう。頭も良く、物覚えも良いのでキチンと躾をすることによって飼い主さんと素晴らしいパートナーシップをとれる家庭犬になる性質を持ちます。

しかしながら、いつも誰かがいるような環境で過ごすことを好むマルチーズです。留守番などでの寂しさを紛らわせるためのストレス解消で、物を噛んで発散することになることの可能性があります。運動や日光浴も兼ねて、毎日少しの時間でも充分なお散歩をしてあげることが必要でしょう。

マルチーズに限らず、屋内飼育の犬でも飼い主さんとのコミュニケーションは大切です。ストレスが噛み癖に繋がることもあります。飼い主さんが帰宅して、物を噛んで破壊するような行動をしていたからと頭ごなしに怒っても何も改善しません。もしも、噛み癖があって困っていると言う悩みがありましたら、犬目線でもう一度考えてみましょう。

猫の噛み癖

猫の噛み癖についても犬とほとんど同じです。子猫の場合は、犬と同じく歯が生え替わる時期に噛みます。乳歯は、生後1ヶ月くらいで生え、6ヶ月前後くらいまでには生え替わると言われています。抜けた歯は飲み込むことが多いので、飼い主さんが気がつかない間に生え替わることもあります。

犬の場合と同じく、その時期はムズムズと痒くて色んな噛み心地の良いものを噛んで紛らわします。

また、猫は動くものが好きなので飼い主さんと遊んでいるときに、手にガブっとくることがあります。元々、本能でネズミを捕っていたので動くようなオモチャを狩りの対象と見るのでしょう。

ですから、遊ぶ時にはオモチャを動かして遊びましょう。飼い主さんの手で遊ぶことを続けると成猫になっても手を動かすことに反応してしまうので、噛み癖を治すことが難しくなってしまいます。

セキセイインコの噛み癖へのしつけ方とNG行為

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初回公開日:2017年11月06日

記載されている内容は2017年11月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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