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アルマジロはペットで飼育可能?懐かせる方法や注意点5つを解説

更新日:2024年04月09日

アルマジロとはいったいどんな生態でペットとして飼えるのか疑問に思う方もいるかと思います。もしペットとして飼えるのならば、価格はいくらで日本国内で販売しているのか、そしてどんなことに注意してどうやって育てていくのかなど詳しくご紹介しています。

アルマジロはペットで飼育可能?懐かせる方法や注意点5つを解説

アルマジロを飼育する際の注意点2:適切な温度調節が必要

アルマジロは南アフリカや北アメリカの暖かい地域で生息する動物なので、寒さには非常に弱いです。

野生下では土の中に潜って睡眠をとっており、適度な湿度と温度になっています。しかし人間と一緒に生活しペットとして飼う際には、エアコンやヒーターを使い1年を通して温度差があまりないようにすることと、乾燥させないよう加湿器を使うなど温度・湿度管理が必要です。

特に皮膚や硬い背中の部分にトラブルが起きることが多いです。

アルマジロを飼育する際の注意点3:運動不足解消のために散歩が必要

1日のうち16時間ほどは寝て過ごすアルマジロですが、起きている間は室内や庭などの外で散歩させましょう。これは狭いケージ中で生活していると、ストレスも溜まり運動不足になるためでもあります。

ただし室内を散歩させる場合・カーペットを使って飼育する場合は、ノミやダニが住みやすくなるので、お家選びの使用には避けるようにしましょう。湿度・温度を高くする必要があるので、素材選びが重要です。

アルマジロを飼育する際の注意点4:爪の手入れに気を配る

枯れ葉・牧草・長く切った新聞紙・ウッドチップなどを使い掘るという作業を定期的にできるようにしてあげることで、爪を削る大切な役割とストレスの軽減につながりを果たすことができます。

床材は硬い鉄製の物はアルマジロの爪を痛めてしまう可能性があり、最悪は指の骨が折れることもあります。床材選びは十分に気をつけましょう。

アルマジロを飼育する際の注意点5:太らないようにする

アルマジロは体質上太りいやすい動物です。大切なペットが肥満にならないよう健康を維持するには、人間同様「バランスのいい食事・適度な運動」です。

よく食べよく動けばいいのですが、睡眠時間が16時間と非常に長いのでさらに太りやすくなる原因でもあります。

野生下では昆虫や爬虫類を主食として食べますが、ペットで飼う場合はコオロギなどの昆虫や野菜、人工フードをあげます。果物も大好きですがカロリーが高く太りやすいので、バランスよくあげましょう。そしてたまにはケージから出して散歩もさせましょう。

アルマジロの様子がおかしいときの対処法

いつもどおりに餌をあげて温度管理もしっかりしていたけど、最近なにかが違う・・・。ここが痛いなどと人間と会話ができれば一番いいのですがそうはいきません。

少しの変化に気づいてあげるのも飼い主としての役目です。

いつもとどのように様子が違うか事細かにチェックする

いつもと違う行動や便・皮膚の様子が違っていたりと、アルマジロになにかしらの変化がないか常にチェックしてあげましょう。

ペットとして飼うのと野生下とは環境が変わるため運動量が減ります。そして体質上肥満になりやすい動物なので、ストレスがかからない程度に散歩を適度に行うことが大切です。

日頃から「食事・体重・温度・湿度の管理」を徹底的に行うことで、健康維持につなげましょう。

アルマジロを診れる病院を前もって探しておく

飼う前に探しておくべきことが、あらかじめ診てもらえる病院を探すことです。

アルマジロは日本国内の自宅で特別な許可がなく飼育できる動物ですが、まだまだ珍しい動物で販売しているお店も爬虫類とは異なり非常に変わったペットショップでしか購入できません。

急に体調が崩れてしまったので今から病院を探すという状況では、手遅れになる可能性が高いです。

肥満も病気の要因になりますが、人間以外にハンセン病にかかる唯一の動物としても知られています。

通える動物病院があるのか・予約方法はどうするのか、そして病院がお休みの時はペットショップの方にも相談はできるのかなどと、万が一のための準備をしておく必要があります。

憧れのアルマジロをペットにして素敵な生活を!

アルマジロをペットで飼うということはイメージできたでしょうか。ゴツゴツの見た目からは予想できないほど懐いてさらに甘えん坊な一面もあり、非常に可愛い動物です。

飼育するには「しっかりとした住環境・体調を崩さないように健康状態を管理する・病院をあらかじめ探してておく」ということを十分に行い、アルマジロとともに暮らすという素敵な生活を送ってみてはいかがでしょうか。

初回公開日:2019年08月29日

記載されている内容は2019年08月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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