アルマジロの種類や値段はどのくらい?生態や飼育方法も詳しく解説!
更新日:2024年10月20日
ヒメアルマジロ
ヒメアルマジロはアルマジロの仲間で最小の種類であると言われており、手の平に乗るほどの大きさで、体長は8cm~12cm程、体重はわずか100g程です。
アルゼンチンの乾いた砂漠地帯に生息しています。夜行性の為、夜に餌を探す僅かな時間だけ地上に出てくる為、一生の殆どを地中の中で過ごします。
甲羅の部分には多くの血管が通っている為、体色はキレイなピンク色に見えるのも特徴です。その妖精のような姿から「ピンクフェアリーアルマジロ」の別名があります。
アルゼンチンの乾いた砂漠地帯に生息しています。夜行性の為、夜に餌を探す僅かな時間だけ地上に出てくる為、一生の殆どを地中の中で過ごします。
甲羅の部分には多くの血管が通っている為、体色はキレイなピンク色に見えるのも特徴です。その妖精のような姿から「ピンクフェアリーアルマジロ」の別名があります。
ケナガアルマジロ
ケナガアルマジロはその名の通り、甲羅の間から沢山の毛が生えているアルマジロです。南アメリカの中央部と南部で見られます。
この他にも紹介している「アラゲアルマジロ」と「ペルーケナガアルマジロ」の3種類に分けられます。
この他にも紹介している「アラゲアルマジロ」と「ペルーケナガアルマジロ」の3種類に分けられます。
アラゲアルマジロ
アラゲアルマジロは南米を中心に生息しており、希少性の高い種類です。アルマジロの中では特に人に懐くようで、一度懐くと犬のように甘えてくる為、ペットとしての満足度も高く、人気のある種類です。名前の通り、甲羅は荒くて長い毛に覆われています。
体長は25cm~35cm程、体重は1kg~3kg程です。
体長は25cm~35cm程、体重は1kg~3kg程です。
ペルーケナガアルマジロ
ペルーケナガアルマジロはアルゼンチンや、ボリビア、チリ、ペルー等に生息しています。特に夏季は日光を避ける為に夜行性となり、巣穴を掘って生活します。
体長は20cm~28cm程で、体重は1.2kg程です。体色は黄色がかった灰色をしています。
時に地元の農民からは害獣として扱われることもあるようで、ペルーケナガアルマジロの甲羅は、アンデス地方の民族楽器「チャランゴ」の材料として使用されることもあります。
体長は20cm~28cm程で、体重は1.2kg程です。体色は黄色がかった灰色をしています。
時に地元の農民からは害獣として扱われることもあるようで、ペルーケナガアルマジロの甲羅は、アンデス地方の民族楽器「チャランゴ」の材料として使用されることもあります。
ムクゲアルマジロ
ムクゲアルマジロは非常に珍しい種類で、動物園等でもあまり見かけることのない種類です。その名の通り、甲羅が豊富な毛に覆われた毛むくじゃらのアルマジロです。
ココノオビアルマジロ属の為、飼育は比較的容易な種類と言われています。
ココノオビアルマジロ属の為、飼育は比較的容易な種類と言われています。
ココノオビアルマジロ
ココノオビアルマジロは有名なアルマジロの仲間です。名前の通り、体には9列の頑丈な帯があります。完全に丸くなることはできませんが、四肢を甲羅の中に引っ込めることができ、オオカミ等の捕食者から身を守ります。
体長は35cm~60cm程で体重は2.5kg~6.5kg程です。耳は大きく、鼻と口は尖った形状をしています。尾は太く、体色は灰色や褐色掛かった灰色をしています。
跳躍力に優れているようで、垂直方向に1m程飛び跳ねることが可能です。また、見た目に似合わず、泳ぎも得意で潜水能力にも優れています。
体長は35cm~60cm程で体重は2.5kg~6.5kg程です。耳は大きく、鼻と口は尖った形状をしています。尾は太く、体色は灰色や褐色掛かった灰色をしています。
跳躍力に優れているようで、垂直方向に1m程飛び跳ねることが可能です。また、見た目に似合わず、泳ぎも得意で潜水能力にも優れています。
オオアルマジロ
オオアルマジロはアルゼンチン北部を中心に生息しており、アルマジロの仲間で最大の大きさを誇ると言われています。その大きさは、体長75cm~100cm程、体重は20kg~30kg程にもなります。
眼があまり良くない代わりに、耳と鼻が発達しており、餌である蟻塚を嗅覚と聴覚で探し出します。
前肢には非常に大きな爪があり、この爪を使って蟻塚を壊したり、巣穴を掘ったりします。オオアルマジロの使用しなくなった巣穴は、自然下の様々な動物たちに利用されます。
眼があまり良くない代わりに、耳と鼻が発達しており、餌である蟻塚を嗅覚と聴覚で探し出します。
前肢には非常に大きな爪があり、この爪を使って蟻塚を壊したり、巣穴を掘ったりします。オオアルマジロの使用しなくなった巣穴は、自然下の様々な動物たちに利用されます。
ムツオビアルマジロ
ムツオビアルマジロはブラジル中部から東部、アルゼンチン北部等の熱帯雨林や草原、サバンナに生息しています。その名の通り、体の帯の本数は6本~8本です。
体長は40cm~50cm程、体重は3.5kg~6.5kg程で、比較的他のアルマジロよりも大きめの種類になります。
完全なボール状にはなれませんが、ココノオビと同じように手足を甲羅の中に収めることができ、外敵に襲われた時等に体を丸めて身を守ります。
基本的には夜行性ですが、他の種類と比べて、比較的日中に活動することも多いのが特徴です。
体長は40cm~50cm程、体重は3.5kg~6.5kg程で、比較的他のアルマジロよりも大きめの種類になります。
完全なボール状にはなれませんが、ココノオビと同じように手足を甲羅の中に収めることができ、外敵に襲われた時等に体を丸めて身を守ります。
基本的には夜行性ですが、他の種類と比べて、比較的日中に活動することも多いのが特徴です。
ミツオビアルマジロ
ミツオビアルマジロはブラジル東部にのみ分布しており、ブラジルの固有種とされています。その名の通り、体には3本の帯があり、唯一、アルマジロの仲間で完全なボール状に体を丸くすることができる種類です。
このボール状の体は防御手段としてはかなり有効で、捕食者から身を守るのに役立っています。また、体を球体にすることにより、体温調節を行っているとも言われています。
体長は20cm~30cm程度で、重さは1kg~1.5kg程です。
このボール状の体は防御手段としてはかなり有効で、捕食者から身を守るのに役立っています。また、体を球体にすることにより、体温調節を行っているとも言われています。
体長は20cm~30cm程度で、重さは1kg~1.5kg程です。
マタコミツオビアルマジロ
マタコミツオビアルマジロはミツオビの一種で、こちらも完全なボール状に体を丸めることが可能です。これにより、天敵であるジャガー等から身を守ることができます。
他のアルマジロ同様、昆虫や果実等を好んで食べる雑食性で、長い爪を使って土の中に潜ることが可能です。
他のアルマジロ同様、昆虫や果実等を好んで食べる雑食性で、長い爪を使って土の中に潜ることが可能です。
初回公開日:2022年06月22日
記載されている内容は2022年06月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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