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レッサーパンダとジャイアントパンダの違いとは?共通点なども紹介

更新日:2024年02月11日

レッサーパンダとジャイアントパンダの違いや共通点はご存じでしょうか。本記事では、レッサーパンダとジャイアントパンダの特徴や違いについて紹介しています。レッサーパンダとジャイアントパンダに興味のある方は、ぜひ読んでみてください。

レッサーパンダとジャイアントパンダの違いとは?共通点なども紹介
群れを作らず、基本は単独で行動します。笹と竹が主食で、まれに昆虫や小動物も食べ、一日に10時間~16時間ほど寝ます。クマ科の動物とは違い、冬眠しません。木登りが得意ですが、降りるのが苦手なようです。

野生のジャイアントパンダの寿命は15年~20年といわれており、主に中国南西部の山岳地帯の温帯林に生息しています。

ジャイアントパンダの歴史

ジャイアントパンダは、昔から存在していましたが、中国の山奥でひっそりと暮らしていたため、人の目に触れることは少なかったようです。当時は、風変りな姿から、幻の動物に近い存在とされていました。

しかし、発見されてから、名前が世界中に知れ渡ることになります。ジャイアントパンダの存在が知られるとともに、毛皮が人気となり、毛皮目的で乱獲されてしまいます。

その後中国がジャイアントパンダを外交に使うようになり、中国によって密漁などが規制されるようになりました。1940年頃には、生息数調査が行われ、野生の個体数が減少していることが明らかになり、中国はパンダの研究を開始したようです。

違うところと似ているところ

まず、レッサーパンダとジャイアントパンダでは分類が違います。ジャイアントパンダは、クマ科に分類され、レッサーパンダはレッサーパンダ科に分類されます。

似ているところは、どちらもIUCNの絶滅危惧種リスト(レッドリスト)に登録されているところです。レッサーパンダとジャイアントパンダはどちらも絶滅の危機がある動物なのです。また、竹が主食なところや基本的に単独で行動するというところも似ています。

出典:レッサーパンダ|国際自然保護連合
参照:https://www.iucnredlist.org/ja/species/714/110023718

出典:ジャイアントパンダ|国際自然保護連合
参照:https://www.iucnredlist.org/ja/species/712/121745669

IUCNの「レッドリスト」って?

「レッドリスト」とは、IUCN(国際自然保護連合)によって発表される、「絶滅のおそれのある種のレッドリスト」のことです。レッドリストは、野生動物を調査し、一種ごとの絶滅のおそれの程度を評価することで、カテゴリーに分類します。

カテゴリーは9つあり、ジャイアントパンダは危急種、レッサーパンダは絶滅危惧種に分類されています。危急種よりも絶滅危惧種のほうが絶滅のおそれが高いカテゴリーであるため、レッサーパンダのほうが存続が危ぶまれているということです。

レッサーパンダとジャイアントパンダの特徴や違いについて知ろう

レッサーパンダとジャイアントパンダについて紹介してきました。

レッサーパンダとジャイアントパンダの関係や、特徴、生態について知ることができたのではないでしょうか。種類の分類が違うことや、どちらも絶滅のおそれがあることについて知っておきましょう。

初回公開日:2022年10月13日

記載されている内容は2022年10月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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