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プレーリードッグはどこで買えて販売価格はどれくらい?生態や飼育時の注意点なども紹介

更新日:2024年02月13日

プレーリードッグをご存知でしょうか。本記事では、プレーリードッグの特徴や販売価格の説明、また飼育する上で懐いてもらう方法や飼育上の注意点などを解説しています。プレーリードッグを飼っている方やこれから飼いたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

プレーリードッグはどこで買えて販売価格はどれくらい?生態や飼育時の注意点なども紹介
「プレーリードッグは飼いやすいの?」
「いくらぐらいで販売されているのかな」
「人に慣れるか心配」
動物園でよく見かけるプレーリードッグは実際に飼うことができるのでしょうか。この記事ではプレーリードッグの生態や飼い方の注意点を紹介します。この記事を読むことでペットとして飼育する際の参考になるでしょう。

プレーリードッグは人に慣れるペットとして言われていますがすべての個体が慣れているわけではありません。慣れてもらうためには飼い主の方から積極的に近づくことも大切です。どのようにしてプレーリードッグに懐いてもらうか、その方法も解説します。

飼育する上でプレーリードッグの習性や癖もあるので理解して飼育しましょう。そのことを踏まえて、プレーリードッグと一緒に楽しい暮らしを送れるよう参考にしてみてください。

そもそもプレーリードッグとは?

プレーリードッグの名前の由来は「草原の犬」という意味です。プレーリーは草原、ドッグは犬です。原産地は北米で草原地帯に群れで生活していることや、鳴き声が犬に似ていることからこの名が付いたと言われてます。

群れで生活することから生活スタイルが犬に似ていることと、危険を察知し仲間を呼ぶ声が犬にとても似ています。しかし、プレーリードッグはリスの仲間です。飼い方や性格などは犬とは違うので注意が必要です。

生態

野生のプレーリードッグはどのような暮らしをしているんでしょうか。プレーリードッグは一夫多妻制です。オス一匹に対して数匹の雌で群れの構成をしています。複数の群れが集まり集団で暮らす特徴があります。

家族同士はコミュニケーションを取り合い共に生活を送っています。様々な気持ちを体で表現しあいコミュニケーションを取っています。また家族同士で毛づくろいをしたりと仲が良い素振りもみられます。寂しがり屋の性格なので飼育する際にはスキンシップを多くとるようにしましょう。

活動時間は主に日中で、地上で過ごすことが多いようです。食性は草食寄りの雑食になるので主に草や根などを食べ、根を食べる際に土に付いた昆虫も食べます。飼育環境下では干し草やプレーリードッグ専用のペレットなどを与えましょう。

草食動物用のペレットを与えたり、ひまわりの種などのおやつを与えすぎると肥満になるので注意が必要です。リス用のエサもありますが、プレーリードッグ専用の餌も販売されているのでそちらを与えることでより良い栄養バランスを保てます。

手は指が長くとても器用で、食べ物を持って食べる姿がとても愛らしいです。また、草食系の動物なので鋭い鳩強い顎を持っています。

体のサイズや特徴

プレーリードッグの体の大きさやどのような特徴があるか紹介します。プレーリードッグは体長が28~33㎝ほどで、尾が長く10㎝ほどあります。まるまるとした体系で小さな耳が特徴的です。また目は大きく顔全体が可愛らしいです。

お尻の穴の近くに臭腺と言われる3つの管があります。驚いたり興奮したりすると不快な臭いを発生します。また尾で感情表現をし、さまざまなシグナルを出しているので覚えておくとよいでしょう。

また、丸々とした体で立ち上がる素振りは何とも言えません。飼い主が帰宅したときに出迎えで立ち上がるそぶりを見せることがあります。この合図は野生下で仲間のプレーリードッグの呼びかけの合図となってます。嬉しさのあまり甲高い声で泣く姿はとても愛くるしいでしょう。

種類や寿命の目安

日本でプレーリードッグと言われ販売されているのは「オグロプレーリードッグ」が主です。その名の通りしっぽが黒いプレーリードッグです。飼育環境での寿命はおよそ7~8年が平均的です。 大切に育てれば10年ほど生きたプレーリードッグもいると報告があります。

野生に比べ、ペットとして販売、飼育されている環境下では餌のバランスも良く、飼育環境も安定していることから長生きであると言えます。7~8年というのは小動物の中では一般的です。家族として大切に育てましょう。

種類に関しては 販売されているオグロプレーリードッグの他にグニソン、メキシコ、オジロ、ユタの5種類がいます。なかには、個体数が減少しているため絶滅の危険があるため絶滅危惧種として保護がされている種類もいます。

野生下では プレーリードッグの赤ちゃんは天敵に狙われやすく餌のバランスも悪いため生まれてから1年間の生存率は約半数と言われ平均寿命はおよそ2~4年です。

鳴き声や仕草

プレーリードッグは仲間意識が強く体や鳴き声を使い様々なコミュニケーションをとります。野生下では天敵に狙われやすいため、ボディランゲージや尻尾で感情を表すことが多いです。

ボディランゲージの中では友好の証として、歯をぶつけ合いまるでキスをしているような愛くるしい姿もあります。他には目を大きく見開き尻尾を膨らませ「きっきっきっきっ」と鳴いて危険を仲間に知らせたりします。

また、見張りをしたり覗いたり何かに興味を示した時に上半身を高く起こして立ち上がることもあり、その姿はとても可愛らしいです。

この他にも様々な表現方法があり、知ることでプレーリードッグの想いを感じ取れます。また、覚えていると体調不良を察知したり、ストレスを感じとったりすることもできます。しっかりと観察してプレーリードッグの気持ちを理解してあげましょう。

プレーリードッグの販売しているお店や価格の目安

プレーリードッグはどこで買えて販売価格はどれくらい?生態や飼育時の注意点なども紹介
以前に比べプレーリードッグは販売される生体価格が高くなりました。理由としては、プレーリードッグの輸入が禁止になっているからです。したがって以前は輸入していた個体を販売していましたが、現在は日本で繁殖した国産個体の販売のみとなっております。

価格も1頭20万円前後と高めです。オスとメスのペアで販売している場合は50万円近くなることもあります。販売価格が上がる理由として、繁殖の際に神経質なので、繁殖自体がかなり難しいと言われているためです。

ペットショップでもなかなか入荷、販売ができないため、他の小動物と比べ複数の個体から選ぶことが難しいでしょう。オスやメスの性別の指定で入荷、販売は選べますが、大きさや色合いなどの個体を選び販売することは困難です。購入の際は様々なペットショップや販売先を回り自ら個体の確認をしましょう。

プレーリードッグに懐いてもらう方法

とにかく懐くと言われるプレーリードッグですが、懐いてもらう方法はどのようなものがあるでしょうか。ここでは、販売されているプレーリードッグに懐いてもらうために飼い主ができることについて解説します。

販売段階で最初から人に懐いている子はそう多くありません、飼い主の方から積極的にプレーリードッグにふれあうことが大切です。また、プレーリードッグの本能や特徴を知ることでより簡単に懐いてもらえるでしょう。

懐いてもらうには時間が大切です。ペットにも飼い主にも無理がないようにたくさん時間をかけてふれあいをしていきましょう。プレーリードッグは群れを大切にする動物なので懐いてもらえると、とても愛嬌がありリピーターが多いのも納得です。
  • 撫でたり抱っこをして積極的に触れ合う
  • ケージから出してあげる時間を設ける
  • 多頭飼育をする
次のページ:プレーリードッグを飼う前に確認しておきたい注意点

初回公開日:2022年10月07日

記載されている内容は2022年10月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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