プレーリードッグはどこで買えて販売価格はどれくらい？生態や飼育時の注意点なども紹介

もともとプレーリードッグは家族同士でボディランゲージやスキンシップなどをする習性があります。飼い主が積極的に抱っこをしたり撫でてあげたりすることで懐きやすくなるでしょう。

触られるのが好きな動物なので積極的に触ることをおすすめします。販売されている個体は国内で繁殖している個体になるので人に懐きやすい傾向がありますが、販売されている中には人に恐怖心を抱いている子もいます。購入前に販売されている個体の性格を見極め、後悔がないように選びましょう。

また、飼い主に甘える時の鳴き声というものもあるので、鳴き声の特徴をある程度把握すると、その分早く懐くようになってくるでしょう。

プレーリードッグはスキンシップが大好きなので適度にゲージから出して遊んであげると良いでしょう。部屋の中で飼うにはケージが必要ですが、ずっとケージの中に入っていることでプレーリードッグにストレスが溜まります。草食の動物なのでストレスを隠す傾向があるので注意が必要です。

食事や寝る時などは販売時と同じようにケージの中に入れ安心感を与えます。飼い主が見ていられる時はケージから出し自由にしてあげることが良いでしょう。しかし、かじり癖や狭い所が好きな習性があるので注意も必要です。メリハリを付けてケージから出してあげましょう。

プレーリードッグは群れで生活する動物です。一匹のオスに対して複数のメスで家族を構成する一夫多妻制です。そのため一匹で飼うよりも複数で買うほうがプレーリードッグにとってストレスが少ないと言えます。

しかし多頭飼育するのは飼い主にとっても大きな負担と感じることもありますが、プレーリードッグのためにも検討してみてもいいかもしれません。また、多頭飼育することで飼い主にも懐きやすくなる傾向があります。

プレーリードッグ同士がスキンシップを取る姿はとても愛らしく、まるで恋人同士のような姿も人気の理由です。そんな可愛らしい姿を見てみたい方は是非、多頭飼育をおすすめします。

プレーリードッグは様々な癖や特徴があります。飼う前に知っておくことでしっかりとした管理ができ、プレーリードッグを危険から守ることが出来ます。また、対策を飼育前に準備することをおすすめします。

プレーリードッグの飼い方として毎日中での取り入れてあげることで、プレーリードッグのストレス軽減になることも解説します。併せて生活環境を整えてあげましょう。ストレスがかかると性格もきつくなり、慣れにくくなります。特性を理解したうえでプレーリードッグとの暮らしを楽しみましょう。

ここでは、プレーリードッグが注意するべき癖や特徴の解説します。実際に飼う場合どうしたらよいか決め事前準備に役立ててください。

プレーリードッグはもともとリスの仲間なので前歯が伸び続け物をかじる癖があります。届くところ全てのものをかじる習性があるので注意が必要です。特に発情期に強まるでしょう。

どんなものでもかじってしまうのでケージの中にいても危険なものが届かないようにしましょう。販売店でもしっかりと対策をしているでしょう。

ケージ全体や餌入れなどをかじりますが届くものは何でもかじります。特に危険なものが電気のコードです。ヒーターなどを使う場合は常にコードがかじられていないか確認をする必要があります。

ケージから出した場合はしっかりと見守ることが大切です。木の根を食べる習性から木材が好きなので、柱や家具などをかじることもあります。かじられて我慢するのも良いですが予防することが大切です。誤飲をしてしまった場合はプレーリードッグにも負担がかかるので注意が必要です。

何をかじられるかわからないので金銭的にも余裕を持っておく必要もあるでしょう。

プレーリードッグは草食系の動物なので排泄物のにおいが強いのが特徴です。草食系の動物全般に言えますが、繊維が多い食べ物を多く摂ることで糞尿の量が増えます。こまめに掃除してあげることでにおいの軽減につながるので清潔な状態を保つようにしましょう。

掃除の頻度は、毎日一回は必ず行い、排泄物の除去や餌と水の入れ替えも必ず行なってください。汚れは溜め込むことでにおいに繋がります。人間用の消臭剤は体に悪い影響が起きることもあるので、小動物用の消臭スプレーなどを販売店で探し、臭いを軽減をすると良いでしょう。

肛門近辺に3本の臭腺があります。驚いたり、興奮したりするとにおいが発生します。臭腺からにおいが発生したときには、ウェットティッシュなどで拭き取り綺麗にしてあげましょう。

えさやおやつの与えすぎで太りすぎてしまわないよう注意も必要です。プレーリードッグは両手で食べ物を持ち食べる姿はとても可愛らしいです。小動物用のおやつもたくさんの種類があり、色々な物を与えたくなってしまいます。

しかし、プレーリードッグは草食動物なので繊維質でカロリーが低いものが主食になります。普段の餌は販売店と同じプレーリードッグ用の餌を与えるようにし、おやつも与えすぎに注意しましょう。肥満になると病気のリスクが高まります。運動でのダイエットは出来ないので与えるものでカロリーコントロールをしてあげましょう。

プレーリードッグは活発で運動量が多いので、ある程度大きめのケージを用意する必要があります。ケージ内で活発に動く場合は良いのですが、ケージから出して遊ばせるときには注意が必要です。

リスの仲間なので登りそうなところはどこまででも上ります、足を滑らせて落下してしまうことがあるので注意が必要です。ケージから出す時はしっかり監視し、怪我が無いように努めましょう。

飼育環境下では室温の管理もしてあげましょう。冬場の注意点は、プレーリードッグは寒さに弱いため室温が下がりすぎると冬眠する場合があります。小動物の冬眠は飼育環境下では命に関わる危険があります。冬眠させない為にヒーターなどで保温しましょう。販売店でも対策をしているでしょう。

ヒーターでこの他に室温を保つ必要もあります。しない環境下であれば気にしすぎることはありませんが、20度以下にはならないように心がけましょう。

夏場の注意点は室温が上がりすぎることで、熱中症や脱水症状など夏特有の命の危険もあります。夏場はケージが日中に日が当たらないところに置き、冷房をかけるなど人が快適に暮らせる温度を保つようにしましょう。夏場の直射日光はとても危険です。