Search

検索したいワードを入力してください

カワウソの飼育方法・値段・臭い|ブログ/飼育員/水/プール

更新日:2023年11月10日

愛らしいしぐさと顔が可愛いと話題を呼び始めているペット、コツメカワウソ!コツメカワウソは飼育が難しい印象がありますが、本当なのでしょうか?実は飼育は思っているより難しくありません!今回はコツメカワウソの飼育のコツをご紹介します。

カワウソの飼育方法・値段・臭い|ブログ/飼育員/水/プール
野生では10頭ほどの家族を作って暮らすのがカワウソです。よって、犬のようにコミュニケーションをとるのが上手で、信頼した相手にはよく甘えます。飼い主さんだけでなく、ほかの種類のペットでも子どもの時から一緒にいればうまくやっていくことができます。

仕事帰りに疲れて帰ってきても、自分の姿を見つけて甘えたがるカワウソの姿があれば、疲れも吹っ飛ぶほど癒されるでしょう。

デメリット

広いスペースが必要

カワウソはとても活発で、好奇心が旺盛な動物です。毎日遊んであげることが必要ですが、その際に十分なスペースがあるか確認しましょう。十分なスペースで遊ばせてあげないと、ストレスが溜まり、運動不足の原因にもなります。広いスペースを確保するか、部屋は常に片付いている環境にする必要があります。

また、体がスリムなので、家具の隙間や、壁と電化製品の間の隙間などにも潜り込みます。一度入ったら出てこない可能性もありますし、電気コードをかじってしまい、停電やケガの鯨飲になることもあります。家の中の環境を確認し、常に注意する必要があります。

費用がかかる

カワウソを飼育すると、さまざまな費用が発生します。まずカワウソの個体を手に入れるのに100万円以上かかってもおかしくありません。手に入れられても、ほかのペットとは違って、ペットフードだけでなく魚介類も必要です。毎日水浴びさせなければいけないので、水道代もかかります。冬には暖房代もかさむでしょう。

カワウソを飼育する際にどのような環境が必要なのかをしっかり考え、今の経済状態で最後まで飼育できるのか確認しましょう。不十分なまま飼育すると、カワウソにも飼い主にも良くない状態となります。

鳴き声が大きい

さきほどご紹介したように、カワウソは鳴き声がとても大きいので、マンションやアパートで飼うのは難しいでしょう。しかし、犬や猫よりもうるさいということではないので、ペット可の物件ではほかの動物と同じように飼うことができます。

カワウソを診てくれる動物病院が少ない

どんな動物でも必ず念頭に入れなければいけない問題が、けがや病気になった時に受診してもらう病院のことです。犬や猫、最近ではハムスターなどの小動物なども、メジャーな動物は動物病院で診てもらい、薬も処方してくれます。

しかし、カワウソはまだまだメジャーなペットではありません。責任をもってカワウソを診断し、治療してくれるお医者さんがいる動物病院はとても少ないです。診てくれるお医者さんが見つからないままカワウソを飼育し始めると、けがや病気になった際に困ってしまうことになります。カワウソを飼育したいと考えているなら、あらかじめ病院を見つけてからにしましょう。

最後までしっかりお世話ができるか

カワウソは輸入が規制されているうえ、人工繁殖も難しい動物なので、どうしても値段が高くなり、手に入れるのが難しいペットです。やっと手に入れられたとしても、飼育環境を整えるのにもお金がかかります。また、受診してくれる動物病院を見つけておくことも必要です。

しかし、それらの点を解決できたなら、あとは難しい点はほぼないと言って良いでしょう。犬や猫と同じように飼育することができます。最も大切なのは、最後まで面倒を見られるかという点です。これはカワウソに限ったことではなく、ペットを飼う上で当たり前のことです。

カワウソをしっかりと飼育するという責任感さえあれば、飼育することは決して難しいことではありません。本当に飼育できるかよく確認し、カワウソと楽しい日々を送りましょう。

初回公開日:2017年11月03日

記載されている内容は2017年11月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related