うさぎに健康診断は受けさせるべき？内容や費用や頻度についてご紹介

うさぎは自然界では捕食される側です。そのため素早く動けるように骨は軽くまた鳴き声もありません。

犬や猫と違って骨折しやすかったり病気を隠す習性があるため、飼い主は日頃からうさぎをよく観察し、定期的に健康診断を受診しましょう。

うさぎは丸いフォルムにふわふわの毛で覆われており、長毛種ともなれば見た目では太っていることに気づきにくいです。なので体重を測ることで肥満を防止する必要があります。

「もぐもぐしてる姿って可愛いなぁ」そうしておやつを与えすぎてしまうと、うさぎは太ってしまいます。うさぎの食事は基本的に牧草とペレットでおやつはご褒美くらいで与えるようにしましょう。

肥満によって心臓や内臓全般、足裏や関節などに負担がかかり病気を招く恐れもあります。餌の管理や部屋の中で程よく運動・散歩させるなどして肥満にならないよう注意しましょう。

うさぎは爪も歯もケアしてあげなければ伸び続けます。思わぬケガや病気にかからないようにするためにも、爪切りと歯のケアが必要です。

爪切りは1～2ヶ月に1度行いましょう。爪が床に引っかかったり、抱っこした際に飼い主を引っかいてしまう場合もあります。

歯が伸びすぎてしまうと餌が食べづらくなるなど問題が起きるでしょう。うさぎの歯は見えにくいですが奥にもあります。病院で定期的に診てもらうようにしましょう。

健康診断では希望すればレントゲンで内臓脂肪などより詳しくうさぎの状態を診てもらうことができます。

見た目や触診ではわかりにくい病気も、レントゲンをとることで早期発見につながるということです。健康診断でいつからレントゲンを受けるか悩んだら獣医師に相談し検討するのも良いでしょう。

うさぎは腸が正常に働かなくなると体の中に毒素やガスが溜まってしまいます。「最近食欲ないな」と感じたら迷わず獣医師へ相談しましょう。

うさぎの健康診断とうさぎドックの違いは検査内容にあります。健康診断では問診や触診による身体検査をメインに行い、うさぎドックになると検査項目が増え、うさぎの状態をより詳しく知ることができます。

病院によって内容は異なりますがうさぎドックは健康診断のプレミアムコースということになります。

身体検査、検温、検便、そして血液検査、レントゲン、超音波検査といった検査を受けることによって普段の状態を知ることできます。

健康診断でレントゲンをとってくれる病院もありますが胸・腹部といった撮影箇所が限定されている場合もあります。

うさぎドックならプラス頭部の撮影が行えるなど検査範囲を広げることができます。血液検査もチェック項目が増えるなど、より詳しくうさぎの状態を調べることができます。