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アカメカブトトカゲの飼育方法|適切な環境や餌の与え方などについて解説

更新日:2024年07月07日

アカメカブトトカゲの飼育方法をご存知でしょうか。本記事では、アカメカブトトカゲの基本情報をはじめ、適切な飼育環境や必要な設備に加え、繁殖方法やハンドリング、不調の原因まで紹介しています。自宅でアカメカブトトカゲを飼ってみようと考えている方は役立ててください。

アカメカブトトカゲの飼育方法|適切な環境や餌の与え方などについて解説
「アカメカブトトカゲを飼いたいけど、どうしたら良いか分からない」
「アカメカブトトカゲの繁殖を狙っている」
「飼っているアカメカブトトカゲの元気がない」
このように、アカメカブトトカゲを飼育するにあたって、疑問や不安を持っている方もおられるでしょう。

本記事では、アカメカブトトカゲの基本情報や飼育方法を詳しく紹介していきます。

本記事を読むことで、飼育に必要なものや繁殖方法までが分かるため、飼育に関する悩みを解決する糸口にできるでしょう。

なお、アカメカブトトカゲは、ペットショップで見かけることは少なく、おもに爬虫類専門店で販売されています。

恐竜を連想させるウロコとは裏腹に、まんまるな瞳や小さい手足、そのギャップに心打たれる方も多く、いま人気になりつつある爬虫類ですので、ぜひ参考にしてください。

アカメカブトトカゲってどんな生き物?



アカメカブトトカゲの別名は「メベニカブトトカゲ」で、初めて流通したと言われるカブトトカゲでもあります。

ここからは、アカメカブトトカゲがどのような生き物なのか詳しく見て行きましょう。

生物学的分類

アカメカブトトカゲは、トカゲ科カブトトカゲ属に分類される爬虫類です。

学名は「Tribolonotus gracilis」で、英名では「Red-eyed Crocodile Skink」と呼ばれます。

生息地

生息地は赤道付近の島で、おもにインドネシアのニューギニア島やパプアニューギニアに生息しています。

いわゆる熱帯雨林に生息しており、水辺を好み、陽の光を浴びることはほとんどありません。

見た目と大きさ

全長(頭からしっぽの先まで)は15~20センチほどで、両手におさまるほどです。

背部には黒くゴツゴツとしたウロコがありますが、腹部はクリーム色で触るとぽよぽよとした感触があります。

目の周りはオレンジ色のアイシャドウのような模様があり、頭部は兜をかぶっているように見えることから、「アカメカブトトカゲ」と名づけられたと言われています。

活動時間帯

アカメカブトトカゲは夜行性です。

昼間は落ち葉の下や、倒れた木の下などの暗い場所に隠れてじっとしていますが、夜になると外に出て食べ物を探したり、水浴びをしたりと活動を開始します。

ただ、人間の飼育下で飼い主に慣れたアカメカブトトカゲであれば、昼間でも与えられたエサを食べることがあると言われています。

食性

アカメカブトトカゲは肉食です。

コオロギやローチ、ミルワームなど小型の昆虫を主食としており、ときにはオタマジャクシや、2〜3センチほどの魚を捕食することもあります。

性格

性格はとても臆病で、動き回ることも少なくおとなしいです。自分の身に危険が及ぶと、死んだふりをするようにピタッと固まってしまいます。

また、爬虫類には珍しく鳴くことができるため、コミュニケーションや威嚇の鳴き声が聞こえることもあります。

寿命

寿命は平均で5〜10年と言われています。

寿命に幅があるのは、人間の飼育下においてアカメカブトトカゲに適した多湿な環境を作り、さらにそれを維持するのが難しいためです。

寿命が長いか短いかは、飼育環境次第と言えるでしょう。

アカメカブトトカゲの入手方法

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初回公開日:2022年06月11日

記載されている内容は2022年06月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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