グールドモニターの飼育方法｜必要な餌やケージの大きさなど基本を解説

幼体時のエサは、コオロギなどの無脊椎動物を中心に与えます。例えば、げっ歯類や鶏肉、ヒナウズラなども餌の対象です。

運動量が多く、消費エネルギーも多いため、たくさん食べさせても問題ありません。しかし、度の超えた餌の量は、いくら消費エネルギーが多くても肥満になってしまうため、与え過ぎには注意しましょう。

成体以降になると、幼体時に比べて太りやすくなるため、食事管理は徹底して行うようにしましょう。グールドモニターは成体以降になると脂肪体を作り、肥満になると体に良くありません。

そのため、脂質の多いマウスやヒヨコの肉は与えるのを控え、脂質の少ない、または脂質を取り除いた肉や無脊椎動物を与えるようにしましょう。

グールドモニターの生活範囲に水入れを用意しておくと、水浴びをするほか、飲みたいときに水も飲みます。

用意した水を交換し、清潔に保っていれば、特に心配することはありませんが、水浴びすると水が汚れやすいため、早めに水を取り替えてあげましょう。

飼育する場合は乾燥させると体に異変が生じてくるため、グールドモニター自身がいつでも水に触れることができる環境を整えることが必要です。

基本的に適切な温度は23℃程度と言われています。幼体時は特に寒さに弱く、体温を上げる環境が必要です。ホットスポットの下は50℃近くあるといいでしょう。日中と夜間で温度を変えるとさらにグールドモニターにとって、快適な環境になります。

特にホットスポット下に石を置いて、お腹を温めることができるようにするとさらにいいでしょう。

グールドモニターは力が強く、レイアウトをしても壊されてしまいます。軽いものであれば、移動させられてしまうこともあり、設置してもあまり意味がありません。

ホットスポットや紫外線ライトなど、適性環境を作るための道具や生活に必須な道具以外はあまり設置しない方がいいでしょう。

特にガラス製のものを設置していると壊される確率が高いです。

グールドモニターは初心者向きの生き物ではなく、知識がない状態で飼うのは少々難しいです。飼おうと考えている方は、あらかじめ情報収集をして、知識を深めてから飼うことをおすすめします。

ある程度の知識を持っていると余裕が出てくるため、大きくなるグールドモニターを観察し日々の成長を感じながら、飼育を楽しむことができるでしょう。