グールドモニターの飼育方法｜必要な餌やケージの大きさなど基本を解説

「グールドモニターを飼おうと思っているけど、実際どうやって飼うの？」
「飼うときの費用はどのくらいかかるの？」
「グールドモニターを飼ったら、必要なものはなに？」
このように、グールドモニターの知識が少なく、飼いたくても飼うのをためらっている方もいるのではないでしょうか。

本記事では、グールドモニターを飼うにあたって、知っておくと便利な情報や飼う前に必要な準備、購入場所や購入価格について紹介しています。

この記事を読むことで、グールドモニターを購入してから出迎えるまで、また出迎えてからすることを把握することができ、購入後もスムーズに飼育を進めることができるでしょう。

これからグールドモニターを飼おうか悩んでいる方は、ぜひこの記事をチェックしてみて下さい。

グールドモニターは大きな体と迫力のある見た目をしているオオトカゲです。トカゲの中でもサイズが大きく、直立をするとさらに圧を感じます。

別名は、ヒャクメオオトカゲ、グールディ、ホーンズモニターなどとも呼ばれています。

見た目さながら、中身も存在感のある爬虫類です。

多くの別名を持つグールドモニターは、オーストラリアやパプアニューギニア、オセアニア州に生息しています。

環境の適応性が強く、生息環境は森林から砂漠地帯までと範囲が広いのが特徴です。特にオーストラリアの本土に多く生息しています。

グールドモニター自体適応能力が高いため、適した環境は比較的作りやすいでしょう。

グールドモニターは、オオトカゲ科、オオトカゲ属、オニオオトカゲ亜属に分類されるトカゲの仲間です。名前にオオトカゲとつくこともあり、トカゲの中ではサイズが大きく、迫力もあります。

これまでは英名でV. p. horniの分類でしたが、現在はV. g. horniの分類に変更されました。

グールドモニターは幼体時は小さいサイズですが、成長した後はサイズが大きく、メスよりオスが大きくなりやすいです。

最大で体長140cm〜150cmほどまで大きくなり、グールドモニター特有の後ろ足としっぽで停止して立つ「グールド立ち」をするとさらに迫力があります。

生まれたての状態では、20cm〜30cmほどの大きさで、30cmの定規が1本くらいの大きさと考えていいでしょう。

グールドモニターは適応能力が高く、丈夫な特徴があり、飼いやすいようなイメージもありますが、気性が荒く噛み癖があるという難点も持っています。

特にお腹が減っている時に噛む傾向があり、飼育する場合はなるべく空腹にさせないようにするのがベストでしょう。

大きくなるとなつかせることは難しいですが、小さいうちにハンドリングをしておくことで、ある程度はなつかせることができます。

グールドモニターの寿命は、15年程度と言われています。一般的なトカゲは平均寿命が10歳程度とされていますが、それに比べるとグールドモニターは比較的長く生きるでしょう。

長く生きさせるコツとしては、トカゲが暮らしやすい環境を整えることが必要になります。例えば広い生活環境を与えることやトカゲに適度な運動をさせること、管理された食事を与えることに加えて、室温の管理をするなどが挙げられます。

グールドモニター AD ?✨
指トビ、背中に小キズあり?

とりあえず仮住まいm(__)m

育った個体ですので飼育用品も最初から相応の金額になりますので生体価格は店頭にて是非ご相談ください(^o^)

その他ガーゴ?オビタマ?
ニシアフ?レオパetc入荷済?#グールドモニター#爬虫類 pic.twitter.com/Wmyeaokklk

— 爬虫類広場（お問い合わせはDM?） (@ryo175859254) June 24, 2022

グールドモニターは荒々しい性格をしているため、人に慣れさせることは難しいでしょう。しかし、例外として小さい頃から人の手に慣れさせておくと、人に慣れる場合もあります。

活発なためゲージを開けた瞬間、飛んでくることも稀ではありません。初心者からすると飼うのが難しい爬虫類と言われています。人に慣れさせたいのであれば、幼体の時からハンドリングをするようにしましょう。

グルードモニターを購入するのであれば、専門店をルートに購入するのがいいでしょう。入荷次第ではペット販売のイベントでも購入でき、また運が良ければボランティアを通して無料で出会うことも可能です。

グールドモニターの価格は比較的安く購入ができますが、サイズが大きくなればなるほど金額が高くなる傾向があり、相場は5万円～7万円程度です。人になつかせやすい幼体だと比較的安い値段で購入することができます。