ニジイロトカゲってどんな生き物なの?生態やニホンカナヘビとの違いも!
更新日:2024年07月09日
「植木で尻尾が青色の虹色みたいなトカゲを見かけたけど、あれってどんな種類のトカゲなんだろう?」
「尻尾が青色のトカゲを捕まえたけど、どうやって飼育したらいいの?」
あまり日常でニジイロトカゲに遭遇する機会は少ないかもしれませんが、もし虹色トカゲに出会った時、このように考える方もいるでしょう。
本記事では、ニジイロトカゲの生態や飼育の仕方、またニホンカナヘビと呼ばれるトカゲのような種類の生き物との違いについて紹介していきます。
この記事を読むことで、ニジイロトカゲについて今まで知ることのなかった生態や、飼育する際の注意点などを知ることができます。
少しでもニジイロトカゲについて興味を持った方は、是非この記事を参考にしてみてください。
「尻尾が青色のトカゲを捕まえたけど、どうやって飼育したらいいの?」
あまり日常でニジイロトカゲに遭遇する機会は少ないかもしれませんが、もし虹色トカゲに出会った時、このように考える方もいるでしょう。
本記事では、ニジイロトカゲの生態や飼育の仕方、またニホンカナヘビと呼ばれるトカゲのような種類の生き物との違いについて紹介していきます。
この記事を読むことで、ニジイロトカゲについて今まで知ることのなかった生態や、飼育する際の注意点などを知ることができます。
少しでもニジイロトカゲについて興味を持った方は、是非この記事を参考にしてみてください。
ニジイロトカゲってどんな生き物?
ニジイロトカゲ? pic.twitter.com/1iYeAzLxiT
— beat beast bear (@kumasan19780703) September 2, 2020
子どもの頃、暖かくなると花壇や植木の近くで日向ぼっこのように姿を表すトカゲを捕まえたことがある方もいるでしょう。この日常で見かける小さなトカゲは、かなり身近な爬虫類の種類の1つではないでしょうか。
今回はそのトカゲの中でも、青色の尻尾を持っているトカゲについて紹介していきます。
生態
ニジイロトカゲの正体は、ニホントカゲの幼体です。ニジイロトカゲは鮮やかな青色の尻尾を持っており、その文字通り虹色のように見えるのでこう呼ばれることもあるようです。
体つきはやや扁平で、全体がぬるっとしているような滑らかな鱗で覆われ、縦線模様が入っています。天敵に襲われた際はこの目立つ青色の尻尾を切って逃げていくので、見つけた際は尻尾を切られないように気をつけましょう。
体つきはやや扁平で、全体がぬるっとしているような滑らかな鱗で覆われ、縦線模様が入っています。天敵に襲われた際はこの目立つ青色の尻尾を切って逃げていくので、見つけた際は尻尾を切られないように気をつけましょう。
大きさ
トカゲの中でも中程度サイズの大きさで、頭から胴回りまでだと孵化時で約3cm、成長すると約6〜8cmになります。尻尾まで合わせると平均約15cmで、大きいものだと約25cmぐらいまでのものもいるようです。
メスの方が体は一回り大きいですが、縄張り意識はオスのトカゲの方が強いです。
メスの方が体は一回り大きいですが、縄張り意識はオスのトカゲの方が強いです。
生息地
日本全国どこでも見かけることができます。ただ、近年DNAのデータからニホントカゲとヒガシニホントカゲという分類にわけられ、ニホントカゲは近畿から西日本やその島あたりに分布し、ヒガシニホントカゲはその名のとおり東日本に分布される個体となっています。
外見的にはほとんど違いがなく、ニジイロトカゲと呼ばれる幼体の時期も同じような外見ですので、ニジイロトカゲの生息地となると日本全国といえるでしょう。
森林地帯や川の周り、私たちが暮らす市街地までどこでも見かけることができます。
外見的にはほとんど違いがなく、ニジイロトカゲと呼ばれる幼体の時期も同じような外見ですので、ニジイロトカゲの生息地となると日本全国といえるでしょう。
森林地帯や川の周り、私たちが暮らす市街地までどこでも見かけることができます。
寿命
寿命は平均で約5年ですが、長く生きる個体だと約10年生きるものもいるようです。ただ、人間の飼育下では大きなケージを用意できなかったり、トカゲに負担をかけてしまったりして、なかなか長生きさせることは難しいかもしれません。
飼育する際は餌や飼育設備に注意し、トカゲにとってストレスのかからない飼育環境になるよう心がけましょう。
飼育する際は餌や飼育設備に注意し、トカゲにとってストレスのかからない飼育環境になるよう心がけましょう。
ニホンカナヘビとの見分け方
ニホンカナヘビとの違いは、尻尾の長さや体の光沢具合、体つきの違いによって見分けることができます。
まず、尻尾はニホントカゲの尻尾の長さが体長の約1/2に対して、ニホンカナヘビは体長の約2/3もあります。また、体つきはニホントカゲの方ががっしりとしていて、腕はニホンカナヘビよりも前方についています。
わかりやすいのが体の光沢具合で、ニホンカナヘビは鱗に光沢がなくざらざらとした感じですが、ニホントカゲは滑らかで光沢感があります。
ちなみに幼体のニジイロトカゲは鮮やかな青色の尾を持っていますので、すぐに見分けることができるでしょう。
まず、尻尾はニホントカゲの尻尾の長さが体長の約1/2に対して、ニホンカナヘビは体長の約2/3もあります。また、体つきはニホントカゲの方ががっしりとしていて、腕はニホンカナヘビよりも前方についています。
わかりやすいのが体の光沢具合で、ニホンカナヘビは鱗に光沢がなくざらざらとした感じですが、ニホントカゲは滑らかで光沢感があります。
ちなみに幼体のニジイロトカゲは鮮やかな青色の尾を持っていますので、すぐに見分けることができるでしょう。
ニジイロトカゲには魅力がいっぱい
ニホントカゲの子供発見!
— 喜多村一郎 (@ichirokitamura) August 9, 2020
この子はむちゃくちゃ人懐っこくて、手に乗っけても全然逃げませんでした
ニジイロトカゲとも呼ばれ、その鮮やかな色合いが神秘的な事から、幸運をもたらすと言われています!
これを見た方にも幸運がおとずれますように!#喜多村一郎#ニホントカゲ#ニジイロトカゲ pic.twitter.com/SJiCdAHb0h
実際に、ニジイロトカゲを詳しく知れば知るほど、その魅力がたくさんあることに気づきます。滑らかで光沢のある美しい体つきのニジイロトカゲを、自宅で飼育できるのはとても贅沢なことです。その魅力について、2点にわけて紹介していきます。
飼育がしやすい
かなり丈夫な生き物なので、爬虫類を飼うための基本的な飼育設備が整っていれば飼育しやすい種類になります。ただ、虹色トカゲと呼ばれる幼体の頃は、飼育する難易度があがってきます。
このニジイロトカゲの時期に飼育するのが難しい理由は、後述する床材の影響がかなりあるようです。床材の素材には気をつけないと、ニジイロトカゲの気道や食道に詰まってしまいますので、注意して選びましょう。
このニジイロトカゲの時期に飼育するのが難しい理由は、後述する床材の影響がかなりあるようです。床材の素材には気をつけないと、ニジイロトカゲの気道や食道に詰まってしまいますので、注意して選びましょう。
初回公開日:2022年06月24日
記載されている内容は2022年06月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。