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ツリーモニターの種類|飼育環境を作るのに必要な基本的なアイテムも紹介

更新日:2024年01月22日

本記事はツリーモニターを飼育したいけど、種類や飼育方法がわからないという方はいらっしゃいませんか?今回は、ツリーモニターの種類と飼育用品、ハンドリングができるかなどを解説していきます。これを参考にして、本種をお迎えする際の参考にしてみて下さい。

ツリーモニターの種類|飼育環境を作るのに必要な基本的なアイテムも紹介

ツリーモニターは肉食性で、主に昆虫や小型の哺乳類、鳥の卵などを食べるとされています。飼育下では、マウスやコオロギやローチを成長度合いに応じて与えていくのが一般的です。成体の場合、基本はコオロギやローチを与え、時々マウスやささみなどをあげて下さい。

また、コオロギやローチを与える際に必要なのがカルシウム剤です。カルシウム不足だと骨がうまく形成されない「クル病」になってしまい、最悪死に至る可能性があります。餌にまぶして与えましょう。

ヒーター

ツリーモニターを飼育する際は、爬虫類用のサーモスタットがおすすめです。昼夜の温度管理が行いやすく、適温を保つことができます。

管理する温度ですが、基本は26度から27度に設定し、夜間はそこから1度程度下げてあげるとちょうどよいとされています。

また、他の爬虫類を飼育しているならば、部屋のエアコンで温度管理をしてもよいでしょう。

バスキングライト

飼育ケージ内には、登り木などの他にバスキングスポットと呼ばれる場所が必要になります。トカゲは変温動物であるため、体を温めなければ日中の活動に支障をきたしてしまいます。そのための場所がバスキングスポットです。

バスキングスポットを作るためには、バスキングライトと呼ばれるライトを設置します。このライトが小さすぎる場合、ツリーモニターの体が温まらなかったり、低温やけどを起こしてしまう事があるため注意が必要です。気持ち大きめのものを選んで下さい。

紫外線ライト

ビタミンDの合成に必要な紫外線ですが、もちろんツリーモニターをはじめとした爬虫類には必須のものとなっています。そのため、屋内での飼育では紫外線ライトを設置しなければなりません。

紫外線ライトを設置しない場合、脱皮不全などの深刻な事態に発展する恐れがあります。バスキングライトと紫外線ライトがひとつになった商品もあるので、そちらを設置してみてもよいでしょう。

ツリーモニターのハンドリング



結論ですが、素手でツリーモニターのハンドリングを行うことはおすすめできません。樹上性の生き物であるため、非常に長く鋭い爪を有しています。下手に素手でのハンドリングをしようとすると、暴れてしまい手に深い傷がついてしまうでしょう。

しかし、革製の手袋などをして触れ合うことは可能です。その際は念のため長袖の服を着ると、事故が減るでしょう。

ツリーモニターは全体的に臆病な性格であり、あまり人慣れしないとされています。個体差があり、慣れる例もありますが、どうしてもハンドリングをする際は、ツリーモニターにストレスがかからないよう最大限の注意を払って行うようにして下さい。

ツリーモニターの種類や飼育に必要なものを知ろう

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初回公開日:2022年06月22日

記載されている内容は2022年06月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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