イグアナの寿命はどれくらい？特徴や性格・飼育に必要なものも紹介

「イグアナを飼うためにはどのようなものが必要？」
「イグアナの寿命ってどれくらい？」
「イグアナを飼育する時に注意することはある？」
イグアナという動物を知っていてもその特徴などについて詳しく知っている人は少ないため、ペットとして飼いたいと思っても具体的なイメージが湧かない人もいるのではないでしょうか。

この記事ではイグアナの寿命や特徴、飼育に必要なものについて詳しく解説します。この記事を読むことでイグアナの寿命がどれくらいなのか、飼育するためにどのようなものを用意すれば良いのかを知ることができるでしょう。

またイグアナがかかりやすい病気や、飼育する時の注意点についても解説しています。イグアナの寿命や特徴について知りたい人や、イグアナを飼育してみたいと思っている人は是非参考にしてみてください。

ペットとして人気があるイグアナですが、あまり馴染みがない生き物であるためどのような生物なのか詳しく知らないという人も多いのではないでしょうか。

イグアナとはイグアナ科に属するトカゲの総称であり、イグアナにはさまざまな種類があります。ここではイグアナの種類や性格、寿命、値段などについて詳しく見ていきましょう。

イグアナにはさまざまな種類があり、ペットとしてとても人気があるグリーンイグアナをはじめ、サバクイグアナやコーンヘッドイグアナ、マダガスカルミツメイグアナ、トゲオイグアナなどの種類がいます。

グリーンイグアナは成長すると2m近くにまで大きくなるものもいる大型のイグアナで、成長するにつれ明るい緑色から褐色へと変化し、オスは背中の突起が大きく成長するのが特徴です。

淡い褐色に赤い模様のあるサバクイグアナは大きくなっても30cmから40cmほどにしかならない小型のイグアナです。コーンヘッドイグアナは鮮やかな緑色の体色と細長い脚が特徴で、成長すると60cmくらいになります。

マダガスカルミツメイグアナはその名のとおり頭の上に頭頂眼と呼ばれる第3の目があり、大きさは30cm前後です。

尾の部分にトゲのようなウロコを持つトゲオイグアナは成長すると100cmから150cmほどになる大型のイグアナで、成長するにつれ体色が鮮やかな緑色から黒っぽく変化します。

さまざまな種類がいますが、イグアナと言えば一般的にイメージするのがグリーンイグアナであることが多いでしょう。

イグアナというと凶暴なイメージを持つ人もいますが、基本的にはおとなしく温和な性格をしています。

イグアナから攻撃をしてくるようなことは基本的にありませんが、鋭い歯や爪を持っているため思わぬ怪我に注意しましょう。また発情期になると攻撃的になります。オスの方が攻撃的になりやすいため、メスの方が比較的飼育しやすいと言えるでしょう。

またイグアナは爬虫類の中では非常に頭がよく、飼い主を見分けて呼びかけにも反応することがあり、躾をしたことも理解します。

イグアナの平均寿命はおよそ10年から15年ほどと長生きなのが特徴です。飼育環境を整えたり、健康管理をしっかり行ったりすることで20年近く生きることもあると言われています。

最長で29年生きたイグアナも報告されており、寿命が長いためペットとして飼う場合には長い時間を一緒に過ごすことができるのが魅力です。

イグアナの値段は種類によって変わるだけでなく、大きさによっても変化します。一般的には成長するにつれて値段が高くなる傾向です。

手のひらサイズの大きさであるベビーは一般的に3,000円ほど、生後半年から1年くらいの大きさのヤングだと5,000円ほど、大人に成長したアダルトだと10,000円ほどが値段の目安と言えるでしょう。

しかし希少な種類のイグアナの場合には一気に値段が高くなります。アザンティックやアルビノなどの希少種だと100,000円を超えるものまでいるようです。

イグアナをペットにするのには、犬や猫をペットにするのとは違う魅力が存在します。まずはその見た目です。イグアナは恐竜を連想させるような見た目をしており、体長も種類によっては1mを超えるものも多く、迫力があります。

ペットとして人気のグリーンイグアナは、鮮やかな緑の体色でとても美しい見た目をしているのが魅力です。

またイグアナは非常に賢い生き物であるため、飼い主を把握して声にも反応したり、躾をしたりすることができます。大きな声で鳴くこともなく近隣の迷惑になることもないでしょう。

さらにイグアナはきついにおいを出すこともないため、動物のにおいが苦手な人でも飼育しやすいと言えます。

イグアナを飼育するためには、まず快適な環境を整えてあげることが大切です。ここでは、イグアナを飼育するのに必要なものについて詳しく見ていきます。

イグアナの飼育を考えている人は、是非参考にしてみてください。