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ブルーイグアナの値段っていくら?生態や飼育方法についても解説

更新日:2024年07月17日

ブルーイグアナという鮮やかな青いイグアナを知らない人も多いのではないでしょうか。本記事ではグリーンイグアナの色彩変異種であるブルーイグアナの値段や、飼育に必要な知識なども合わせて紹介しています。ブルーイグアナの飼育を考えている方はぜひチェックしてください。

ブルーイグアナの値段っていくら?生態や飼育方法についても解説
「ブルーイグアナって高いのかな」
「飼育はむずかしいんだろうか」
色鮮やで美しいイグアナを見てそう考える方も多いのではないでしょうか。

カエルや蛇のイメージから虫や小動物を餌にあげなくてはならないのかも知れないと二の足を踏んでいる方も中にはいるかもしれません。

この記事では鮮やかなネオンカラーの水色が特徴のブルーイグアナの生態や飼う際に重要な値段についても確り触れた上で、何が必要でどのような点に気をつけて飼育して行けばいいのかなど基本的なことから紹介しています。

読み終わる頃にはブルーイグアナの飼育に必要な飼育設備や知識または手乗りにするスキルまで一通り身につけられるでしょう。

ブルーイグアナをはじめとするイグアナの飼育を考えている方は、ぜひこの記事を読んでみてください。

ブルーイグアナとは?

ブルーイグアナは西カリブ海のケイマン諸島に生息する固有種で、絶滅危惧種として指定されているものを指す場合と、ペットとして養殖されたグリーンイグアナの中でも鮮やかな青みの皮膚をもつ個体を交配させた品種のことを指す場合があります。

日本で一般的にブルーイグアナと呼ばれているものは後者を指すことが多いです。

ブルーイグアナの生息地

ブルーイグアナは中米や南米地域の熱帯雨林に生息しています。危険を察知すると水に飛び込んで逃げたりするため、水面に伸びた木の枝にいることが多いと言われています。

ブルーイグアナの特徴

ブルーイグアナはグリーンイグアナのカラーバリエーションの1つとして、黄色い色素が欠乏したという意味であるアザンティックという名で呼ばれることもあります。青みが強い体の色が何よりの特徴といえるでしょう。

色味が緑に近いものや腹部のみ青いようなものもいたり個体差はありますが、全体を通してみると若い個体の方が色鮮やかなネオンカラーをしていることが多いです。

色味以外の特徴はグリーンイグアナと同じで、草や果物を主食とする草食性の大型の爬虫類で、賢く飼い主の名前を覚えたり、中にはトイレを覚える個体もいます。

ブルーイグアナの寿命

イグアナ自体の寿命は約10〜15年とされていますが、個体差があります。飼育下ではイグアナにとって過ごしやすい飼育環境でストレスなく生活させてあげることで長生きしてくれる可能性も高くなるでしょう。

長くて約30歳まで生きた個体もいるため、飼育する際には積極的に健康管理や環境設備に気を使うようにして、長生きしてくれるように努めましょう。

ブルーイグアナの繁殖期と産卵期

イグアナの繁殖期は毎年秋口から春頃の周期で訪れ、グリーンイグアナのアザンティックであるブルーイグアナの繁殖も同様の時期に行われます。約1歳半〜3歳で性成熟し、それ以降毎年1度秋口に発情期に入り、交尾後約2ヶ月で産卵をします。

発情時期に入ると、オスのイグアナは縄張り意識が強くなって尾を鞭のように振り回したり噛み付いてきたりと、攻撃的な態度をとるようになるので注意が必要です。

メスは攻撃的になることはありませんが、交尾を行っていなくても無精卵を産みますので、卵詰まりなど起こさないように、産卵のためのスペースを作ってあげなければなりません。

土を掘るような仕草や拒食症状などの兆候のほかに目に見えてお腹が大きく膨らんできたりしたら、産卵のためのスペースを作ってあげる必要があります。

なお一回の産卵で約70個生むこともあるので、繁殖を行うのであれば貰い先などの目星をつけて、計画的に行った方が良いでしょう。

ブルーイグアナの性格

ブルーイグアナを含むイグアナは名前を覚えて寄ってきたりするほど賢く、草食系の動物のため臆病で警戒心が強い性格をしています。

そのため嫌なことをされると尻尾で叩いたり噛みついたり、威嚇攻撃をしてくることもあるため、中には気性が荒いと言われてしまうことも多いですが、慣れると大人しい性格の持ち主です。

イグアナは犬猫のように懐くのではなく、段々と飼い主のことを餌を与えてくれる無害な存在だと認識して慣れてくれるようになるだけなので、無理に触れたり、躾をしようと大声で怒鳴ったりすると、嫌なことをする者だと認識し嫌われてしまいます。

幼い頃から餌やりなどで地道に人間や人の手に慣れさせることによって、多くの場合は改善できるでしょう。しかし、個体差もあるため個々に合わせて飼育する際は様子を見つつ歩み寄ることが大切です。

ブルーイグアナの販売価格・値段

グリーンイグアナの場合、手乗りサイズのベビーは約3,000円から販売していて、性成熟しきっていない若い個体だと約5,000円となり、成体になると値段が約10,000円と成長するほど高くなります。

ただしブルーイグアナは通常のカラーリングではなく、色彩変異で生まれた種類の掛け合わせになるため値段も高くなります。

ブルーイグアナは約50,000円〜100,000円が相場と言われていますが、ブリーダーの繁殖具合によって値段も変動するでしょう。

ブルーイグアナの飼育に必要なもの

ブルーイグアナはペットショップなどで見るときは、手に乗るくらいの小さなトカゲですが成長すると約2メートルの大きさに成長します。

ゆくゆくは放し飼いとなり部屋を1つイグアナにあげるくらいの心算が必要ですが、手乗りの時から放し飼いにすることはできません。

かえって行方不明や死亡など大惨事になる可能性すら出てきますので、彼らの成長に合わせて住まいであるケージを買い換えるなりする必要があります。そのため、設備投資だけでもそこそこお金がかかることを覚悟しておきましょう。

また、ブルーイグアナの飼育にはケージ以外にもイグアナの生息地に合わせた湿度や温度などの環境を作り上げるために、照明灯や加湿器のほか止まり木などもレイアウトしてあげる必要があります。

ここからは、それぞれオススメの商品やポイントなど紹介していますのでチェックしてみてください。
  • ケージまたは水槽
  • 照明灯
  • 加湿器
  • 止まり木
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初回公開日:2022年08月10日

記載されている内容は2022年08月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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