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ブルーイグアナの値段っていくら?生態や飼育方法についても解説

更新日:2024年07月17日

ブルーイグアナという鮮やかな青いイグアナを知らない人も多いのではないでしょうか。本記事ではグリーンイグアナの色彩変異種であるブルーイグアナの値段や、飼育に必要な知識なども合わせて紹介しています。ブルーイグアナの飼育を考えている方はぜひチェックしてください。

ブルーイグアナの値段っていくら?生態や飼育方法についても解説
小さい頃ならば尻尾で打たれようが噛みつかれようがさしたる問題ではありませんが、大きく成長してから同じようなことをされたら大怪我になりかねないため、ベビーの頃から少しずつ人に慣らし信頼関係を築いていくことが大切です。

臆病なイグアナは、最初は手を差し伸べられただけでも怖がって逃げたり噛みつこうとしたりしてくるでしょう。はじめは手の指の先に餌を置いて食べさせるようにします。

食べてくれるようなら徐々に手首の方餌を置くようにして近づけていってください。様子を見つつ餌やり中に腕などを撫でてみたりして、焦らず徐々に手が強くないものだと教えていきましょう。

なお背後からぎゅっと捕まれるとイグアナは食べられると勘違いし怖がって暴れます。一気に嫌われてしまう行為なので背中から掴むのはやめましょう。

食事はバリエーション豊富にすること

必要な栄養素はカルシウムだけではないので、根菜や豆類などをバランス良く与えるようにしましょう。

なお、あまり同じものばかり与えていたり色味にメリハリがない食事を与えていると、イグアナが食べなくなることもあるようです。

ブルーイグアナは色を見分けることができると言いますので、同じ色の野菜ばかりでなく、色とりどりのものを与えると食いつきもよくなります。

葉野菜だけでなく、ニンジンなどの根菜やかぼちゃなども薄くスライスし消化しやすいようにカットして、全体の約半分の量を混ぜてあげましょう。

食事はほぼ丸呑みにしてしまいますので食べやすいサイズに切ってあげることも大切です。

また、種や皮、熟れていない硬い果肉なども消化できないので与えるときは十分注意します。果物は糖分や水分が多いものがほとんどなので与えすぎに注意し、少量のみをおやつ程度与えるようにしましょう。

サルモネラ菌に気を付けること

ブルーイグアナを含む爬虫類はサルモネラ菌の保菌主であることがほとんどのため、触れ合った後や彼らのケージや食器などの生活用品の洗浄や消毒にも気をつける必要があります。

また、ブルーイグアナがサルモネラ菌を保菌していることについては、イグアナか他の爬虫類を実際に飼っている人間しか知らない可能性があります。

友人などがイグアナと触れ合う際には、飼い主からしっかりと伝えて食中毒の予防に努めましょう。

近隣住民からの許可を得ること

ブルーイグアナは犬猫のように鳴きませんし、草食性のためきちんと排泄物の処理をしていれば匂いも少ないため、黙って集合住宅などでペットしてお迎えする人も多いです。

しかし、彼らは将来大きく成長しますし、いずれどこかのタイミングで周囲に住む人に知られることでしょう。そうなってから飼育の許可を仰ぐのでは遅すぎます。

大きくなる点を伝えるとどうしても理解を得難いところはありますが、事前にしっかりと伝えて許可を得られれば、安心してブルーイグアナとの生活を楽しめるでしょう。

ブルーイグアナがかかりやすい病気とその対策

イグアナがかかりやすい病気に、くる病と脱皮不全がありますが、どちらも食事内容や飼育環境を見直すことで防げます。

くる病は代謝性骨疾患ともよばれ、成長速度の速いイグアナの体を形成するために必要なカルシウムとカルシウムの吸収を促すビタミンDが不足することによって起こります。骨が奇形して歩行しにくくなってしまったり脆くなり骨折に繋がりやすくなってしまう病気です。

食事でカルシウムを与えるだけでなく、天気のいい暖かい晴れた日には積極的に日光浴をさせてあげましょう。

また、脱皮不全は乾燥や紫外線不足によるものが多く、古い皮膚がうまくはがれず残ってしまい、血流を悪くしたりして、ひどいときには皮膚が壊死して尾などが欠損してしまうこともあります。

飼育環境の保湿や温浴などで防ぐだけでなく、体をこすりつけるときに古い皮膚がはがれやすくなるよう止まり木を設置したり、紫外線量を増やしてみたりなど普段から様子を見て必要に応じて変更するようにしましょう。

飼育できる環境を整えてブルーイグアナをお迎えしよう

ブルーイグアナはベビーの頃からは考えられないほどの大きさに成長する動物で、成長の都度ケージの改築やライトの買い足しが増えたり、のちのちかかってくる空調代や食費など考えても、同居人が一人増えるくらいの値段はかかる手間のかかるペットではあります。

しかし、根気良く接することで、賢い彼らは自分の名前も主人の顔も覚えてくれますし、餌をねだりにくるようにもなるそうです。

飼育できる環境や先立つものがあるのであれば、この記事を読んで飼育に挑戦してみてください。

初回公開日:2022年08月10日

記載されている内容は2022年08月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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