小さいトカゲは初心者でも飼いやすい！おすすめの種類と飼い方などを紹介

ローソンアゴヒゲトカゲはその名の通り顎の鱗が特徴ですが、他のアゴヒゲトカゲ属と比較するとそんなに顎の鱗は発達していません。体に斑紋が入っている個体が多く、オレンジ色や黄色の個体も増えてきています。

生息地はオーストラリアで、特にクイーンズランド州の荒れ地や乾燥した草原で見かけるでしょう。食性は雑食で、自然下では昆虫や小型の哺乳類、果実や野菜を食べています。

体長は30cmほどと小さい種類で、おとなしい性格です。懐いてくれるまでも比較的早いため、初心者でも飼いやすいトカゲといえるでしょう。

平均寿命は10年ほどで、販売価格は5,000～20,000円ほどです。

ニホントカゲはその名の通り日本に生息しているため、馴染みのあるトカゲでしょう。幼体の頃は頭から尾にかけて5本のすじ模様があり、尻尾が鮮やかな青色になっています。

日本でも本州西部から大隅諸島にかけての西日本に生息しており、自然下では昆虫やミミズなどを食べています。

尻尾が長く、体長は16～25cmほどと小さいトカゲです。身幅も細いので、他の小さいトカゲと比べるとさらに小さいと感じるでしょう。昼行性で人慣れしやすい個体が多いため飼いやすいです。

平均寿命は5～6年ほどですが、飼育環境によってはもっと長生きしたケースもあるようです。販売価格は1,500円ほどのため、他のトカゲと比べて購入しやすいでしょう。

ヒナタヨロイトカゲは小さいサイズのヨロイトカゲで、その名の通り鎧を着ているかのような全身の鱗が特徴です。一部は鋭いトゲ状になっており、そのかっこいい見た目で人気です。

アフリカ南東部のサバンナなど乾燥草原地帯に生息しており、昆虫類やクモなどを食べています。

体長は6～7.5cmほどと、とても小さいトカゲです。しかし胴体はボリュームがあり、特徴的な鱗からしっかりとした印象があります。性格は臆病ですが、慣れると寄ってくるほど懐いてくれる個体もいるでしょう。

平均寿命は10年ほどで、流通量が多いため5,000～8,000円ほどで購入可能です。

小さいトカゲがいいけど存在感もほしいという人にピッタリのトカゲです。

フトアゴヒゲトカゲは、興奮したり驚いたりすると下顎を膨らませて威嚇します。全身トゲだらけですが、ゴムのようにやわらかいため扱いやすいでしょう。

オーストラリア中央部から南東部の乾燥地帯に生息しており、雑食で昆虫などをよく食べます。

体長は40〜50cmほどと少し大きめですが、性格は温厚で人馴れしやすいためスキンシップが取りやすいでしょう。首を傾げたりじっと見てくる姿はとてもかわいいです。

平均寿命は10年ほどで、10,000～30,000円ほどで購入可能です。

初心者だけど、小さいトカゲよりも存在感のある大きめのトカゲを飼いたい人におすすめの種類です。

先に紹介したニホントカゲに似ているのがニホンカナヘビです。ニホンカナヘビの方が全長に対して尾長が長く、鱗はマットでざらざらしています。

名前の通り日本全域に生息しており、昼行性で昆虫やクモなどを食べます。

体長は18～25cmほどと小さいトカゲです。こちらも身幅が細いので、他の小さいトカゲに比べるとさらに小さいと感じるでしょう。性格は神経質で自切してしまうため、触ることは難しいです。

寿命は7年ほどで、販売価格は800円ほどです。

アオジタトカゲはその名の通り青く長い舌が特徴的で、手足が短く胴は太く長いトカゲです。

インドネシアやオーストラリア、パプアニューギニアに分布し、砂漠や森林などさまざまな環境に生息しています。雑食で昆虫や節足動物、果物などなんでも食べるので、餌やりしやすいでしょう。

体長は45～60cmほどで、最大で70cmほどにもなる個体もいます。小さいトカゲだと少し物足りないと感じる人にとっては、ほど良いサイズ感で飼いやすいトカゲなのでおすすめです。

飼い始めは警戒する可能性がありますが、基本的にはおとなしい性格なのでスキンシップをとることもできるでしょう。

寿命は10〜20年ほどで、アオジタトカゲにもいくつか種類がいますが5,000〜30,000円ほどで購入可能です。