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ガーゴイルゲッコーの飼育方法|必要なものや人気のモルフを紹介

更新日:2024年10月05日

ペットとの癒しの時間を求めるあなたにオススメするのが、ガーゴイルゲッコーです。この記事ではガーゴイルゲッコーの特徴や、飼育方法や飼育に必要とされる物、飼育する際の注意点をまとめています。ガーゴイルゲッコーの飼育にどうかお役立てください。

ガーゴイルゲッコーの飼育方法|必要なものや人気のモルフを紹介

ガーゴイルゲッコーの飼育方法

飼育方法を知っておくことで、ペットに対する付き合い方がずっと変わってきます。

初めての飼育に挑戦する方も、あらかじめ飼育方法を学んでおくことでペットと長い付き合いができるようになります。

餌の種類と与え方

ガーゴイルゲッコーの餌は3日に1回、腹8分の量を目安に与えます。人工餌に慣れない間はデュビアやレッドローチなどのゴキブリ、コオロギ、ミルワームなどの生きた昆虫を与えましょう。

飼育初期から人工餌に慣れていれば問題はないですが、ガーゴイルゲッコーは野生の時には果物を食べたり、昆虫を食べたりする雑食の生活をしていました。そのため、共に生活していく間に少しずつ、人工餌に慣らしていきます。

人工餌なら生餌の管理の手間がなく、栄養バランスに優れています。飼育に必要な栄養が不足しにくいため、ガーゴイルゲッコーも長生きしやすいです。人工餌は水でふやかして柔らかくしてスプーンなどで口元まで運びます。

昆虫の生餌を与えるときはピンセットで口元まで運び、おやつにはバナナなどの果物や爬虫類用のゼリーをあげてください。

水の与え方

1日にケージ内に1~2回程度の霧吹きをすることで、十分な水を与えることができます。

飲み水を与えるために水入れがあると、さらに良いでしょう。飲み水は毎日交換して、新鮮な飲み水を用意してください。

霧吹きはガーゴイルゲッコーの水分補給だけでなく、ケージ内の保湿も一緒に行えるため毎日忘れないようにしましょう。

最適な温度と湿度

ガーゴイルゲッコーの飼育に適している温度は25℃~32℃です。20℃を下回ると活動が落ち込みます。著しく冷え込む冬季はヒーターを使用してください。

ケージの側面にヒーターを当ててホットスポットをつくりましょう。温度を下げない工夫として飼育ケージの周りを保温性に優れた発泡スチロールで囲む工夫も使えます。飼育する部屋の環境も影響するので冷暖房の使用も視野に入れておきましょう。

湿度は約60%程度が適切です。冬季は乾燥しやすいため保湿性の優れた床材を用意しましょう。それに加えて霧吹きの回数を増やすなどの対策が必要になります。最低でも40%は下回らないように注意しましょう。

飼育頭数

ガーゴイルゲッコーは同じ飼育ケージの中で複数の個体を飼育する、多頭飼いができます。ですが、オスは縄張り意識が強くて喧嘩してしまうため、オスは1匹にしてメスの数を増やすように注意が必要です。

また、雑食性でトカゲも食べてしまうため、どちらか一方が口に入ってしまうサイズの同居にも注意が必要となります。

レイアウト

ガーゴイルゲッコーは普段木の上で生活しているので、高さのあるレイアウトでの飼育が望ましいです。枝や樹皮をレイアウトに加えることで、樹上性の特性に適した落ち着ける環境作りができます。

枝が倒れないように固定することを忘れずに、煩雑過ぎず歩きやすいレイアウトにしてください。地表の広さも大切です。

観葉植物をレイアウトに加えることで、葉に溜まった水滴が飲み水として役立ちます。観葉植物には飼育が簡単なガジュマルやポトスがおすすめです。安価な観葉植物には農薬がついていることがあるので、購入前に農薬を使用した製品であるかを必ず確認してください。

ガーゴイルゲッコーがケージのガラス面にくっついている時間が長いときには、落ち着かないレイアウトになっていると考えられます。配置を変えて様子を見てください。

ガーゴイルゲッコーがなりやすい不調の原因と対策

どれだけ気を付けて生き物を飼育していても、うまくいかないときはあります。それは命を扱っているので当然のことです。

ガーゴイルゲッコーの飼育で特に気を付けていきたい点を見ていきましょう。

脱皮不全

脱皮が近づくと皮膚全体が白くなり、鼻先から脱皮が始まります。

しかし湿度管理が不十分だと、脱皮不全を起こしてしまいます。特に脱皮不全を起こしやすいのが指先とまぶた付近です。古い皮が指先に残っていると壊死の原因になり、まぶたに残っていると眼球に貼り付いて目が開かなくなってしまいます。

治療法は30℃ほどの温浴をさせて、綿棒などを使いながら古い皮を優しく剥がしていきます。難しい場合は医療機関へ受診しましょう。

冬場はケージを加湿していても飼育している部屋自体が乾燥していればケージ内の温度はどんどん下がっていきます。ケージ内だけでなく、部屋自体の湿度管理にも気を配りましょう。

出典:爬虫類の診療|あだち動物病院
参照:https://adachi-ah.jp/sinryo-taishou-reptiles.html
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初回公開日:2022年06月24日

記載されている内容は2022年06月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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