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ヒョウモントカゲモドキの大きさはどのくらい?生態についても紹介

更新日:2024年07月12日

ヒョウモントカゲモドキを飼ってみたいと思っていませんか。この記事では、ヒョウモントカゲモドキの生態、飼育方法、飼育用品などについて詳しく解説しています。様々な色彩変種の中から好みのタイプを選べるヒョウモントカゲモドキ、あなたも飼ってみませんか。

ヒョウモントカゲモドキの大きさはどのくらい?生態についても紹介
水入れ、ウェットシェルターの水は毎日入れ替えます。ヒョウモントカゲモドキの個体によっては水浴びをします。水は腐敗だけではなく、この水浴びによっても汚れますから、毎日の入れ替えが必要です。

また、水の入れ替えの際に、水をケージ内にこぼさないよう気をつけてください。ケージ内が高湿度になりすぎる危険があります。ヒョウモントカゲモドキは乾燥地帯に棲む生物であるということを忘れないようにしましょう。

飼っているヒョウモントカゲモドキが水浴びを好まないようであれば、水入れの大きさを変えて湿度を下げることもできます。

温浴

飼っているヒョウモントカゲモドキに、なんの健康上の不安がないのであれば、温浴は必要ではありません。しかし、何らかのトラブルを抱えてしまった場合、温浴を検討します。温浴は経口・皮膚の水分補給と、直接的な体温上昇が目的です。

特ヒョウモントカゲモドキによく見られる、脱皮不全には温浴が効果的といわれています。

温浴には個体が全身浸かれる容器を使います。洗面器などでよいでしょう。お湯はヒョウモントカゲモドキが溺れないように浅めにします。脱皮不全の場合は、脱皮不全を起こしている箇所にはお湯をかけてやりましょう。

温度は30~35℃が適当です。温度が下がり過ぎると、個体に悪影響を及ぼすので、必ず温度計を用意して温度が下がっていないか確認してください。

時間は10~15分程度です。それ以上お湯に浸かっていると、ヒョウモントカゲモドキがオーバーヒートしてしまいます。また、温浴を嫌がる個体の場合は、温浴自体がストレスになってくるので早めに切り上げましょう。

餌とやり方

ヒョウモントカゲモドキは昆虫食の爬虫類です。餌は、生きたコオロギやデュビア、レッドローチなどを与えましょう。

生き餌はインターネット通販やペットショップで購入できますし、上記の昆虫はどれも自宅で繁殖可能な種です。いずれの昆虫を餌にするとしても、ヒョウモントカゲモドキの個体の大きさに合った昆虫を与えます。

また、栄養バランスの良い人工フードも販売されています。昆虫が苦手だったり、入手困難な場合は導入を検討してください。

ヒョウモントカゲモドキを購入したら、最初にそれまで餌として、何をどのように与えられていたか確認してください。最初は、同じ餌を同じ方法で与えましょう。そののちに、入手しやすい餌に馴らしていきます。

餌となる昆虫を食べ残すと、ヒョウモントカゲモドキに危害を加えることもあります。人工フードは腐敗します。餌はできればピンセットで目の前に持っていって与えましょう。

特に、アルビノ系のヒョウモントカゲモドキは目が悪く、狩りが苦手なので必ずピンセットで与えます。

餌には爬虫類用のカルシウム剤をまぶして与えることで、カルシウム不足によるくる病を予防ができるでしょう。

餌やりの頻度ですが、幼体と、繁殖期のメスには毎日、普通の成体には2~3日に一回、食べきれる量を与えましょう。

ヒョウモントカゲモドキを飼う際の注意点

臭いもほとんどなく、ハンドリングも可能で、鳴かない(ヤモリの中にはかなり大きな声で鳴く種類もいます)、大きさも手頃、ヒョウモントカゲモドキはペットとして理想的な爬虫類です。

しかし、生き物を飼うのですからもちろん、注意しなければならない点があります。

まず、くる病ですが、カルシウム剤を与えていればまず心配はありません。いくつかの感染症もあります。野生個体が出回っていた当時にはよく感染症が見られました。温浴をしても食欲が改善しないとか、充分に食べているのに痩せてきたりしたら獣医師に診せましょう。

以下に、すぐにできる注意できるポイントについて解説します。

ケージの中はキレイしておく

どんな動物を飼育する場合にも言えることですが、ヒョウモントカゲモドキもケージの中は常に清潔に保ちましょう。

与えた餌が残っていたら必ず取り除きます。まれに、生き餌の羽や肢が落ちていますが大きさにかかわらず、これも取り除きましょう。残った餌は、腐ってヒョウモントカゲモドキにとってもよくありませんし、悪臭の原因にもなります。

排泄物は、見つけ次第取り除きましょう。悪臭の原因になります。専用のスプーンなどを用意しておくとよいでしょう。

悪臭がひどくなったら、床材を全部取り替えますが、あまり頻繁に床材を取り替えるのはヒョウモントカゲモドキにとってストレスになります。こまめに排泄物を取り除いて、床材の交換は最低限にしましょう。爬虫類用の防臭剤もありますので、適宜使ってください。

ケージの内壁が汚れていたら水で濡らした布で取るようにします。水だけで落とせない汚れはペット用の洗剤を使用して落としましょう。

餌を食べない時は無理にやらない

いつも問題なく食べているのに、急に食べなくなることがあります。ヒョウモントカゲモドキは尻尾に栄養を蓄えておくことができるので、餌を食べない時は無理に与える必要はありません。

10日ほど餌を与えずにおいて、お腹が空くのを待ちましょう。

痩せてくるようでれば、餌の種類を変えてみます。餌の大きさが原因の場合もあります。また、ケージの温度が低いと代謝が下がり、餌を食べなくなることもあるので温度を確認してください。温度が下がっている場合は温浴が効果的です。

ヒョウモントカゲモドキについて深く知ってみよう

ヒョウモントカゲモドキについて、いろいろ解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

ヒョウモントカゲモドキは大きさも手頃で、ハンドリングもでき、臭わなくて、うるさくない、というペットとして最適な爬虫類です。

飼育方法も餌の入手も簡単で、初心者でも安心して飼える爬虫類ヒョウモントカゲモドキの生態を知って、あなたも飼ってみませんか。

初回公開日:2022年07月30日

記載されている内容は2022年07月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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