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ヒョウモントカゲモドキの大きさはどのくらい?生態についても紹介

更新日:2024年07月12日

ヒョウモントカゲモドキを飼ってみたいと思っていませんか。この記事では、ヒョウモントカゲモドキの生態、飼育方法、飼育用品などについて詳しく解説しています。様々な色彩変種の中から好みのタイプを選べるヒョウモントカゲモドキ、あなたも飼ってみませんか。

ヒョウモントカゲモドキの大きさはどのくらい?生態についても紹介

パネルヒーター

ヒョウモントカゲモドキは亜熱帯の乾燥地帯に棲む生物です。また、爬虫類ですので、変温動物であり、外部から体を温めないと動くことすらできません。ヒョウモントカゲモドキにとって、日本の環境は過酷であるため、ヒーターを設置する必要が出てきます。

特に、幼体には注意が必要で、ヒーターで温めて、ストレスを与えないようにしてください。

上部から温める方法もあるのですが、一般的なのはパネルヒーターでケージの下から温める方法でしょう。パネルヒーターはサーモスタットのついたものを選んでください。

生体にとっては暑すぎるも危険なので、ケージの全体ではなく1/3~半分くらいをパネルヒーターで温めます。ヒーターの大きさはケージに比べて小さくて大丈夫です。ヒョウモントカゲモドキは快適な場所を自分で選んですごすことでしょう。

温湿度計

温湿度計は飼育初日に用意しておきましょう。飼育環境を整える目安になることはもちろん、獣医師や専門家に健康状態を相談する際にも、環境のデータは必要になります。

ヒョウモントカゲモドキを飼育する際には、温湿度計は必要であると認識しましょう。また、大きさの小さい温湿度計を、数か所に置くのが理想的です。数個導入できない場合は、ケージ内で場所を変えて同じ温湿度計で環境の測定をします。

ケージ内に温度・湿度の勾配を作り、ヒョウモントカゲモドキが自分でそのときに快適な場所にいられるように工夫しましょう。

ヒョウモントカゲモドキの飼い方

ヒョウモントカゲモドキの飼い方は難しくありません。現在では、初心者向けの爬虫類とさえ言われています。しかし、かつてはそうではありませんでした。

ヒョウモントカゲモドキが日本で購入できるようになった、50年ほど前には、飼育方法はもちろん確立していませんでした。インターネットもない時代ですから、飼育を試みる人たちは高価な洋書などから知識を得ていたくらいです。

その頃は、ヒョウモントカゲモドキも高価であったにもかかわらず、死なせてしまうケースも多くありました。そこから「砂漠棲の爬虫類は飼育が難しい」というイメージが定着していたほどです。

昔は、パネルヒーターも餌用昆虫も販売されておらず、ケージも熱帯魚用のガラス水槽しかなかったのですから当然かもしれません。

現在では、ヒョウモントカゲモドキの飼育はほぼ確立されていて、インターネットで情報を得ることもできますし、飼育器具も充実しています。あなたも、ヒョウモントカゲモドキを飼ってみましょう。

温度と湿度

ヒョウモントカゲモドキは比較的、低温に強い爬虫類ですが、秋~春の日本の気候では飼育できません。温度も湿度も管理が必要です。

温度は前述したパネルヒーターを利用して温度を保ちます。

ケージ内の温度は25℃を下限、40℃を上限として、最適な温度は低温部が28℃、高温部が32℃です。パネルヒーターだけでこの温度を作り出せない場合は、上部設置ヒーターを使いましょう。乾燥地帯に棲む生物なので、夜間は18~24℃程度に温度を下げます。

アルビノ系、パターンレス系の変異種は、低温の環境に晒されると体色が黒ずみます。これらの品種は美しい体色を維持するために、ケージ内を33℃前後にするとよいでしょう。

また、パネルヒーターの項で述べたように、パネルヒーターは大きさの小さいものを使い、ケージの下全体を温めないようにします。ケージ内に温度勾配を作り、ヒョウモントカゲモドキが快適な場所を自分で選べる環境にしておきましょう。

湿度は約40~60%に保ちます。湿度が低すぎると脱皮不全を起こすことがあります。ウェットシェルターを置くだけでなく、水苔を湿らせたものをケージの隅に置くなどの工夫をしてみてください。

繁殖を試みる場合、温度湿度の設定はもっと厳密なものになります。

水の入れ替え

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初回公開日:2022年07月30日

記載されている内容は2022年07月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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