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ヤモリは無精卵を産むことがある?見分け方や基礎知識も紹介

更新日:2024年01月27日

ヤモリの卵は、無精卵ができることもあるのでしょうか。本記事では、ヤモリの卵が無精卵かどうかの見分け方、無精卵ではない卵の管理の仕方、管理するうえでの注意点などを紹介します。ヤモリの無精卵や孵化について知りたいという方は、ぜひチェックしてください。

ヤモリは無精卵を産むことがある?見分け方や基礎知識も紹介


ヤモリの卵の中には、無精卵が紛れていることもあります。無精卵の中には命が宿っていないため、赤ちゃんが産まれてくることはありません。無精卵と有精卵には見分け方がありますから、きちんと見分けて間違えないようにしましょう。

前述したように、ヤモリの卵は無精卵でも有精卵でも色が変化します。有精卵は薄いピンク色になりますが、無精卵はクリーム色や黄色っぽい色に変化します。最初は無精卵も有精卵も白色で区別がつきませんが、色が変化した後なら無精卵かどうか判別できるでしょう。

オスとメスのペアで飼育していないのに産卵をしたときは、無精卵である可能性が高いです。ただし、元は野生の個体が捕獲してすぐに産卵した場合は、無精卵ではない可能性もあります。その際は卵の色をしっかり見て、無精卵と有精卵を見分けましょう。

ヤモリの産卵に必要なもの

ヤモリに無精卵ではなく有精卵を産ませて育てたい場合には、事前に産卵や孵化に必要なものを用意しておいてください。事前に用意していれば、ヤモリが産卵した際にスムーズに対応し、役立てることができるでしょう。

ここでは、ヤモリの産卵に備えて事前に準備しておきたいグッズを紹介します。ヤモリの産卵を考えている方はぜひ参考にして、グッズを揃えて産卵に備えていってください。
  • 卵を管理するケース
  • ヒーター
  • シェルター
  • 霧吹き
  • カルシウム剤

卵を管理するケース

無精卵でない卵が産まれた場合は、母親とは別のケースに入れて管理しましょう。卵を孵化させるための専用のケースもありますが、孵化した後もそのままヤモリを飼育できる大きさのケースを選ぶことをおすすめします。

卵を管理するケースは、手軽に手に入れられるプラスチックのケースで大丈夫です。そうしたケースの蓋は網目が大きく、ヤモリを育てているうちに虫が発生してしまうことがあります。気になる場合は、目の細かいガーゼで蓋を覆うと良いでしょう。

ヒーター

無精卵でない卵の孵化には、温度が関係しています。温めることで早く孵化することが期待できますから、早く孵化させたい場合はヒーターを設置すると良いでしょう。寒い時期の場合や、寒い地域に住んでいる場合にも役立ってくれます。

おすすめはマットタイプのヒーターです。卵を管理するケースの下に敷くだけで温めてくれます。ただし、プラスチックのケースを使用している場合は、温度が上がりすぎるとケースが融けてしまうこともあるため、注意して使用しましょう。

シェルター

ヤモリの飼育ケースの中には、ヤモリが卵を産みつけるためのシェルターを入れておきましょう。隠れられる場所があると、無精卵でも有精卵でも安心して産みつけることができます。すでにシェルターがケース内にある場合は、別途に用意しなくても大丈夫です。

ヤモリが卵をシェルターに産みつけたら、無精卵でない場合はシェルターごと卵を管理するケースに移動させると良いでしょう。そうすることで、卵を傷つけることなく簡単に移動させ、管理することができます。
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初回公開日:2022年08月04日

記載されている内容は2022年08月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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