ヤモリの赤ちゃんにおすすめの餌は？必要なアイテムや注意点も解説

ヤモリの赤ちゃんを育てる際には気をつけたいことがいくつかあります。ここではヤモリの赤ちゃんを育てるときの注意点について解説するため、ヤモリの赤ちゃんを飼育する際の参考にしてみてください。

ヤモリの赤ちゃんを育てる際には、温度と湿度をしっかりと管理することが重要なポイントと言えます。ヤモリが快適に過ごせる温度はおよそ25℃から30℃、湿度は60％以上です。

そのためケージ内に温湿度計を設置して、ケージ内の温度と湿度を管理するようにしてください。

気温が低くなる季節にはケージ内の温度を適温に保つために、パネルヒーターを使用しましょう。またケージ内の湿度が低すぎると、ヤモリが上手く脱皮できないことがあります。

そのため定期的に霧吹きでケージの中に水を吹きかけるようにしてください。

ヤモリの赤ちゃんに与える生き餌には、きちんと餌をあげるようにしましょう。生き餌にきちんと餌をあげることで生き餌の栄養を高めることができます。

生き餌となる昆虫などに栄養のある餌を与えることをガットローディングと言い、ガットローディングすることで栄養価の高い生き餌をヤモリの赤ちゃんにも与えられるのです。

レッドローチやコオロギにはコオロギ用の餌や果物などの栄養価の高い餌を与えて、生き餌の栄養価を高めましょう。

ヤモリは赤ちゃんのときに必要な栄養をしっかり摂ることができないと、きちんと成長できないことがあります。

赤ちゃんのときにはとくにクル病になりやすいため、カルシウム剤を餌に振りかけてから与えるようにしましょう。

カルシウムが足りないとクル病になったり、しっかりした骨を作ることができずに歩行困難になったりする可能性があります。

重症化すると餌を食べただけであごの骨が折れてしまうなど、餌を食べられなくなってしまうため、カルシウム剤を与えるようにしてください。

ヤモリの赤ちゃんに餌を与えるときは、赤ちゃんに合ったサイズの餌を与えることが大切です。餌のサイズが大きすぎるとヤモリの赤ちゃんは食べることができません。

ヤモリの赤ちゃんにはコオロギならSSサイズを与えるのがおすすめですが、それでも大きいようならヤモリの頭の半分くらいの大きさにカットしてから与えるようにしましょう。

ヤモリの特徴やヤモリの赤ちゃんの飼育に必要なアイテム、おすすめの餌などについて解説しました。

ヤモリの赤ちゃんを育てるためには、生き餌を与えたり、温度や湿度の管理をしっかり行ったりすることが大切です。

ヤモリの赤ちゃんを飼育するのは少し難しいように思えますが、ポイントさえ押さえていれば飼育することもできます。

ご紹介した内容を参考にヤモリの赤ちゃんについて知り、育ててみましょう。