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ニホンヤモリの飼育に必要なものとは?捕獲方法や飼育方法を紹介

更新日:2024年07月22日

ニホンヤモリはどのように捕獲して飼育するのでしょうか。本記事では飼育する前の準備、必要なアイテムやお世話の仕方など、飼育する際の注意点も併せてご紹介しています。ニホンヤモリを捕獲して飼育してみようと考えている方はお役立てください。

ニホンヤモリの飼育に必要なものとは?捕獲方法や飼育方法を紹介
「ニホンヤモリを捕獲したいけどどうすればいい?」
「ニホンヤモリの飼育は難しい?」
「ニホンヤモリの飼育には何が必要?」
このようにニホンヤモリの飼育を考えている方にはさまざまな疑問があるのではないでしょうか。

ニホンヤモリの飼育方法が気になるという方はいるでしょう。この記事では、ニホンヤモリの基礎知識やニホンヤモリの生態、ニホンヤモリを捕獲しやすい時期・場所、ニホンヤモリの飼育に必要なものなどを詳しく紹介していきます。

この記事を読むことで、ニホンヤモリへの知識が深まり、安心してお世話することができるでしょう。

ニホンヤモリの飼育に挑戦したい方や、捕獲したニホンヤモリの飼い方が分からない方は、ぜひ参考にしてみてください。

ニホンヤモリとは?

ニホンヤモリは名前に日本がついていますが、外国から日本に入ってきた外来種です。日本にいつ定着したのかはっきりと分かってないですが、おそらく平安時代以降とされています。数か所の都道府県で、準絶滅危惧などに指定されています。

家の壁や窓に張り付いているのをよく見かけるニホンヤモリは漢字で家守と書き、シロアリや小さな虫などの害虫を食べて家を守ってくれます。それは、ありがたい存在ではないでしょうか。

ヤモリは益獣で縁起が良いと言われる

ヤモリは昔から縁起がいいと言われる生き物です。ヤモリを漢字にしたら「家守」と書き、その漢字の通り害虫を食べることによって家を守ってくれます。

そして、ヤモリが出る家はお金持ちと言われています。そう言われた由来は、昔の貧乏な家は夕飯を食べると早く灯りを消して寝ていましたが、裕福な家は夜遅くまで灯りをつけていたことからです。というのも、ヤモリは夜の灯りに集まってくる虫を食べるために、明るい裕福な家に集まるのです。

他にも家庭円満、出世する、結婚、妊娠などさまざまな幸運を運んでくれると言われています。

ヤモリとイモリの違い

ヤモリとイモリは似ているようで実は全く違います。

ヤモリは爬虫類でヘビやトカゲの仲間です。イモリは両生類でカエルの仲間です。ですので、ヤモリとイモリでは生息している場所が違います。

分かりやすく区別するためには、漢字を見てみるといいでしょう。ヤモリは漢字で「家守」、イモリは漢字で「井守」と書きます。なぜなら、ヤモリは家やその周りに生息するので家を守ると書きます。イモリは井戸などの水辺に住むので井戸を守ると書きます。

つまり、ヤモリは陸に生息し、イモリは水辺に生息しているということです。

ニホンヤモリの生態

ヤモリと聞いて思い浮かべる姿は、夜の窓ガラスや壁にいるニホンヤモリでしょう。身近な爬虫類ではありますが、二ホンヤモリの生態については、あまり知らない人がほとんどです。しかし、爬虫類の中ではトカゲと同様に人気があるのです。

では、ニホンヤモリの生態をご紹介しますので、もし次に二ホンヤモリを見る機会があれば、よく観察してみてください。目がくりくりしていてとても可愛らしいですよ。

生息場所について

ニホンヤモリが食べるのは昆虫です。なので、餌となる昆虫が多くいる場所にいます。昆虫が多い森や人の家の周辺も灯りに集まる虫を目当てに集まることが多いです。

寒さには弱く、北海道では生息が確認されていないですが、秋田県以南の本州で確認されることが多いようです。

また、二ホンヤモリは夜行性なので、夜に見かけることが多いでしょう。冬になると冬眠して、姿を見せなくなります。

体長について

ニホンヤモリの大きさは、成体でも8センチ~10センチくらいです。まれに15センチくらいまで成長したニホンヤモリもいますが、それでも、小さな爬虫類です。

しかし、海外には35センチ~40センチくらいにもなる特別大きなヤモリもいます。ニホンヤモリと本当に同じヤモリかと思うほどの大きさです。

世界中のヤモリと比べると、ニホンヤモリは華奢でとても小柄なのです。

寿命について

ニホンヤモリの寿命は5年から10年くらいだとされていますが、中には10年以上生きることもあるようです。小さい体にしては長生きですよね。

飼育下で長生きさせたい場合、環境を整えてあげることや、栄養を考えること、温度管理をしっかりすることが大切です。

飼うことを検討されている方は、10年以上生きることも想定して、最後まできちんとお世話ができるか考えましょう。

繁殖・産卵について

ニホンヤモリの繁殖時期は3月~7月頃が多いとされています。この時期に卵を産むのです。気温によって変わりますが、大体1ヶ月から2ヶ月くらいで孵化します。ですので、夏前には産卵して、夏ごろには孵化をするということですね。

飼育下でも繁殖をさせることが可能です。暖かい時期に産卵をするのでヒーターの用意などは要らず、卵が乾燥しないようにたまに霧吹きで湿らせる程度です。あとは触らずそっとしておきましょう。

ニホンヤモリを捕獲しやすい時期・場所

二ホンヤモリを飼育するには、ペットショップで購入するか、自分で捕獲して飼うこともできます。普段はあまり見かけることが少ないかもしれないですが、探してみれば見つかる可能性は十分にあります。そして、意外と簡単に捕獲できるのです。

二ホンヤモリは暖かい時期に活動しますので、探すのは夏が良いでしょう。見つけやすい時間帯は活動的になる夜がおすすめです。餌となる虫が集まりそうな灯りがあるところを探してみましょう。

ニホンヤモリの捕獲方法

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初回公開日:2022年09月23日

記載されている内容は2022年09月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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