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ヤマカガシは飼育できるの?ヤマカガシの特徴や毒性・似たペットを紹介

更新日:2024年06月06日

ヤマカガシは日本で最も強い毒を持った蛇です。生息域はとても広く自然が豊富な場所に生息しています。性格の特徴だけなら、飼ってみたいと思う方もいるかもしれません。しかし、ヤマカガシは特定動物に指定されており許可なく飼育することはできません。

ヤマカガシは飼育できるの?ヤマカガシの特徴や毒性・似たペットを紹介

ヤマカガシとはどんな蛇なのか?

皆さんは「ヤマカガシ」という蛇をご存じですか?田んぼなど自然が豊富な環境で生活している方なら名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。都会の方で生活している方はあまりなじみがない蛇だと思います。

ヤマカガシとは日本列島に幅広く生息している、有毒の蛇です。

この記事ではヤマカガシの性格や毒の危険性また、飼育できるのかなど幅広く紹介していきたいと思います。

外見の特徴

写真を見て頂くとわかる通り、体の側面に斑点模様があることがヤマカガシの外見の特徴です。大きさは70cm~150cmほどです。

しかし、この模様には地域によって違いがあります。関東地方では赤い斑点模様、関西地方では斑点模様が不明瞭、近畿地方から中国地方では赤色ではなく青色の模様が見られるなどの違いがあります。

また、幼体の場合は頭の少し下の部分に黄色い帯状の模様が見られることが多いですが、これも個体によってはないこともあります。

生息地

本州、四国、九州、佐渡島、屋久島、種子島など日本列島に幅広く生息しています。北海道、南西諸島、小笠原諸島には生息していません。

山地から平地まで広く生息しており、餌としている生き物が水辺に多く生息していることから特に田んぼ、池、川など水がある場所に多く生息しています。

餌として大好物なのは、カエルです。この他にもトカゲや魚、鳥の卵を食べることもあります。

カエルを好んで食べる蛇は多く存在していますが、ヒキガエルは有毒のため食べる蛇は少ないです。しかし、ヤマカガシは有毒であるヒキガエルをも食べてしまいます。

ヒキガエルを食べることでヒキガエルの毒を体内に溜めこみ、再利用しているのです。

特定動物

特定動物とは、一体どんな動物のことなのか調べてみました。

ヤマカガシも環境省の定める特定動物に指定されています。

ちなみに、特定動物は約650種類が指定されており、特定動物を飼育または保管する場合には都道府県知事または政令市の長の許可が必要となります。飼育する場合は許可の申請を忘れないようにしましょう。

特定動物(とくていどうぶつ)とは、日本の法律である動物愛護管理法の規定に基づいて、人の生命、身体又は財産に害を加えるおそれがある動物として政令で定められる動物種のことである。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%AE%9A%E5%8B%95... |

ヤマカガシは飼育できるのか?

先ほども触れましたが、飼育または保管するには都道府県知事または政令市の長の許可が必要です。許可を得ることができればヤマカガシを飼育することはできます。

しかし、ヤマカガシを飼育するには飼育する環境、設備、方法などいくつかの項目で基準が設けられており、これらの基準を満たす必要があります。

また、この基準は自治体によって違うこともあるので、飼育する場合はしっかりと確認しましょう。

ヤマカガシの性格

ヤマカガシの性格の代表的な特徴は「おとなしい」「動作が速い」「臆病」の3つです。

これらの性格の特徴はあくまでも代表的な例です。人間の性格が十人十色であるように、ヤマカガシの性格も様々であることが考えられます。

おとなしいとは言っても毒を持つハンターです。見つけた場合はむやみに近寄らずにそっとしておいてあげましょう。
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初回公開日:2019年08月09日

記載されている内容は2019年08月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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