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ヒバカリの寿命はどれくらい?飼育に必要なものや適した環境も紹介

更新日:2024年02月04日

ヒバカリを飼育する際、どのような環境で飼育すれば良いかご存じでしょうか。この記事では、ヒバカリの基本的な生態に加え、飼育に必要なものや飼育する時の注意点などを紹介します。ヒバカリの飼育法に疑問や不安がある方は、是非チェックしてみて下さい。

ヒバカリの寿命はどれくらい?飼育に必要なものや適した環境も紹介
「ヒバカリの飼育方法を知りたいな」
「ヒバカリの寿命はどれくらい?」
「ヒバカリが好む環境ってあるの?」
このように、これからヒカバリを飼育する人は沢山の疑問や悩みが多くあるのではないでしょうか。 

この記事ではヒバカリに関する基本的な生態に加え、寿命と繁殖時期、飼育に必要なもの適した環境などを紹介していきます。

この記事を読むことで、ヒバカリの生態がわかり寿命や繁殖の方法がわかります。これから飼育したい人は、ヒバカリに適した環境を整えた上で飼育することができるでしょう。また、ヒバカリに関して疑問を持っている人も良く理解できますよ。

ヒバカリを飼育してみたいと考えている人は、是非この記事をチェックしてみて下さい。

ヒバカリの生態とは?

はじめてヒバカリを飼育する人は生態が全く分からず悩むでしょう。生態をしっかり理解してから飼育することでヒバカリも健康的に育つでしょう。

ここでは、ヒバカリの生息地や食べ物、雌雄の判別など基本的な情報を解説します。また、昔から言われているヒバカリと人間の関係についても知ることができます。

ヒバカリについてさまざまな疑問がある人は生態を詳しく知ることができるでしょう。これからヒバカリを飼育する人は、この項をチェックしてみましょう。

生息している地域

ヒバカリの生息地地域は、本州や四国、九州、佐渡島、壱岐。隠岐、五島列島、下甑島、舳倉島で確認されています。また、国外では、朝鮮半島に分布しているヘビです。

ヒバカリは低い山地の河原や自然豊かな森林。田畑の石垣の隙間などに生息しています。おとなしい性格で、夜になると活動を始める夜行性タイプです。夕方から夜にかけて水田や水辺に現れて姿を見ることができるでしょう。

比較的広い場所に生息し、身近な場所で生息していることで見たことがある人も多いでしょう。

食べるもの

ヒバカリは肉食性で飼える類やミミズ、小魚を食べて生きています。水中に潜ってオタマジャクシや小魚を見つけて食べることもあります。水辺で生息するのは餌が多いからでしょう。

また、ヒバカリを飼育する時は、小さなカエルやオタマジャクシ、ミミズ、どじょう、金魚、メダカなどを与えます。多様な種類を好んで食べ、冬眠を迎える秋になると大量に消費します。

自然界では、ヒバカリが餌を選んで食べることができますが、飼育する場合は色んな種類を与えることで寿命が長くなります。

毒の有無

ヒバカリは毒蛇のイメージがありますが、無毒のヘビです。指を噛まれても少し引っかかる程度の痛さで、牙も小さく血が出ることはないでしょう。

ヒバカリは小さなサイズのヘビで、もし毒があっても人間が死ぬことは無いと言われています。無毒のヘビなので、安心して飼育することができます。

しかし、ヒバカリはカエルやミミズなどを食べて生きています。温厚なヘビなので噛みつくことはありませんが、防御本能で噛まれた時は消毒しましょう。

体のサイズや他の蛇との違い

ヒバカリは小型のヘビで体長は約30cm~60cm程度です。体重は約10~25gでとても軽く片手で簡単に持つことができます。ちょうどマムシと同じくらいのサイズでしょう。

ヒバカリは小さなヘビですから、飼育方法も他の種類のヘビとは違います。温度や湿度の変化に弱く、餌切れや水切れにも弱いです。何に対しても耐久性が低く、飼育が難しいヘビだと言われています。

もし、病気になってしまったら手の施しようがなく衰弱していくでしょう。寿命まで飼育するには経験が必要です。

人間との関わり

ヒバカリは「噛まれればその日ばかりで死ぬと」言われており、聞いたことがある方もいるでしょう。しかし、実際は無毒で死ぬことはありません。

一説によると、ヒバカリは追い詰められた時に威嚇することがあります。その姿が、毒蛇を思わせるのでこの名前が付いたと言われています。

また、ヒバカリは夕方に現れることが多く、農作業をしている方は、ヒバカリを見ると帰る時間だと判断したそうです。ヒバカリは、性格も温厚で人になつきやすく、可愛いヘビです。

雌雄の判別方法

ヒバカリの雌雄の判断は、側面から見ます。オスは尾の部分を見ると生殖器を収納する部分が膨らんで見えて、その末端に段差があります。メスは尾部に段差が無くスッと伸びています。

実際に動いているヒバカリをもって確認するのは初心者には難しいです。わからないようであれば、専門家に見てもらっても良いでしょう。

オスとメスの判断がついたら、同居させることで繁殖させることができます。上手くいけばメスが産卵してくれます。

ヒバカリの寿命と繁殖時期

ヒバカリの交尾は5~6月に多く見られます。この頃にオスとメスを同居させることでメスは産卵をします。交尾が上手くいくとメスは6~8月にかけてコケや草の中に2~10個の卵を産むでしょう。

産卵してから約36日で孵化して、かわいい赤ちゃんヘビが見られます。生まれたばかりの幼蛇は全長約150mmほどです。寿命を迎えるまで大切に育てたいですね。

ヒバカリの寿命は7~20年位と言われていますが、飼育が難しいヘビなのワンシーズンで死んでしまう事もあるでしょう。
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初回公開日:2022年09月23日

記載されている内容は2022年09月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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