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ヒバカリの寿命はどれくらい?飼育に必要なものや適した環境も紹介

更新日:2024年07月23日

ヒバカリを飼育する際、どのような環境で飼育すれば良いかご存じでしょうか。この記事では、ヒバカリの基本的な生態に加え、飼育に必要なものや飼育する時の注意点などを紹介します。ヒバカリの飼育法に疑問や不安がある方は、是非チェックしてみて下さい。

ヒバカリの寿命はどれくらい?飼育に必要なものや適した環境も紹介

ヒバカリの販売価格や入手方法

ヒバカリを入手する方法は2つあります。野生のヒバカリを捕まえて飼育する場合、5月ぐらいから梅雨時までと、夏の終わりから秋口に見付けられるでしょう。生息している田畑や水辺で捕まえることができるでしょう。

ペットショップなどで販売していることもあり、2000~3000円程度で購入して飼育することもできます。

しかし、ヒバカリは、近年の開発や水田の用地転換によって地域によっては個体数が減少しています。自治体によっては純絶滅危惧種に指定しているので、捕獲はしない方が良いでしょう。

ヒバカリの飼育に必要なもの

ヒバカリを飼育するにはケージや床材などが必要になります。生態と合わせた環境を整えて飼育してあげることが寿命を延ばす条件になります。

ここでは、ヒバカリに必要な飼育ケージ、床材、水のみ場、シェルターなどを紹介します。ヒバカリは水が大好きなヘビですから、水回りはよく考えてあげたいですね。

はじめてヒバカリを飼育する人は、爬虫類用のグッズを購入してからヒバカリを迎えてください。では、ヒバカリの飼育に必要なグッズを調べてみましょう。
  • 飼育ケージ
  • シェルター
  • 床材
  • 冬の保温設備
  • 水容器

飼育ケージ

ヒバカリを飼育するにはケージが必要になります。ヒバカリの飼育ケージは高さはあまり必要ないですが、床面積が広いものを選びます。とぐろを巻く蛇ではないので、広い床面積が必要になります。

最低でも45cmサイズの飼育ゲージが必要です。プラケースでもかまいませんが、爬虫類用のケージなら自然環境を再現しやすくなります。

また、爬虫類用のケージならメンテナンスや餌やりが簡単です。脱走を防ぐロック付きのケースもあります。

シェルター

ヒバカリは身を隠せるシェルターを用意してあげましょう。ウェットタイプのシェルターなら、くぼみに水を入れるだけで高湿度のスポットにしてあげられます。いろいろなサイズが販売されているので、個体にあったものを選んであげると良いでしょう。

また、自然の環境に近づけるには観葉植物もおすすめです。掃除がしやすいように鉢のまま入れてあげれば手間もかかりません。自然の植物はヒバカリにとっても心地よく寿命も延びるでしょう。育てやすいポトスなどがおすすめです。

床材

床材に関してはさまざまな考えがありますが、ヒバカリはジメジメした環境があまりよくないです。できるだけ自然の状態に近づけるように、爬虫類マットや自然の土が良いでしょう。

自然の土を利用する時は、天日干しをして殺菌します。湿らせた水苔を5cm程の厚さに敷き、その上に土を5cm敷きます。土の内部が乾燥しすぎないように保てて自然な状態に近づけます。

また、ケージ内に観葉植物を置くことで、自然に湿度を与えられジメジメになりすぎません。マットや観葉植物を入れる時は誤飲しない物を選びましょう。

冬の保温設備

ヒバカリは20度前後で飼育をします。比較的涼しい環境を好みますが、寒い季節になるとヒーターが必要になるでしょう。温度が上がりすぎると良くないので、調節できるヒーターを選ぶと使いやすいです。

パネルヒーターを使う時はケージの1/2~1/3に敷いて使います。半分に敷くことでヒカバリが自分で体温調節しやすくなります。必ず常温の部分を残しておくことがポイントです。

ケージ内には必ず温度計を設置して適温をキープしましょう。快適な環境を保つことが寿命を延ばすポイントです。
次のページ:ヒバカリを飼育するときの注意点

初回公開日:2022年09月23日

記載されている内容は2022年09月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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