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ヒバカリの寿命はどれくらい?飼育に必要なものや適した環境も紹介

更新日:2024年02月04日

ヒバカリを飼育する際、どのような環境で飼育すれば良いかご存じでしょうか。この記事では、ヒバカリの基本的な生態に加え、飼育に必要なものや飼育する時の注意点などを紹介します。ヒバカリの飼育法に疑問や不安がある方は、是非チェックしてみて下さい。

ヒバカリの寿命はどれくらい?飼育に必要なものや適した環境も紹介

水容器

ヒバカリの飲み水は、大きめのタッパーでかまいません。全身が浸かるくらいの大きさを選び、保湿用と飲み水に使用します。

ヒバカリは水の中にいることが大好きな生き物です。大きめのサイズを用意して水切れしないように飼育をすることが寿命を延ばせるでしょう。お水は最低でも2日に1回は交換します。

見栄えを気にする方は、爬虫類用の水入れも販売しています。できるだけ大きなサイズを選んで入れてあげると良いでしょう。爬虫類用は登りやすく安全に設計されています。

ヒバカリを飼育するときの注意点

ヒバカリを飼育してワンシーズンで死んでしまうと悲しい気持ちになります。上手に育てれば7~20年程度生きてくれるヘビですから寿命まで責任をもって育てましょう。

ヒバカリは温度や湿度の管理が難しいと言われています。最適な温度で飼育をして寿命を迎えさせたいです。長生きさせるには冬眠も不可欠で、やはり上級者向けのヘビと言えるでしょう。

ここでは、ヒバカリの寿命を長くするために、温度管理や餌の与え方、掃除について解説をします。しっかりマスターして長寿を目指しましょう。

湿度・温度管理

ヒバカリは比較的涼しい環境を好みます。適温は20度前後で、暑さに弱い爬虫類です。最適な温度管理で寿命まで生きてもらいましょう。

特に夏は気温が上がりすぎると負担になります。必ず冷房の効いた部屋に置き、涼しい環境で育てましょう。ヒバカリは冬になると冬眠をする生き物です。できるだけ冬眠させると寿命を迎えることができます。

しかし、どうしても冬眠が難しい場合はヒーターで暖めて越冬します。ケージの下にヒーターを敷いて床から温めるようにしましょう。

そして、最適な湿度は60%~70%程です。多湿を好むので毎日、朝と夜に霧吹きをして湿度を保ちます。ベストな環境にして寿命を延ばしましょう。

エサの与え方

野生のヒバカリはミミズやオタマジャクシなど水辺の付近に生息する生き物を食べて生活しています。飼育下では爬虫類の餌として販売されている小さなカエルやオタマジャクシ、金魚、ミミズ、ドジョウ、メダカなどを与えます。

釣り餌として売られているドバミミズは食べませんので注意しましょう。与える量は、お腹いっぱいになるまで食べさせます。少し残す程度の量がちょうど良いです。

多様な餌を食べたいだけ与えることで寿命まで生きてくれるでしょう。

ケージ内は清潔に保つ

ヒバカリは綺麗な環境を好むヘビです。ケージ内でしたフンはこまめに取り除き、常に清潔に保ちます。床材を使用する時は、湿らさないようにして、土を入れる時は雑菌が入らないように天日干しをします。

ジメジメした環境にしてしまうと、弱ってしまい寿命まで生きることができません。ケージ内はカビやキノコなどが生えないように、常に清潔な環境を保つように心がけましょう。

飲み水やシェルターなどは、移動しやすいようにすることで掃除もらくになります。

ヒバカリがかかりやすい病気

ヒバカリは爬虫類ですから、病気になると専門の動物病院でしか診てもらえません。近隣に爬虫類を診てくれる動物病院があることを確認してから飼育をスタートしましょう。

ヒカバリは、病気になるとあっという間に衰弱してしまいます。寿命まで生きてもらうには、病気になった時のケアが大切になります。

爬虫類は脱皮する生き物です。湿度が低いと乾燥したり、脱皮を助ける摩擦物が無かったり不適切だと脱皮不全が起こります。脱皮不全になると、食欲不振や皮膚感染症や血行不良が起こります。

このようになったら早めの受診が必要です。日頃から様子を観察して、少しでも様子がおかしい時は動物病院へ行きましょう。

ヒバカリの寿命や適切な環境を知って飼育を検討してみよう

ヒカバリの寿命と飼育に必要な物や適した環境を紹介してきました。ヒカバリは身近なヘビで温和で人気がありますが、上級者向けのヘビです。

温度や湿度管理が難しく、油断をすると病気にさせてしまう事もありました。ヒバカリは最適な環境だと寿命が長いヘビです。飼育下では細かく管理をしないと短命になることが多く、ワンシーズンで死んでしまう事もあります。

ヒバカリを飼育する時は、ある程度ヘビの飼育に慣れていることが求められます。飼育環境を整えて寿命まで大切に育ててください。

初回公開日:2022年09月23日

記載されている内容は2022年09月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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