シマヘビを飼育する方法とは?環境レイアウトのポイントや注意点を解説
更新日:2024年07月08日
生物を飼育していると思い通りにいかないことや想定外の事態が発生します。
突然のことにパニックにならないよう、シマヘビを飼育するうえで知っておきたい3つの注意点を紹介します。
突然のことにパニックにならないよう、シマヘビを飼育するうえで知っておきたい3つの注意点を紹介します。
脱皮不全の場合は湿度環境を見直す
脱皮の際、通常はシェルターなどのざらざらした部分に体をこすらせることで脱皮を成功させます。
しかし、湿度環境が整っていないと脱皮不全になります。湿度環境に問題がある場合は、体をぬるま湯で湿らせ、ピンセットで補助的に剥いてあげる必要があります。焦らずゆっくりと時間をかけて皮を剝いていきましょう。
脱皮不全は病気の場合も起こりますが、まずは脱皮を手助けする物の有無と湿度環境を確認しましょう。
しかし、湿度環境が整っていないと脱皮不全になります。湿度環境に問題がある場合は、体をぬるま湯で湿らせ、ピンセットで補助的に剥いてあげる必要があります。焦らずゆっくりと時間をかけて皮を剝いていきましょう。
脱皮不全は病気の場合も起こりますが、まずは脱皮を手助けする物の有無と湿度環境を確認しましょう。
野外採集直後の飼育は暗い場所で落ち着かせる
神経質なシマヘビにとって新しい環境に慣れるまでにはストレスがかかります。
野外採集直後はすぐに餌を与えるとストレスを感じることがあるため、2~3日は餌を与えず、暗い場所で一旦落ち着かせる必要があります。
しばらくシェルターの中でそっと見守っていましょう。
野外採集直後はすぐに餌を与えるとストレスを感じることがあるため、2~3日は餌を与えず、暗い場所で一旦落ち着かせる必要があります。
しばらくシェルターの中でそっと見守っていましょう。
卵を孵化させる際は向きや温度・湿度管理に気を付ける
シマヘビの卵を孵化させる時には注意が必要です。
シマヘビが水容器の中で産卵すると幼ヘビが溺れるため、水容器を撤去するか向きを変えるなど工夫が必要です。
産卵床といって、水で湿らせたミズゴケやバキュームライトを敷いたタッパーを用意しておくと安心です。
卵の孵化のためには約25~30度が適温とされ、湿度は約65~90%を維持しましょう。
高温多湿な環境では卵にカビがついて腐ることがあるため、通気性も大切です。
シマヘビが水容器の中で産卵すると幼ヘビが溺れるため、水容器を撤去するか向きを変えるなど工夫が必要です。
産卵床といって、水で湿らせたミズゴケやバキュームライトを敷いたタッパーを用意しておくと安心です。
卵の孵化のためには約25~30度が適温とされ、湿度は約65~90%を維持しましょう。
高温多湿な環境では卵にカビがついて腐ることがあるため、通気性も大切です。
シマヘビを飼育するためのポイントや注意点を押さえよう
飛びかかってくる系シマヘビだったけど、捕まえたあとはシキミさん流ハンドリングで噛んでこなかった pic.twitter.com/15LA39VvSL
— yuta (@OrcusYuta) August 25, 2019
シマヘビの飼育は準備の段階から入念にする必要がありますが、どれも簡単にできるものばかりです。
定期的なお手入れをして飼育環境を整えることで神経質なシマヘビもストレスなく快適に暮らせるようになります。
毎日の手入れの他に、脱皮や卵の孵化に立ち会うことでより一層シマヘビへの愛も深まり、飼育も楽しくなることでしょう。飼育ブログなど成長記をつけるのもおすすめです。
ぜひこの機会にシマヘビを飼育してみませんか。
初回公開日:2022年06月04日
記載されている内容は2022年06月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。